おいしいものにこだわって朝の元気をお届けしますToday's Future。 今週は、春よ早く戻って来いよぉ〜、柔らかな風をうけて芽を出しつぼみを ふくらませ、美しい花を咲かし始める植物に注目してお届けします。

題して『フラワー・テーブル』。

お花屋さんの店先にはもう色とりどりの花々が 並び、ハーブの苗もそろって来ました。街を歩いていてもそうですね？　緑が 活き活きとして来ているのが分かりますし、沈丁花の花の香りにふと足を止める 事もあります。何よりも私はチューリップが風になびいてユラリユラリしている 姿に本当にもう目を細くしてしまうんです。という訳で今週はお花いっぱい 『フラワー・テーブル』。花、植物をテーマにおいしく楽しくお届けします。

１日目の今日は、まずは食いしん坊の為のお花の話題。花のオイルでクッキング してみませんか？
そうです、植物を原料としたオイルの中には美しい花を咲かせる その種から作られたものがあります。例えば太陽に向かって咲くひまわりの種から 作られるひまわりオイル。あと鮮やかな赤い色の花びらが古くから染色にも利用 されていました紅花の種から作られる紅花油。

名前を聞いただけでヘルシーな イメージのあるこうしたオイルなんですが、実際に油脂の中でも健康食品として 注目されています。特に紅花油。他の油脂に比べてリノール酸をもっとも多く 含んでいます。この良質の脂肪酸が身体にいいとされてるんですね。
ひまわりの オイルももちろんリノール酸が多く、さらにビタミンＥを多く含んでいるのが 特徴です。いずれもサラリとした淡泊な風味でサラダなどにベストマッチですから 早速春のサラダでも作ってみましょうか？

材料は何でもいいんですが、例えばたんぽぽのギザギザした葉っぱを使って みましょうか。東京に住んでいると、たんぽぽの葉を摘んでくるという訳には なかなかいきません。アスファルトを割って生えてるたんぽぽは頑丈ではあるん ですが、ちょっとね、粉塵が付きまくってるのも心配がありますから。

最近は自然食品や有機野菜を扱うマーケットで時折見かけることがあります。 ほろ苦い味が特徴ですが、これがいかにも春という感じで、なかなかです。 レタス、サニーレタスとか、かいわれ大根とかミックスしてお皿に並べて、茹で 卵を細かく切った、あるいはその茹で卵を裏ごしに掛けたものをトッピングします。 これはミモザサラダと呼ばれるサラダで、黄色のフワフワッとした卵でミモザの 花のイメージを作ります。これに紅花やひまわりのオイルで作ったシンプルな ドレッシングをかけるだけです。
たんぽぽでしょ、紅花、ひまわり、そしてミモザ。 まさに春の花尽くしです。例えば今週の木曜日、お休みの日のブランチにでも フラワーテーブルメニューとして作ってみては如何がですか？

明日は花粉症にも効くという噂のお花ジュースをご紹介します。 必聴ですよ！花粉症の方。

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今日はとびっきりおいしいフラワードリンクのお話し。

最近はハーブティーがすっかりポピュラーになっていますが、カモミールに ラベンダー、ミント、レモングラスそして薔薇のお茶。あと色んなたくさんの 種類が出ています。それぞれの芳しい香りには、リラックス効果、覚醒効果など 様々な効能があって、心にも身体にも素敵な時間をプレゼントしてくれます。

今日は特に花粉症のシーズンにぴったりの、ノドと鼻にいいと言われるお花の シロップをご紹介します。

その名前は『エルダー』。

一度は耳にしたこと ございますでしょうか？　日本名は”西洋にわとこ”と言いますが、５月に白い かわいいお花を咲かせる、すいかずら科の花から取ったシロップ。昔からノドの 感染症に効くと言われてるんだそうです。何でもエジプト文明以来継承されてきた 民間薬だそうで、発汗作用に優れてるわ、かつてヨーロッパで風邪の治療に 使われたとか。

このエルダーシロップを愛用しているのはイギリスの人々なんです。 ノドの感染症を防ぐため、この花のシロップからうがい薬を作ったり、ペパーミント 等と組み合わせてドリンクを作ったり、鼻炎の症状緩和に利用したりしている そうです。うがい薬なんて聞くと、味の方は歯磨きの味がするんでないかい？ と、ちょっと期待できないかと思いきや、実はこのエルダーの花のシロップ、 ほんのり甘くて、ちょうどマスカットに似た香りがしてとてもおいしいんだそうです。 私もまだ飲んだことがないんで何とも言えないんですが、マスカットに似た 香りがするっていうところからして、飲みやすさは伝わって来ます。

イギリスではシロップをお湯で割ってエルダーハーブティーにしたり、ソーダで 割ってアピリティフ？にしたり、健康にいいという事だけじゃなくおいしい飲み物 として人気があるというお話しです。 しかもノドと鼻にいいらしいと聞けば、花粉症のシーズン、ちょっと試してみたい ですよね〜？

都内のハーブショップ等にはイギリスから輸入されたこのエルダーの 花のシロップが売られていますから、興味のある方は是非トライしてみて下さい。 ドロリとしたシロップをソーダや水で割ったり、あるいあは白ワインで割ったり。 白ワインで割るとちょっとこう甘さが緩和されるそうです。 あと、とびっきり爽やかなフラワードリンクが色んな種類楽しめます。

エルダーフラワーについて資料がありますので、ここでちょっとピックアップしたい と思います。ミセス・グリーフという作家がいまして『近代ハーブ』という本が 出てるんですね。この分野では極めて権威のある本なんですけれども、この中で 彼女は次のように述べています。
”風邪とノドの痛みに効く薬草で...（エルダー の事ですよ）寝る前に熱くして飲む事。エルダーフラワーとペパーミントの煎じ薬は 初期インフルエンザを必ず止めます。この煎じ薬は大量の発汗と静かな睡眠を もたらし、 36時間以内に風邪やインフルエンザを追い払い、患者は快方に向かいつつ目覚めます。 つまりエルダーフラワー・ホットティーを飲んで、さっさと床に就くことです。 その味は素晴らしくその効果は著しいものです。”
という風に、この本では断言 してらっしゃるんです。そうなるとちょっと試してみたい気になりますよね？

さてそれをどこで手に入れられるのか.....このエルダーフラワーのシロップ、 ソーンクロフトハーブコーディアルと言いまして、取り扱っているお店は
六本木の ”タルゴ・コスメティック・ジャポン”か、
プランタン銀座か、
東神田にあるハーブ専門店”サン・ファーム・ハーブセンター”。
以上の３つで取り扱っています。
お問い合わせの電話番号はこちらです。03-5474-5911、タルゴ・コスメティック・ ジャポン株式会社までお問い合わせ下さい。

飲み方とかも色々こちらに資料あるんですけれども、一番いいかも知れないと 思ったのが、エルダーフラワーのシロップを普通の水やミネラルウォーターで15倍に 薄めて飲むんですね。15倍というとボトル一本あったとしてもかなりもつという 事ですよね。後、アップルジュースにほんの少し加えます。フィーズ水でも試して 下さい。スピリッツァとかシャンパンで割るとかティーで飲むとか、色々 飲み方はあるようです。

私も花粉症ではないんですけれども、これは是非一本ノドのためにも買っておきたいな と思います。

明日は一から始めるハーブガーデン。お楽しみに。

今日は一から始めるハーブガーデン。

そうです、この春は史上空前のガーデニング ブームと言われています。少し前は園芸とか家庭栽園なんて呼び方をされていた ものが、ガーデニングという名前になってすっかり土いじりはおしゃれな方向に 変わって来ました。またそういった土いじりをする時のファッションも随分変わって 来ましたよね？　

広いお庭がなくてもマンションのベランダを上手に利用して イギリス風ガーデンを造るグッズも外国製のおしゃれなものを揃える。育てたハーブで オムレツなんか作っちゃったりして友だちにごちそうする。ブームに乗ってると 言われても流行りに惑わされてんじゃないの？と思われても、”今ハマッてるものは 何ですか？”という質問に”ガーデニングです”と堂々と答えられる事が出来たら、 ちょっといい気分になりますよね？

ちょっとトライしてみたいと思ってる人、多いんじゃないでしょうか？ただ今さら... という言葉がチラチラするんですよね。 そういう方々のために今回は一から始めるハーブガーデン。
一からです。土を触ったこともないという方に基本的なハーブの育て方のポイントを 幾つかここで挙げてみます。

まずハーブとお付合いを始める時期。
これは今頃がベストシーズンです。春も秋も お彼岸の頃が種まき・植え付けの目安です。フラワーショップの店先にも種や苗が 揃っていますから、育ててみたいハーブをまずは見付けるところから。

種類によって 種から育てるもの、苗を植えるもの等々ありますが、ビギナーとしてはショップで ちゃんと植木鉢に入れられてます、あぁいった植えられているハーブをまずは買って みるのが無難でしょう。イタリアンによく使われるオレガノやハーブティーに最適な カモミール等は、10cmくらいに育ったものが売られています。お店の人に育て方の コツとか、こういうこと気を付けたらいいんじゃないの？とか色々教えてくれます ので、そういったいい付合いの仕方をお店の人に伺うというのはいいかも知れません。

そこでハーブを決めました。家に持って帰ります。置き場所を決めてやりましょう。 この子のポジション、どこに置くか...大抵のハーブは陽当たりのいい場所を好みます から、よく陽の当たるリビングの一等地を選んであげて下さい。

そしてハーブの育て方。
最大のポイントはお水をやり過ぎない事。これに尽きます。

花とか緑というと、ついつい水をたっぷりやらなくちゃと思いがちですが、ハーブは 元々、湿度が低く夏に雨が降らない地中海沿岸地方が原産です。だからお水のやり 過ぎは根腐れの原因になり易いんだそうです。どちらかと言えば乾燥気味に育てる 事。特に鉢植えの場合、土の表面が白く渇いたら鉢の底から水がポタリポタリと流れ 出してくるまでタップリと水をあげる。これがポイントです。何日に一回と決め事に しないで、ちゃんと様子を見てあげることが愛！という訳です。
そしてタップリと お水が鉢から流れたら、受け皿におっとっとっととそのままにしないで、ちゃんと お水は捨てる事。お天気のいい日はちゃんとベランダに出して陽射しと風に当てて あげる事。

ハーブは元々生命力のある植物です。こうした基本さえ守れば、ビギナー でもきっと香りとおいしさのプレゼントをしてくれる筈です。

まずは鉢植えひとつ買ってみましょう。

明日は優雅な気分でお茶が出来るフラワーカフェのお話し。どうぞお楽しみに。

すみません。脱稿です。

最終日はちょっとユニークな花束のお話し。でも使えるお話しです。

春は誰かに花束を送ったり、あるいは送られたりする機会が多い季節です。卒業や 就職のお祝いにとか、友だちの引越祝いにとか。
そんな時あなたはどんな風に花束を作ってもらっていますか？

お花屋さんで予算を言ってお任せというケースもあります。 あるいは送る相手の好きな色や雰囲気を思い浮かべて、”ん〜...じゃチューリップを 中心に、それもピンク色で”という感じで頼むこともあります。でも実はその花束に もっともっと意味を持たせることも出来るんです。

例えば今は友だちだけどこれからもっと親しくなりたい恋人になりたいという相手には その気持ちを込めた花で、花束を作ってもらう。単にロマンチックなイメージだから バラというのではなくて、その花が持つ意味や効能をきちんと分析して、その人の ためだけの花束を処方してもらう。こういうサービスが実はあるんです。

それが『ラッキィ・ブーケ』。

以前このコーナーでも花にはそれぞれの香りや形、 季節や色によってそれぞれのパワーがあるというお話をしたことがあるんです。 中国の陰陽五行節が元になっていて、例えばバラは身体の疲れを癒す働きがあるとか、 黄色の花には食欲を増進させる効果があるとか、言ってみればラッキィ・ブーケも こうした花セラピーの一つなんです。

”もっと仕事を頑張ってね、と思いを込めた花束を贈りたい”そういう要望があれば、 贈る人、贈る相手それぞれの生年月日とその願いを 元に運命カウンセラーのたつみやたいち先生が、その人のためだけの花束を処方。
例えばやる気と情熱をアップさせる赤いバラや、向上心をもたらすスカシユリ、 余計なことは考えずに前進できるフリージア、といった具合に使う花が決められて います。これを元に専門の花屋さんがお花を仕入れ、美しくアレンジし、しかも希望の 場所まで届けてくれる。まさにいたれりつくせり、その人の為だけの願いを込めた 花束をデリバリーしてくれるという訳なんです。

２年ほど前からスタートしましたこの ラッキィ・ブーケのデリバリーサービス。口コミで人気が広まりまして、今では月に 200件もの注文があるそうです。特に女性よりかは彼女にどんな花を贈ったらいいか 分からないという男性からの依頼がこちらでは多いそうです。

友だちに、もちろん恋人に、 気持ちを込めた花束を贈りたいならこのラッキィ・ブーケ、一度試してみては 如何がでしょうか？

お問い合わせ、注文はこちらまでどうぞ。
電話番号は、03-3426-8133。 『オフィスプレゼント』までどうぞ。
デリバリーには一週間から10日ほど掛かります ので、贈りたい日時があるのならどうぞお早めに。

来週のT.Fなんですが、春ですから華やかに『オペラ』と題してお送りします。 今年の秋にオープンする『オペラシティ』に合わせて、やって来るであろうオペラ ブームを先取りする一週間。そして華々しく４月にドンと皆さんを送りだそうと思って います。

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