(旅行記表紙)

2001.8.3(金)小型機で礼文島へ

4日目も雨こそ降ってはいないけど、どんより曇り。ガックリ…。
上空から島々を望もうと考えていたけど、当てがはずれました。小型機(19人乗り)で礼文島まで渡るなんて、イヤダッタのにぃ〜だって、怖いもん!
シートも小さいし、ジェットコースターより簡単なシートベルトでダイジョウブなの?
それに、コックピットが全開で機長、副操縦士が管制塔と連絡する滑らかな英語が直接聞える。
あぁ〜〜まな板のうえの鯉!!ギュゥッ〜〜ンと加速する機体との一体感の凄さ!もぉ〜〜乗りたくないかもぉ―――!!!でも、それなりに面白かったけどね(苦笑)


25分間の空の旅は呆気なく終わり、礼文島北部に位置する礼文空港に、今夜の宿泊先の女性が小旗を持っての出迎えてくれました。
普段は“風の礼文島”と言われるぐらい強風が吹き荒れるのに、今日はすごく穏やかだから岩にゴマフアザラシが乗っているかもしれないと海岸沿いを案内してくれた。下の写真の岩の上、遠くに見えるのがゴマちゃん群です。望遠レンズならハッキリ撮れたんだけど、分かるかなぁ〜これでも拡大したんですが…




さてさて、ここでも午後半日をフルに使って早速トレッキング。
礼文島全体を満喫するコースは7つあります。私達は北部エリア居るので宿泊先からも近い4時間コースを選択。
スコトン岬〜ゴロタ岬〜澄海岬(すかいみさき)〜西上泊(にしうえどまり)〜浜中を歩く。

先ずは礼文島の最北端、スコトン岬へ。天気が良ければ、水平線上にサハリンが浮かんでいるはず。。。。。
自然からのエネルギー、空から海から草花から溢れるパワー。日頃、歩くといっても舗装された道ばかり。雨上がりの土はふかふかっと柔らかく足の裏から心地よい感触が膝に伝わり、気持ちまでもが柔らかく解きほぐされていく。





宿の人が出かけに言った。
「朝方は結構雨が降っていたんですよ。足袋を付けて歩くのをお勧めします」
そう言われて、膝からくるぶしまでを包むようにゴムが付いたビニルを300円で買った。ジーンズの上から、そのビニルを履くとボンレスハムのような足。舗装された道には似合わない格好も、不思議と山道にはよく似合う。

人一人が通れる程の道幅。様子の分からない道というものは緊張感を高めてくれる。
「ナデシコの群生が見られますよ」という宿の人の言葉を楽しみに一歩、また一歩。小さな名も知らない山野草が咲いていて、あまり足早に歩くと見過ごしてしまうほど可憐で小さい。
買ったばかりで慣れないデジカメで撮りながら、水をひと口飲む。あぁ〜美味しいなぁ〜〜空は曇り空だけど、空気が澄んでいて、ことのほか上機嫌になる。




一つ目の頂上が見えてきた。5分ほど休憩して、先を急いで歩くことにした。2時過ぎから歩き始めた4時間コース。宿の食事が6時なので、それに間に合うように、ふもとまで急がねばならない。かなりのハイペースで歩く。
今度は下りになる。設置されてるロープにつかまりながら、ところどころ朝の雨でぬかるみもあって、滑りやすい。
足元に気を取られていると、突然海が眼前に広がる鉄府海岸である。晴れていたら素晴らしい海の色だったろうなぁ〜と少し残念に思いながらも、それでも満足だった。
足元は相変わらず滑りやすく、かなりの勾配があるので景色ばかりに気をとられていると転げ落ちそう。
それに、どうしたことかお目当てのナデシコの群生が見られない。確かに所々、ナデシコは咲いていたけれど、とても群生とは思えず、ちょっと膨れ顔。そのままひたすら歩く、歩く。




ようやく息切れしながら山道を降りきったら、小さな漁村が静かに気負うことなく淡々と息づいていた。普段は台風のような風が吹き荒れると言われる風の島・礼文島。
「ここ数日は穏やかな風なんですよ。」と言う宿の人の言葉が思い出され、“風の島”というよりも、極めて自然体の海やカモメの悠然とした姿と、海焼けした漁師さんの姿が印象的だった。



海沿いで生活する民家が軒を並べる“鉄府”へ出てきた。大きな通りも見え、観光バスの駐車場も見えてきた。ここでバスに乗って宿のある町まで帰ることも出来たけど、もぉひとつ小さい山を乗り越えて澄海岬までガンバロウということになり、再び漁港から細い山道を登り始め“鉄府厳島神社”へ通じる赤い鳥居を目指した。
「ふぅ〜疲れたよぉ〜もぉ〜足がパンパンで棒みたいぃ〜〜」こんな言葉を呟きながら、宿の夕食と岩風呂を楽しみに歩き、膝をガクガクいわせて、澄海岬の高台へと昇る。

なんとか4時間コースを約3時間半で歩き、約束の場所まで宿の車が迎えに来てくれた。靴がドロドロになったけど、爽快だったなぁ!!!そして、待ちに待った夕食(下の写真は序の口よん)&岩風呂♪




さぁ〜〜明日は礼文島東部エリアを歩きますぅ〜
おやすみなさい、バタンキュー……Zzzzz