文字通り、VMware 4.0にRedHat Linux 9 (Shrike)を導入/設定する方法です。初出は「よくわか28」の8月13日です。
最初インストールタイプを「サーバー」にしたら、X Window Systemが入りませんでした。VMware Toolsが設定できないので、rpmコマンドを使ってXFree86をインストールしようとしたのですが、依存関係がよくわからない。色々と試している時間がなかったので、仮想マシンをつくり直してしまいました。今度はインストールタイプを「カスタマイズ」にして、必要と思われるものから必要ぢゃないかもしれないものまで選択。X Windowが起動したので、続いてVMware Toolsのインストール。
# cd / # mount -t iso9660 /dev/cdrom /mnt # cp /mnt/vmware-linux-tools.tar.gz /tmp # umount /dev/cdrom # cd /tmp # tar zxf vmware-linux-tools.tar.gz # cd vmware-tools-distrib # ./vmware-install.pl
X Windowsが起動している状態で「vmware-toolbox &」を実行して、起動OK。あとネットワーク・アダプターが起動しなかったのですが、「Red Hat9.0 ゲストでネットワークカードがリンクアップしません」(リンク切れ)を見て解決。今回の環境では「/etc/sysconfig/networking/devices」の下は空だったので、「/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0」に以下のように書いただけでした。
check_link_down ( ) { return 1; }
VMware Toolsをインストールしたのは、VMwareの共有フォルダー機能を利用したかったためでした。ホストOSであるWindows 2000環境から、ファイルをゲストOSに渡したかったのです。ところが、Linux上で共有フォルダーがどこにあるのかわからない。とゆーわけで、Sambaクライアントを使うことに変更。Windows上でフォルダーに共有設定を行ない、Linux側から接続します。
# smbclient //[コンピュータ名]/[共有名] -U [ユーザー名]
[ユーザー名]とかは実際の値が入るんですが、[コンピュータ名]については実はIPアドレスを指定しました(hostsファイルに書くのが、面倒くさかっただけ)。接続したあとは、ftpコマンドと同じような感じ。無事、ファイルを移すことができました。