YOKUWAKA 22: July, 1998

1998/07/02

 先月末、ブーブーに乗ってアキバへ。Thanks>OZ。ATXケースとディスプレイを、get。ケースは、やはり定番TQ-700(現TQ-700 mkII)か……と思ったのだが、完全に主観的なデザインの問題でATMT-ATXにする。3.5inchの外部ベイが一つしかないのだが、大は小を兼ねるというではないか。3.5inchベイが足りないなら、5inchベイを使えばよい。そもそも、クライアント・マシンとして使うときに、ベイの数はそんなに気にならないはず。

 ディスプレイもネットワーカーの定番、SONYのディスプレイ。17inch主流の昨今、あえて15inchをチョイス。だって置き場所が……奥行3cmの違いはデカイ、というより実は重さの方が重要だったりする。机がピキピキいうのは、かなりグラシア(ぐらぐら)。重さだけに重要な問題だ……寒すぎ(びょおおおっ!)。ついでに、キーボードも購入。ソフト・キーボード・カバーを使いたい関係で、IBM製を選択。おかげで、6,800円(BLESS)も使ってしまった。通常の倍以上やがな。

 さて、Windows World Expo。会場は、幕張メッセ。B5スリム・ノートとして、東芝のDYNABOOK SSと、SONYのVAIO NOTE 505G/GXが目に付いた。とくに後者のPCG-505GとPCG-505GXは、メモリがSDRAM、OSがWindows 98、モデムがK56flex、そしてIEEE1394端子を搭載。すごく欲しかったが、PCG-505Xを購入してからまだ4ヶ月しかたっていない。さすがに、ちと……ね。Canopusでは、nVIDIA社のRIVA128ZXチップを使用したカードがあったらしいのだが気がつかなかった。

 Windows 98。Microsoftは司法省にとどまらず色々と叩かれているが、私自身はWindows 98に対しては味方だ。ぜひとも、7/25には出して欲しい。Windows NT 5.0は、ど~せ遅れるんだしぃ(をひをひ)。Windows World Expo会場では、T-ZONEとTWOTOPが出店。出展ぢゃなくて出店よ。CanopusのPWR128A/GTVが、バルクで23,800円。Retail品が29,800円~30,800円の価格帯であることを考えると、こいつわかなりグラシア←しつこい。早速、getする。

 メモリも欲しかったが、128MBのDIMMのCL=2は完売。Pentium II 400MHzは秋葉原より2,700円(98,500円→95,800円)、ASUSのP2Bは700円安かった(24,480円→23,800円)のだが買わなかった。これが、のちに言われる『メッセの後悔』である(なんざそら)。ん~、あとは何があったかな~。ThinkPad 600はとっくの昔に出ているし、Librettoは個人的にスキぢゃないので、Libretto SSもど~でもいいっス(をひをひ)。

1998/07/03

 よくよく見ると、PWR128A/GTVにドーター・ボードがない。TWOTOPに聞いても、わからんという。そこで、Canopusに電話する。どうやら、2種類のパッケージがあるらしい。ドーター・ボードはビデオ出力サブ・ボードで、そいつがチップ化されてボード上にのっているタイプがあるとのこと。私が購入したのは、そのボードにのっているタイプだった。なるほどね。

1998/07/04

 この日は別にパーツを買うつもりはなかったのだが、PC BANKでPentium II 400MHzが限定5個95,800円で売っていたのを見て、予定変更。しかしこれは完売していて、98,500円にて購入。そもそも、これがもろもろの失敗のはじまりだったのかもしれない。HDDとFDD、そしてM/B(ASUSTeK P2B)を購入。T-ZONEパーツショップ前のDOS/Vパラで内蔵PCIモデムを購入。さてメモリがない。CL=3ならあるのだが、CL=2がないのだ。PC Advanced 4丁目店では、完売。NET BANKでも、完売。

 NET BANKは、階段の途中からレジまで行列。ムチャムチャ、暑い。死にそう。レジにたどり着くまで、10分以上かかったと思う。人を待たせていた関係もあって、ここで3ComのNICとあわせて、CL=3のメモリを買ってしまう。ところが隣のPC Advanced 4丁目店に入ったところ、3枚だけ残っていた。別に買い占めるわけではないから、1枚残っていれば十分。CD-ROMとあわせて、get。

1998/07/05

 昨日、買い逃したブツを調達するために再びAKIBAへ。まずは、サウンド・カード。しかし、暑い。昨日の方がもっと暑かったけど、今日も暑い。暑さで、頭が働かない。おかけで、300円高いところで買ってしまう。夏に、PCなんて買うもんぢゃないな。T-ZONEミナミでF1RS(Formula One Racing Simulation)をgetして、ツクモでYAMAHAのスピーカーを購入。うげ、太陽が出てきた。さっさと撤収。そうそう、電源タップも忘れずにね。

 さあ、組み立て作業開始。開けて、びっくり。このケースって5inchベイにパーツを入れるとき、なんとネジを使わない。金具でプラスチックの止め具を付けて、そいつをケースのガイドにスライドさせて取り付ける。ガワがネジ1本で外せるのはいいんだが、コの字型にかぶさっているためケッコー外すのがめんどい。3.5inch内部ベイに、HDDが入らない。内部ベイそのものをケースからネジで外して、ようやく取り付けられた。

 ここらへん、やはりTQ-700との違いが感じられた。TQ-700は、やっぱ、いいケースだわ。さて、とりあへずビデオ・カードとサウンド・カードだけ取り付けて、Windows 95 OSR2.5を導入。サウンド・カードのデバドラが、うまく入らない。BIOSでは正しく認識しているし、PCIかつOSR2.5ということでIRQのバッティングもありえない。なぜだ!? ドキュメントが英語だから、よくわからん。弟に読んでもらって、ようやくOK。

1998/07/10

 DVD-ROMが正義でせう、というわけでI-O DATAのDVD-AB2/GVをget。こいつわMPEG2のデコーダ・ボードとのセットで、DVD-ROMは2倍速、CD-ROMとしては20倍速のハードウェア。MITSUMIの32倍速CD-ROMを取り外して、その空いたベイに取り付ける。ついでにといってはなんだが、Windows 98を導入。アップグレード・インストールのかたちになってしまったので、後日入れ直そう。Windows 98そのものは、まったく問題なし。

 このDVD-ROMドライブは第二世代で、CD-Rも読める。ちなみに日立製。DVD Videoも、再生OK。そのためのNERVです……もとい、MPEG2デコーダ・ボードです。早速、EVAを再生してみる……音が出ない。DVD-ROMドライブ→MPEG2デコーダ・ボード→サウンド・カード→スピーカーという流れなのだが、MPEG2デコーダ・ボードとサウンド・カードをつなぐ、オーディオ・ケーブルがない。

 仕方ないので、MPEG2デコーダ・ボードとサウンド・カードの間を外部ステレオ・ピン・ジャックでつなぐ(両端オス)。結果オーライだが、この方法だとボリューム・コントロールで、マスター出力でしかコントロールできない。なにより、美しくない。私の美学に反する。というわけで、明日はやはりオーディオ・ケーブルを買いに行かねばなるまいて。我が家は、使いもしないオーディオ・ケーブルだらけだ(^^;。

1998/07/11

 ブツの買い出し。そして、ようやくLAN工事。んがぁ、意外とエアコンの管が太いうえに中でねじれていてスペースがない。カテゴリー5のUTPケーブルが、途中でつかえてしまう……というわけで、2本通すのは断念。ISDNは、ワイヤレスで使うしかないやね。しかし、LAN環境は必須。これができないと、マシン環境の移行もできない。ケーブルを細くすればいいかとも思ったが、そもそもつっかえてしまうのだから別問題。裁縫の要領で、次回にチャレンジ!

1998/07/12

 東急ハンズで、プラスチックの棒を買ってくる。最初、金属の棒にしようかと思ったのだが、長さが足りないうえにつなぐのが不安。木の棒は、強度そのものが不安。ワイヤーは、途中でつっかえてしまいそう……というわけで、プラスチックのいい長さの棒があったので、そいつにする。ちなみに、270cm。そんなにないかな。240cmくらいか。ま、200cmあれば足りるはず。結果、オーライ。長さは、ドンピシャリ(死語)だった。

 いったん棒を通して、確認。そのまま端にLANケーブルを固定して、棒を引き抜く要領でLANケーブルを穴に通す。グッドだよ、ベターだよ、ベストだよ! しかし、2本目は無理。純粋にケーブルだけ通して、コネクタをあとで取り付けるという方法を使えばなんとかなったかもしれないが、いまの私には無理。2本目はTA同士の接続用で考えていたので、こいつわワイヤレスでなんとかしよう。

 ようやく、NIC(3Com 3C905B-TX)と内蔵モデム(SupraMax 56i PCI)を取り付けにかかれる。モデムの導入・設定はまったく問題なかったが、NICの導入中、OSのネットワークに必要なファイルが見つからないと言われてしまう。どうしてもうまくいかないのでスキップしてしまうが、そのあとの設定に支障はなく、NTドメインにも問題なくログオンできた。ダイアルアップネットワークの設定も、OK。

1998/07/14

 さて、Xeonは別として、現時点での実質的な最速といえるPentium II 400MHzマシンとしての性能を全然使っていないので、F1 Racing Simmulationを導入してみる。当初、Voodoo2の3Dビデオカードを購入予定だったのだが、CanopusのPURE 3D IIが思いのほか高くて断念(46,800円。LXは42,800円)。さらに、PCIスロットがうまってしまった(核爆)。モデムは、ISAでもよかったかな~。ま、別にいいっス。

 POLからもらった、Motion JPEGのAVIファイルを再生してみる。うおおおっ! すごい。このデコードのスピードは、さすが Pentium II 400MHz。すごすぎ。SONYのCRTも、画面がキレイ。これは私だけではなく色々な人にも評判がよいので、うれしい。スピーカーもウーハーが、よいよい。重低音が響く……というせっかくのマシンなのに、いまだに初号機(Aptiva 755改)を使っている私。

 環境を参號機(EVA-03)側に構築して、えいやっと移行したいと考えている。で、ネットワーク環境が構築できたのが、ようやく12日の日曜日。これからアプリケーションを入れて、データを移して……という作業を行なうとすると、少なくとも土曜日までは無理。日曜日と月曜日は、ちと用事がありまして……ハイ。それにしてもHDDの容量って、いくつあっても足りない気分になっちゃうから不思議だわ。

1998/07/18

 朝、会社から帰って来てそのまま眠る。夜になって、ようやく作業開始。環境を構築してから、えいやっと移行……とか書いていたが、ちっとも進展しないのでチャイ。もうマシンを物理的に移動させることにした。移動そのものは、特に問題なし。で、OSの入れ直し。今度はNICの導入時にあやしげな動作を見せることもなく、全般的に問題なし。一部、設定変更中にシェル(Explorer)が落ちることがあったが、これを書いている現在は再現性なし。

1998/07/21

 ケースのリアにファンを取り付けて、ほぼ完璧。スキャナが欲しいが、USBにするか否かで迷う時期。ま、これは緊急に必要というわけではないから、じっくり考えましょう。YAMAHAのスピーカーは音がいいし、SONYのディスプレイは発色いいし、アプリケーションの起動は速いし、文句つけるとしたらキーボードぐらいかな(^^;。私は右側のALTキーを多用するんだが、Windowsキーがあるおかげでジャマくさいったらありゃしない。

1998/07/24

 正確には0:00をまわっていたので25日の出来事なのだが、ついにやってしまいしたよ、上りの終電がなくなってからの乗り過ごし。カネがもったいないなかったのでタクシーに乗る気はさらさらなかったけど、仮にカネがあっても階段の上まで続く行列を見たら、多分乗る気失せていたのでは? 6kmを実質1時間半で踏破したが、そもそも深夜まで働いたあとのバッドコンディション。左ヒザが痛いっス←そのスは、やめろ。

1998/07/25

 さて、夜が明けてWindows 98日本語版の発売日。アキバに行ってみよう! ……というわけで、スキャナをget。探していたLOGiTECHのPageScanColor Proは、どこにもナシ。PageScanColorが、9,800円で散見される。迷ったが、OZを待たせていたのでCanonのCanoScan 300Sにする。こいつわ、600dpiのシートフィードタイプ。その後、300dpiで自走モード付きのシートフィードタイプ8,900円を見つけてくやしがるもデザインがちと……。

 それにしても、入った喫茶店の両方が、一体いつになったら注文聞きに来てくれるの~? 一体いつになったら物を持ってきてくれるの~? という状態で、最初の店は「もういいよ」と出てしまう始末(?)。お冷やをテーブルにダン! と置かれたときには、オレ達なんかしちゃった? 状態。それは論外としても、今日は人ヒト人だから、そんなもんでしょうって私は思っていました。

 スキャナを設置してみて、大誤算。本体ケースの上に、置けないやん。パラレルポート接続なのだが、スキャナ側の端子が正面向かって左側にある。DVD-ROMドライブのトレイに、メディアを入れられないっつ~の。仕方なくモニタの上に置くが、美しくない。そして、ペラ紙だけのスキャンではやっぱり困る理由を思い出す。それは、同人誌である。処分時に、表紙だけスキャンしたいのである。

 表紙だけはていねい、かつカラーっつ~ある種、ちぃとをひこらもぉ少しマジメに描けよな~的な同人誌が、この世から絶対になくならない以上、これは避けられない宿命なのだ。逃れられない運命なのだ←どこがやねん。ま、最近はちゃんと選んで買っているので、そういう類の同人誌が我が家に存在する割合は減ってはいるのだが。置く場所があれば全部とっておきたいんだが、どうせ読みゃしないんだよね。

 パラレルケーブルのとりまわしも、美しくない。モニタの上を、はっているではないか。これは屈辱だ。それに200dpiでスキャンしてみたところ、カラーイラストの場合は十分な画質であることも判明。写真だと、360dpiないとつらいかも。いや、大きめの写真なら200dpiでも平気っスよ。ファイルサイズもA4のビットマップの場合75dpiで1.5MB、200dpiで11MB、600dpiで101MBのサイズとなった。あ、360dpiのときのサイズを忘れた。

1998/07/26

 というわけで、再びAKIBAへ。PageScanColorは、どこの店でも9,800円。対してCanoScan300Sは、24,200円。仮に前者を買って失敗したとしても、被害額は少なくすんだではないか。なんか、今回もダメダメかも……なんて思っていたら、ホントにホントになっちゃうからおもしろい。いや、おもしろくない。でも、これは自分自身のミス。途中、横浜のアニメイトでさくらちゃんのCD(2枚)を買っていく。AKIBAでは、電気街口が基地外(ママ)のような混雑。ツクモで購入して、さっさと撤収。

 セッティングして、早速スキャンしてみる。今度はB5なのでファイルサイズが異なるが、そもそも前回のデータはB5原稿をA4サイズでスキャンしてくれちゃっていたのだ。PageScanColorだと原稿サイズの調整は物理的に教えてあげる必要があるが、こっちの方が人間的だ。で、肝心のサイズだけど100dpiで2,084KB、200dpiで8,288KBとなった。ここらへんはビットマップデータだから、こっちの方がサイズが小さくよい……というのとは違うので、意味ないけど。

 でで、CanoScanでスキャンしたやつって色が薄い! これはフォトレタッチ・ソフト等でなんとかなるのかもしれないけど、肌色部分のデータがひどい。ど~せなら、修正作業は必要ない方がいい。自走モードで、雑誌をスキャンしてみる……ってやつは、まだ試していないんだがケーブルが正面向かって右側に出ているため、本体ケースの上にも置けていいよグッドだよ中○くん! というわけで、嗚呼、最初からこいつにしておけば……という感じ。しくり。

 にしても、オートシートフィーダが付いているはずなんだが……う~ん、それってPageScanColor Proぢゃないと付いていないのかも。ま、プリンタと違って一度に複数枚をスキャンすることは、まずないでしょう。ケーブルのとりまわしについては、文句がまったくないわけではないが、ATXのコネクタ二段タイプが登場する前に発売された機種であることも考慮すべきかと存じまする←何語だ。マシン全部のパーツについても、色々書きたいのだが……そのうちに。

 というわけで(?)、「GHOST IN THE SHELL」(攻殻機動隊)のDVDを観る。新しいマシンでDVD Videoが観られる環境をつくったが、DVDプレーヤー(DVL-9)の方がずっとキレイだった。次のマシンは、DVD-ROMドライブだけにしよう。なにしろ、PCIスロットがいくつあっても足りん。USBスピーカーを使えば、サウンド・カードもいらなくなる。モデムは、できれば内蔵タイプがよい。外付タイプは、置く場所に困る。あ、USBの内蔵タイプがあればいいのか。

1998/07/27

 さて、F1オーストリアGP。A1リンク。雨の予選でPPをとったのは、フィジケラ。フロントローに、アレジ。ハッキネンは、3番手。スタートしてハッキネン、M.シューマッハ、フィジケラというオーダーになる。シューマッハがミカを攻めるが、がっちり守る。逆にシューマッハがフィジケラに抜かれたり、あげくのはてにコースアウトしてフロント・ウィングをなくしてしまう。どうしたあああっ!? はっ! もしかして、これも彼の演技なのか!?

 フィジケラは、1回目のピットアウト直後に、2コーナーのヘアピンでアレジと接触してリタイア。あれわいかんよ、フィジケラくん。あなたのタイヤは、まだあたたまっていなかったでしょ。コーナー進入時には、アレジのマシンがすでに1台分前にいたでしょ。終盤、ラルフを抜くのにシューマッハがてこずったが、逆にラルフはいい仕事したね。きっとレース終了後、シューマッハからほめられたでしょう。見え見えでゆずったら、色々と問題あるもんね~。

 その最たるものがアーバンテ、サンバイン。サンバインのアーバンテくんは、1分16秒のスローペースで、LAPタイム1分13秒のシューマッハを待っていた。フェラーリは、ドライバー同士が無線交信可能とのこと。やるな、PIONEER。ドライバー同士の無線交信は録音されず、FIAはチェックできないのだ。さらに誰も聞いちゃいねえのに、フェラーリの広報が「アーバインはブレーキのトラブルをかかえている」とアナウンス。笑った、笑った(^o^)。

 予想通りアーバンテのサンバイン(ママ)くんは、シューマッハを前に出してフィニィッシュ。マクラーレンはワン・ツーで、コンストラクターズ・ポイントを稼いだ。これでドライバーズ・ポイントは8ポイント差に広がったが、シューマッハのパフォーマンスを考えると、ハッキネンは相当ナーバスな状態が今後も続くことになるでしょうな。それこそがシューマッハの思うところなんでしょうが。来週は、高速のホッケンハイム。メルセデス・エンジンのアドバンテージありか!?

1998/07/28

 スキャナを新しいものに交換したところ、Windows 98が起動しなくなってしまった。パラレルポートにスキャナを接続してマシンを起動すると、Windowsの起動画面が出たあとブラックアウトしてしまうのだ。リブートするとセーフモードで起動して、現在のディスプレイとビデオカードの設定は有効ではない、と言われてしまう。ビデオまわりのデバドラは、当然何もいじくっていない。

 システムの変更点は、CanoScan 300Sを外してPageScanColorを接続し、CanoScan 300S用のアプリケーションをアンインストールしただけ。もしかしたら、削除してはいけない共有ファイルを削除してしまったのかなあ。でも何回かリブートすると画面は元に戻り、PageScanColorも正常に使えるようになる。ところが、電源を落として再度起動するとおんなじ症状。

 最初からスキャナを外すと問題なくマシンが起動することから、一番あやしいのは、やはりスキャナ。とほほ……どうすりゃいいんでしょうか? 相性の問題として、あきらめるしかないんでしょうか? BIOSの設定でパラレルポートがECP+EPPになっていたので、ECPのみにしてみたが変化なし。EPPまたはNormalにして、DMA転送をなしにしてもダメ。BIOSのアップデートが必要なんでしょうか? それとも、OSの入れ直し?

1998/07/29

 LogicoolのWebサイトを確認すると、認識されないときは……というFAQを発見。書いてある通りに色々と試してみるが、結果は同じ。あきらめて、PageScanColorは参号機(Aptiva 755改)で使うことにする。もっとも、現時点ではそれが可能か否かさえも不明なのだが。初号機用としては、PageScanColor ProのUSB版が出るまで待つことにする。これとて、Logicoolが出してくれるのかどうかは不明。

1998/07/30

 CanopusのWebサイトへ行ってみたところ、なんとASUSTeKのP2BとPWR128Aの組み合わせで、画面がまったく表示されないという不具合があがっているではないか。これって、まさにスキャナを接続したときの、うちの状態ぢゃないのさ。マザーボードかビデオカードの、どちらかにハードウェア・レベルでの対応をしなければいけないらしい。ぐはあっ(血を吐く音)! ちょっとさあ、Canopusのビデオカードってこういうのが多いよ。ま、PWR128A/GTVを買うときに、まったく考えなかったわけではないんだけどね。

1998/07/31

 ついにRIVA128ZXチップ搭載のZXR128A(Canopus)が店頭に並んだらしいが、こいつもP2Bと組み合わせたときに画面が表示されないことがあるという。もちろん、すべてにおいてではなく一部のロットとのことだが、それを確かめる気はない。Logicoolはスキャナ部門をすでに売却していて、PageScanColor ProのUSB版が出るかどうかなんて、まったく不明。スキャナ部門を購入した会社が、PageScan USBを販売開始したが、色が白ぢゃないからダメ。

 PC Watchを読むと、MatroxのMillennium G200 AGPが出ているらしい。開店後3時間で、50本が完売したところもあった模様。完売という響きには、弱い……欲しい。これを試してみるか……もし入手できなかったときは、Viper V330 AGPを代替品とする散財計画を企画・立案。これでホントにダメなら、初号機でスキャナを使うのはあきらめます←そもそも、ここまでこだわる理由はなんぢゃらほい。


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