どうも、最近生活が面白くなくて考え込むことが多い。 よくよく考えてみると仕事柄、仕事以外では一日中話をしなかった、なんてことが良くある。 話どころではなく、結構仕事のことだけで頭が一杯になっていることが多い。 しかし、これを「仕事の虫」として考えるほどまじめに取ってしまってはいけない。 確かにそうなっていた時期もあったが、今はどちらかというと頭の切り替えが面倒なのである。 そう、実は僕は相当な面倒くさがり屋なのである。仕事を熱心にやっているから、と騙されてはいけない。 だいたい日常生活自体がいい加減になっている。 そういえば、最近車を洗うのも「梅雨だから」という言い訳のもと、何もやっていない。 服はもちろんその他の日用品にも事欠く有り様で、これはひどい、という状況であることに気がついた。 一応勤めているわけだから、金が無くて、なんて話はある訳がなく、ただ面倒であるというだけである。 以前なら逆に仕事がいい加減になってプライベートが充実、なんて可能性もあったかもしれない。

いずれにせよ、これではまずいのでは、と考えてちょっと仕事以外のことに関心を持って行くように努力をすることにした。 まず、日常を変える必要がある。まず生活の基本から、ということでまず部屋の掃除をすることにした。 まず掃除機をかける前に、散らばっていた本を片づけることにした。 何冊か片づけて下の書類が顔を出すと、「お、こんな所に仕事の資料が。これはチェックしておかないと。」 はっと、資料から目を上げると貴重な休日の夕暮れが迫っていた。

これを前途多難という。

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