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本ページは1998年当時の平日朝に放送されていたJ-WAVEの番組『Singin' Clock』(大槻りこさん、倉島直子さんナビゲート)のコーナー【Today's File】の内容を、J-Wave好きの私個人がテキスト化したものです。
本ページの情報についてJ-WAVEは何ら責任を持つものではなく、掲載情報により被害を被った場合もJ-WAVEには一切責任がないことをご了承ください(私にも責任取れません)。また情報は放送当時のものであることをご了承ください。

メラ・カメラ・カメラ

写真ブーム

モノクロ写真に挑戦

プロのカメラマンが教えるおいしい料理の撮り方

料理写真集のはなし

じょうずに綺麗にハイ、ポーズ!


今週(1/6〜)のテーマは沢山の想い出を写しこんでくれるカメラについて。 説明書を読むのが面倒くさいというあなたにも、 写すといつもピンボケばかりという人にも聞いて欲しい一週間です。
 
1日目は写真ブーム
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初日の今日は、激写時代97という事で今の写真ブームはどこからきたのか という事で探っていきたいと思います。

色々なメディアでも写真ブームと言われていますが、 カメラが売れなくてはそんなブーム実際には起こりません。 これにはカメラメーカーさんとっても頑張りました。

ピントは自動的に合わせてくれるし、暗い所では勝手にフラッシュしてくれるし、 おまけに手のひらサイズは当たり前。 そんな訳でこのオートカメラは大ヒットとなった訳です。

でも、それだけで満足しないのが日本のカメラメーカー。 今度は”写るンです”や”撮りっきりコニカ”でお馴染みの レンズ付きフィルムを発明します。手軽さに目を付けたんですね。

そしてこれに飛び付いたのが女子高生。1000円ちょっとのお値段で 気軽に写真が撮れるという事で、彼女たちの必須アイテムとなっていきます。
 学校へ行く途中の景色をカシャ。
 学食でも『はい、あ〜ん』カシャ。
 あ、かわいい猫 カシャ。
 あっいいおとこ カシャ。
みたいな感じで学生カバンからレンズ付きフィルムを取り出しては、 何げない日常を撮りだしたのです。

そんな彼女たちの代表と言えるのが、HIROMIX。 お父さまたちHIROMIXってご存じですか?あまり聞かない名前かもしれませんけれども、 HIROMIXと言えば95年の写真コンテスト『写真新世紀』のアラーキー賞を受賞しまして、 一躍脚光を浴びた人物なんです。

J-Waveのポスターの写真を撮って頂いた方でもあるんですけれども、 彼女の写真はセルフポートレートやお気に入りのレコード、ポスター、 友だちなど、10代でしか表現できない瞬間を綴ったもの。
だからHIROMIXの写真を見ていると今の若者たちのパワーがヒシヒシと 伝わってくるんです。きっと色々な人が彼女の写真に刺激されてカメラ を持つキッカケになったのではないでしょうか。

今の写真ブーム... カメラメーカーと女性陣、 特に女子高生に拠るところが大きいということなんでしょうかね。 カバンの中にポケットカメラ、ちょっと忍ばせてみたくなりました。

Google


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2日目はモノクロ写真に挑戦
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最近タレントさんの写真集でもモノクロのものを沢山見掛けるように、 モノクロ写真の良さが見直されてきています。 カラーとは一味違った世界が表現できるモノクロ写真。 うまく撮るにはどんな事に注意すればいいのでしょうか。

ただフィルムを替えればいいってものじゃないんですよね〜。じゃぁひとつずつ見ていきましょう。

まずフィルムから....

現在発売されているモノクロフィルムはどれも性能がいいので、 メーカーはどこでもOKです。但し三脚を立てて風景を撮影するにはISO 100以下を。 スナップ写真するには400クラスがいいでしょう。

ISO、ISOって何じゃ?という方に。
フィルムの感度の事です。数字の大きい方が感度が良いんですヨね。 昔はASA400とかASA100とかよく言ってました。 そのASAがISOと呼ばれるようになっています。

白黒の写真を撮るときは出来るだけ400クラスのものを選ぶと無難でしょう。 感度の高いフィルムを使えばシャッタースピードが速くなりますので(感度が高い→ シャッタースピード速くてもキレイに撮れる→速いスピードに設定できる→) 手ブレが起きにくい。まっ、これはカラーでも一緒です。

また何十年も前に撮ったレトロな雰囲気の写真に仕上げたい、 そういう方にお薦めなのが、イルフォード社が発売しています『XP-2』。 これは白黒フィルムなのに、カラー用の印画紙にプリントする為、 仕上がりがなんとセピアカラーになるというものです。

実際に”Singin' O'Clock”のスタッフにそのイルフォード社の『XP-2』を使って 写真を撮ってきてもらったんですが、

復古調写真が出来上がります。

イメージできますかね、セピアカラーとはいえ 本当に写真が色褪せたという色ではなくて、な〜ぁんと表現したいいんでしょうね、 ミロのヴィーナスの写真を撮ったらものスゴク似合うだろうなという色、 丁度朝焼けのシャンパン・ゴールドの色に近い色だと 思って下さい。そんな色に仕上がります。

イルフォード社のフィルムは全体的に白を基調とした箱ですので、 すぐ分かると思います。フジフィルムさんとかは緑ですよね。 赤字で『XP-2』と書かれています。それのISO400クラスを是非選んで下さい。

和服姿で大正時代にトリップするのもセピアカラーの特権と言えるでしょう。 今年成人式の方は是非、カラーとこのセピアカラーをお試しになっては如何がでしょう? お値段は24枚撮りで480円です。

さぁ、いざ撮影です。カラー写真と違ってモノクロはもちろん色のない世界です。 ですので出来栄えを大きく左右するのは『構図』。 カメラを横にして撮るか、縦にして撮るかでは 作品の世界がまったく別のものになりますし、 何を画面に入れたいかはあなたのセンス一つです。

絵を描くとき、まず鉛筆で下書きをしますよね? あれです。あのときの気持ちで構図をじっくり決めてからシャッターを切って下さい。

そして写真が仕上がったら必ずチェックしましょう。余計なものが写っていたら、 次からはそこに注意してファインダーを覗けばいいんです。 そうして繰り返し繰り返し撮っていれば、必ずや上達するハズ、 といけばいいんですけれども(笑)。 私ヘタくそなんですねぇ〜。よく頭きれたりするんですね人の撮ってたりすると。

女性の写真を撮る場合、面長の人を撮るときはカメラを横にして、 ちょっとふっくらした人を撮るときはカメラを縦にして撮ると、 美しい人はより美しく撮れるそうです。

因みにモノクロ写真はちょっと本格的で....と、 こんな方にお薦めするのがフジフィルムやコニカから発売されている レンズ付きフィルム・白黒専用タイプ。これなら気軽にチャレンジできますよね。

写真の原点はモノクロ。その奥の深さはプロカメラマンにして、 ハマれはハマるほど色々な部分が見えてくると言われているほどです。

モノクロならではの写真の楽しみ、あなたも味わってみては如何がでしょう?

Apple Store(Japan)


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3日目はプロのカメラマンが教えるおいしい料理の撮り方
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まずはじめに、料理をおいしく見せる『艶』。

盛り付けをした後、表面にミリンをかける訳です。こってりぃ〜んとした感じですね。 元々ミリンには素材に照りを出す効果がありますが、 いざファインダー越しに見ますと本物の料理が持つ艶やかさでは不十分なんです。 まぁだいたいこういうケースが多いので、上からミリンで応援をしましょう。

次にパスタやグリル料理などちょっとした洋食の一品料理を撮るときは、 お皿の傍らにフォークやナイフ、飲み物などを添えるとシーンが活き活きと見えてきます。 立体的に見えますよね、たしかに。シルバーのもの横に置くと。

ところで問題はビールやシャンパンの『泡』。

あの泡こそ発泡性飲料をおいしく見せる秘訣なんですけれども、 これがまたすぐに消えちゃうんです。写真を撮ろうとおもうと、もう あれぇっ? という感じになりますよね。シャンパンはいいんですけれども、 ビールはとってもチープな感じになってしまいます。

ではそういう時どうするか?もし泡が消えてしまったら塩を少し入れて お箸でクルクルってかき回すんです。 するとアラ不思議、一度は消えたはずの泡がグラスの底からウワッウワッて立ち上ってきます。
これは写真を撮るときだけじゃなく、ちょっと遊びでやってみてください。 ほんと泡がボワァーって出てきますから。

そして3つめのポイントなんですが、鍋料理やラーメンなどの『湯気』。

アツアツの状態で頂くお料理って湯気もご馳走のひとつですよね? 暖ったか〜いという感じが漂ってきます。ということは写真に写したときに湯気がないと、 例え本物がどんなにおいしい料理でも写真栄えあまりしません。

こういうとき良く使うてっとり早い方法は、ドライアイスで湯気を出すこと。 テレビの歌番組なんかのセット作りでもよく使う手です。

ところが最近はもっと別な方法が主流になりつつあるんですよ。それは室内用加湿器。 あのホースを撮影のときだけ料理の奥に引っ張ってきて、シュッと蒸気を出したところを 急いで撮るんだそうです。 こうするといかにも写真に写った湯気は料理から出てるみたいで 臨場感がタップリという訳です。

ドライアイスだとビミョーな湯気の厚みに違いが出るんですけど、 確かにこういった加湿器ですと、 お鍋からフツフツっと出てくる本物の暖ったかい湯気に近い気がします。いかがでしょう?

まず基本のポイントは『艶』と『泡』と『湯気』。
ミリンと、ビールにお塩入れたりとかシャンパンにお塩入れたりする泡と、 加湿器で出す湯気、この3つ。

さらに料理の写真を撮るときに注意したいのが、海苔を使う料理の場合、 とくに最後に海苔をのせて出来あがりというようなものは、最後の最後、 撮影の直前まで海苔をのせずに待っています。
何せ30秒もしないうちに空気中の湿気だけでシンナリとしてしまいますから、ラーメンのトッピングにのせる場合なんて、 もう大変です。あっという間にスープを吸い取って海苔が黒い布のようになってしまいますから。
ラーメンを撮影するときは、湯気と海苔、この2つのツボを忘れないでください。一番撮る直前にホゥッと入れると。
これ以外にもビールのテレビCFに欠かせない缶やグラスの水滴は、缶の下にグリースを塗ってから容器を冷やして、 その後霧吹きで水をかけるとか。
麺類やカレーライスをお箸やスプーンですくっていかにも今から食べ掛けているようなカット。
これは実はお箸やフォークの位置をまず先に固定してしまって、その後宙に浮かせたスプーンに料理を盛り付けていく、 なんて素人にはマネ出来ない裏技を使っているんですって。

まっ、ともあれ入門編は、『艶』と『泡』と『湯気』、この3つのポイントを押さえて、今年はオリジナル・レシピ 写真作りにイザ挑戦です。
ホームページを作ってるんだぁという主婦の方も沢山いらっしゃると思うんですが、こういった風に写真を撮って載せると、 『あらぁ、ちょっとマネしようかしら』とアクセスするケースが増えるかもしれません。

明日は眺めるだけで満腹気分一杯の美しい料理写真集をご紹介します。お楽しみに。



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4日目は料理写真集
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今、料理写真集で話題の一冊といへば、『ビストロSMAP』です。
『ビストロSMAP』は受けに受けまくっています。何せ出版前から40万部の予約が入っていたそうですから、 SMAP人気もさることながら綺麗な写真を見ながら料理をしたいという人がそれだけ増えているという事じゃ ないのでしょうか? 実際『SMAP x SMAP』のホームページの、この『ビストロSMAP』のページの方を開ける方も多いそうです。

で、本日わがToday's Futureがお薦めする一冊が、これがまた最高の料理写真集なんです。
タイトルは『イタリアのおいしい食卓』で、主婦の友社から2400円で出ている一冊です。
最近よく売られている料理写真集といいますと、先程の『ビストロSMAP』以外では、イタリア料理とか 南仏プロバンス地方の料理が主流ですよね。
この本もタイトルだけを聞きますと、ありふれたイタリア料理の本なのかなぁと思っちゃいそうなんですけれど、 これが違うんです、一味も二味も。

舞台はこの本のサブタイトルにもなっています『カフェ・アルティエ・メスティエリ』というカフェ・レストラン。
この店で出される料理の数々が日本で一冊の本にまとめあげられた訳なんですが、そのいきさつがちょっと シャレてるんです。
事のはじまりは日本でも人気のファション・ブランドの”マックス・マーラー”。このブランドの生まれ故郷でも あります、北イタリアのレッジョイミリアという小さな街に、世界で最初の”マックス・マーラー”のブティック が出来てしばらくたった頃の話しです。
ブティックのある建物の奥に、ひっそりと広がる美しい中庭を活かすためには、気持ち良くくつろげて料理が おいしく、時にはギャラリーのような役目をもつ店が必要でした。
そこへちょうど料理とお菓子作りとテーブル・アレンジのじょうずな3人組のアイディアが集まって生まれたのが この『カフェ・アルティエ・メスティエリ』。
イタリア語で『アルティエ』は芸術、『メスティエリ』は手仕事
という意味だそうで、北イタリアの伝統的料理に現代のエスプリを加えた料理とインテリアは、もうファッション 界のクリエータ達を常連客に迎えて不動の人気を保っているんだそうです。
ですからこの本で紹介されているのは、北イタリアのおいしい料理とレシピはもちろんのこと、食にこだわる イタリア人が考えそうなウィットに富んだ格言や、中庭全体を舞台にした自然で贅沢なテーブル・コーディネイト の数々です。

紹介されている料理をいくつか抜粋しますと...
うずらのリゾット、兎のから揚げ、仔羊のスネ肉の大麦添え等々も、私たちがイメージするイタリア料理とは ちょっと違う地元らしい料理にこの本で出会えます。
ちょっと格言をご紹介してみますね。本の一ページ一ページの一番下に書かれているんですけれども、例へば、
 ”お金はクスリ屋で使うよりも肉屋で使った方がいい”とか、
 ”年令と、ワインを何杯飲んだかは数えない”とか、
 ”ワインは年寄りのミルクである”など、
いかにも陽気で食べることが大好きというイタリア人気質に溢れています。
私が一番気に入った格言はですね、
 ”誰かを食事に招待するということは、その人の幸福、喜びを引き受けることである”
 ”陽気な曲は皆をたのしくする”
こういった格言が一コ一コ添えられていて、その言葉とイタリア の緑の風景の写真が、ビタッっとはまっているんですね。
美しい写真を見てこうした文章を読んでいるだけで まだ行ったことのない北イタリアの小さな街”レッジョイミリア”を旅した気分になれて、しかもよだれがシュルッ と出そうな料理のレシピが手に入り、さらにさらにクリエータたちも納得の絵と料理と花をアレンジしたテーブル コーディネイトも参考になります。
これで2400円は確かに安いかもしれません。
テレビを見ていますと、短いスカートをはいた娘を下からのぞき込むような男の人もいますよね。
ああいう感じで? まっ、ちょっと違うかもしれませんけれども、料理を一つ一つ見てますと、思わず本に顔を近付けてペロッと したくなるくらいとっても立体的で、また光の加減を上手に使ってるんですね、この写真は。
もう是非お薦めします。 イタ飯を一回我慢してでも幸せで満腹気分になれるこの写真集、手にいれる価値ありです。 是非、今日のお昼にでも本屋さんをのぞく時間がありましたら是非見てみてください。

明日は、じょうずに綺麗にハイ、ポーズ!と題して、美しい写真の撮り方についてのお話しです。 どうぞお楽しみに。




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5日目はじょうずに綺麗にハイ、ポーズ!
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最近はオートカメラ全盛の時代です。
すべて自動ですからフィルムさえ入っていれば、何も写らないということはありません。
でも、写し慣れた人と慣れてない人の写真を比べると、とても同じカメラで写したと思えないほどの 違いがありますよね。そこで今日最終日のテーマは『じょうずに綺麗にハイ、ポーズ!』。
”小さい小さいカメラ、買ったんだけれども腕がね”じゃ、もったいないですから、ちょっと慣れた人 になりましょうねよ。簡単テクニックをご紹介します。

まず第一に大切なこと。カメラをしっかり持つこと。
よくコマーシャルで片手でパチッというのを見ますけれども、あれでは仕上がりはブレている筈。
カメラを構えるときの基本姿勢は、両脇を絞め足を自然に開いた形。そのときにレンズを指で塞いで いないか、風で自分の髪の毛がカメラをじゃましていないか等もチェックしてください。 髪の毛はよくありますよね?写真を見て、何だろう?この線! いやぁ〜恐い!というのがあります よね?実は自分の髪の毛だったというパターンがあります。ロング・ヘアーの方は特にご注意下さい。

2番目! ピントです。
オートカメラの場合、ほとんどがファインダー中央にあるマークでピントを会わせます。これさえ 理解していればピンボケは防げる筈。
まず、撮りたい主人公にマークを合わせてシャッターを半分まで押します。全部押しちゃダメですよ。 半分までシャッターを押し、この指を放さずにカメラを動かして構図を決めます。 ウン!ここだ!!と構図が決まった時にシャッターを切る。これでピントはバッチリです。

続いてアングル。
大抵の方は目の高さで撮っていると思いますけれども、これだと見慣れた視点なので平凡になりがち。 そこで簡単に効果が得られるのがロー・アングル撮影。よくしゃがんでカメラを構えるアレです。
低い位置からの視点だと人物は背が高く、足もながぁ〜く見えてスタイル良く写ります。なめるように 撮るということですね。
また、犬や猫などもこのロー・アングルがベスト。人が立って近付きますと、犬や猫は警戒しますが、 背を低くすると圧迫感がなくなるのか動物も安心するようです。これは子供を撮るときも言えること ですね。

最後は魔法の光、ストロボ。
 ストロボが大活躍するのは室内の暗がりや夜の撮影ですが、それだけじゃないんです。
みんなで記念写真を撮ったのはいいけれどもプリントが上がってきたら顔がまっくろけっけ、こんな経験 ありませんか?
海をバックに撮ったり、スキー場で撮るとこういうケース多いんですね。大抵の場合、逆光による のが原因。もしも人物よりバックの景色の方が明るいと感じたら、すかさずストロボを強制発光 して下さい。ほとんどのカメラにこのモード付いていますのでね。オートに頼らずにストロボは強制 発光。これでもう素敵な笑顔が黒くつぶれることはありません。
また女性をより美しく撮りたいときにストロボを強制発光させ、目にキャッチライトを入れるのも プロがよく使うテクニックです。
タレントのグラビアをよぉ〜く見てみて下さい。クロ目の中に白い点が輝いてます。これが キャッチライト。あれでみんな表情がすごく活き活きして見えるんですね。
 因みにストロボの光が届く距離、ご存じでしょうか?大抵の場合は3〜5m。ですから思いっ切り 遠くからストロボを焚いてる人を見掛けますが、あれは全然 光が届いてません。仕上がりも 黒っぽくなっちゃって、よく写らない筈です。    だからか...
くれぐれもストロボ撮影するときの被写体との距離、あまり離れないように注意して下さい。

このように上手な写真というのは、ちょっと経験を重ねれば撮ることは可能です。
 でも、いい写真ていうのはその人の感性が伴わないと撮れないもの。今のあなたの瑞々しい感性こそが いい写真を撮れる一番のコツ。ファインダーを覗いた時の好奇心、是非忘れないで下さい。

ここでちょっと写真展を紹介したいと思いますけれども、
『日本人は富士山を持っているという事を誇りに思うべきだ』とおっしゃったのは写真家の ”みよしかずよし”さん。 みよしさんが、富士山をこの度、もう色んな角度から捉えた富士山の写真展を開かれています。 場所は”王子ペーバーギャラリー銀座”、松屋デパートの裏手にあります。王子製紙ビルの向側。 1月12日(日)までですので、是非みなさん一度足を運んでみて下さい。
昨日(1月9日)行ってきまして、12枚ほどの写真を実際見て来たんですけれども、すばらしかった ですね。太陽の位置がありとあらゆるところにありまして、で、みよしさんのメッセージボードが ありまして、 『気に入った写真は、撮ったというより撮らせて頂いた、自分の気持ちが富士山に相手に伝わら ないと、いい写真が撮れない』というメッセージがすべて写真を物語っているんじゃないかなと 思いました。
こんなに美しいものだったんだ、とハッとさせられる瞬間が数々ありますので、足を運んでみて 下さい。 王子ペーバーギャラリー銀座、電話番号は03-3567-7790となっています。

 来週は『キッチンでアロマテラピー』と題してお送りします。

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