スタイル=ゴールデン・エール
 アルコール度数=8.5%
 醸造所=モルトガット
 輸入元=小西酒造(株)



ザーツ・ホップの、華麗で、芳醇なアロマ。
洋梨ブランデーのような、フルーティーで、甘やかなブーケ。


ホップの風味に混じって、さまざまなハーブの香が姿を現わす。
一瞬、舌の先で甘さを捕える。が、すぐに強烈な辛さが襲ってくる。
フルーティーなフレーバーと、スパイシーな芳香が、渾然一体となり、口中に馥郁と漂う。
やがて、ホップの苦味が強烈に効いた、印象的なフイニッシュを迎える。


サテンのように、なめらかな口当たり。
しかし、ボディはかなり重い。


メレンゲのように、ふんわりとした真っ白な泡。
ピルスナーに似た、淡いゴールド色。


世界で最も個性的で、最も魅力的なビールの一つ。
酒飲みならば、誰でも虜になってしまう、魔性のビール。
これはスペシャルティ・ビールなのに、毎日飲んでも飽きないビールだ。



発酵形式=上面発酵
初期比重=1次発酵時1066(糖度15.5)、3次発酵時1073-74(糖度17-17.2)
麦芽=自家製の特別仕様によるピルスナー・モルト
ホップ=ザーツ、スティリアン・ゴールディングス
発酵回数=3回(3次発酵はボトルファーメンテーション)
ビタネス・ユニット=29-31 IBU
色合い=3 SRM
酵母入りか否か=酵母入り
特記事項=上面発酵でありながら2次発酵は低温(マイナス1℃)下で行われる。
賞味温度=12℃-13℃(ラベルに書いてある温度より高めのほうが、味・香共にきわだつ)
ボトルの容量=330ミリリットル
栓のタイプ=王冠
専用グラスの形状=チューリップ・タイプ、デュヴェル形 








ゴールデン・エール

色の淡いピルスナー・モルトを使って上面発酵させたビール。
エールであるにもかかわらず、黄金色や麦ワラ色をしているのが特徴。
ベルギーだけでしか造られない。


上面発酵

エール酵母を使って高温(14−25℃)で発酵させること。
発酵が終わると酵母がビールの表面に浮かび上がるので、上面発酵と呼ばれる。
発酵によってエステルが生れ、ビールにフルーティーなアロマを与える。
これに対して下面発酵は、ラガー酵母を使い低温(4−10℃)で発酵させること。
発酵が終わると酵母はビールの底に沈むので、下面発酵といわれる。
下面発酵ではキレのいい爽やかな味のビールができる。


初期比重

発酵前の麦汁に含まれる糖度を比重で表したもの。
初期比重が高いほど、アルコール度数の高いビールができあがる。
初期比重をパーセンテージで表わしたものが糖度である。


ビタネス・ユニット

ビールに含まれている苦味の量を表す国際単位。
ビール1リットルに1mgのイソアルファ酸が含まれている状態を1-IBUとする。
ちなみに、バドワイザーは10.5-IBU、ギネス・エクストラ・スタウトは
50-IBUである。


SRM

ビールの色を表わす単位。水の色を0.0として数字が大きいほど色が濃くなる。
ちなみに、バドワイザーの色が2.7-SRM、バス・ペールエールが9.8-SRM、
ギネス・エクストラ・スタウトは60-SRMである。