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MEGA-SCSI で何ができるのか (全6回)
文: 似非職人工房  柏崎太郎
第6回 これからのこと

MEGA-SCSIの基板 皆さんこんにちは。この連載もとうとう大詰めを迎えました。 最終回の今回は、MEGA-SCSIのこれからについてお話したいと思います。

まずは、 MSX-DOS2のファイルシステムの拡張による32MB以上のパーティションの実現。 これはMEGA-SCSIの開発当初から構想され、CDエクステンションによりその雛形が 実現されていますが、そろそろ本格的に形にすべき時期にきています。

現在、市販のハードディスクの容量は1GB以上が標準になっています。 これを今のMEGA-SCSIで32MBごとのパーティションに区切ると、 30以上のパーティションを切り替えて管理するはめに陥ってしまいます。 この面倒な管理を簡単に行うための工夫がされていますが、 ここはやはり、32MB以上のパーティションを扱えるようにすることによる 本質的な解決が必要でしょう。

他には、他のハードウェアとの連携。現在、ハードディスクは大容量データの 保管という、大きくて速いフロッピーディスクとしての使い方が ほとんどとなっています。

提供:似非職人工房 似非職人工房では先日、4MBのマッパRAM ``Nice Memory ! うっかりくん'' 高速RS-232Cカートリッジ``はるかぜ'' などの新しいハードウェア製品を発表しました。 これらのハードウェアとMEGA-SCSIを連携させると、また新たなMEGA-SCSIの使用方法が 生まれてくると思います。 (いくつか思いついていますが、 実現できるかどうかアヤしいので今は伏せておきます)

これらの事が示すように、高性能な拡張ハードウェアがそろった現在では、 それらのハードウェアを使用したソフトウェアによる拡張が 必要だといえるでしょう。

予告``MSX最新周辺機器事情''  …MSXに接続できる周辺機器の最新事情を、 似非職人工房製品を交えて紹介します。


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