スタイル=トラピスト・ビール
 アルコール度数=11.3%
 醸造所=サン・レミ修道院
 輸入元=小西酒造(株)



甘やかなリンゴのアロマ。
リンゴ以外にもさまざまなフルーティーな香が、幾重にも折り重なっている。


濃厚だが、まことにノーブルで、甘やかなフルーツの味わい。
イチジクを思わせるフレーバーもあり。
モルトの甘味とホップの苦味のバランスは、絶妙。
ホップのアロマはほとんど感じられず、エステルのフルーツ香が支配的。
苦味の効いたチョコレートの香が現われて、素晴しいフイニッシュとなる。


ねばっこいボディ。赤ワインのようなコクのある口当たり。
ブランディーのような強いアルコール感。ノドに、熱さとあまさが、心地よく残る。


キメ細かな、クリーミィな泡。ベージュ色。
神秘的な、深い赤茶色。


世界で最高のビールの一つ。
二人で飲むときはワイン、一人で楽しむときはロシュフォール。
最高にくつろぎたいとき、自分への最善の贈り物だ。



発酵形式=上面発酵
初期比重=1100(糖度25)
麦芽=ピルスナー・モルト、カラビエンナ・モルト
ホップ=スティリアン・ゴールディングス、
 ハラタウ・ヘルスブルック
発酵回数=2回(2次発酵はボトルファーメンテーション)
ビタネス・ユニット=38-40 IBU
色合い=19-20 SRM
酵母入りか否か=酵母入り
特記事項=煮沸時にコリアンダー、2次発酵時にクリスタル・ 
 シュガーを投入
賞味温度=12℃-14℃
ボトルの容量=330ミリリットル
ボトル栓のタイプ=王冠
専用グラスの形状=ワイドゴブレット・タイプ、
 修道院ビール形 








トラピスト・ビール

ベルギーとオランダにあるトラピスト修道院の醸造所で
修道士の手によって造られるビールのこと。
世界中に6銘柄しかない。


上面発酵

エール酵母を使って高温(14−25℃)で発酵させること。
発酵が終わると酵母がビールの表面に浮かび上がるので、上面発酵と呼ばれる。
発酵によってエステルが生れ、ビールにフルーティーなアロマを与える。
これに対して下面発酵は、ラガー酵母を使い低温(4−10℃)で発酵させること。
発酵が終わると酵母はビールの底に沈むので、下面発酵といわれる。
下面発酵ではキレのいい爽やかな味のビールができる。


初期比重

発酵前の麦汁に含まれる糖分を比重で表したもの。
初期比重が高いほど、アルコール度数の高いビールができあがる。
初期比重をパーセンテージで表わしたものが糖度である。


ビタネス・ユニット

ビールに含まれている苦味の量を表す国際単位。
ビール1リットルに1mgのイソアルファ酸が含まれている状態を1-IBUとする。
ちなみに、バドワイザーは10.5-IBU、ギネス・エクストラ・スタウトは
50-IBUである。


SRM

ビールの色を表わす単位。水の色を0.0として数字が大きいほど色が濃くなる。
ちなみに、バドワイザーの色が2.7-SRM、バス・ペールエールが9.8-SRM、
ギネス・エクストラ・スタウトは60-SRMである。