Notes Server
警報! 警報!
「どうした?」
「な、なにものかが、パススルーサーバーに不正アクセスを試みています」
「なに? 一体誰が……」
「わ、わかりません」
「データベースカタログを防御障壁に使え」
「了解。防御障壁、展開……突破されました。パスワード、解析中。すごい速さだ」
「逆探知、成功! 侵入元はグ○ープ○ェア推○室です」
「やつか!!」
「6桁……8桁。パスワードが解析されました。パススルーサーバーの公開アドレス帳を読んでいます」
「やつめ、なにをする気だ」
「やばい……このサーバー文書は……□□□□に侵入する気です!!」
「サーバーの電源を落とせ」
「しかし、他のユーザーがログオンしています」
「かまわん。drop allしろ。どの道、やつに◇◇◇◇をのっとられたら おしまいだ」
「りょ、了解。スイッチ、お願いします」
「了解」
オフ!
……。
「電源が落とせません!!」
「□□□□に侵入されました! 認証者IDを探しています」
「認証者IDは退避してある」
「管理者IDを見つけられました。□□□□がR4.53bにバージョンアップされました」
"社内LANノTCP/IPヲNotesデ使用シマス。TCP/IPノぽーとヲ有効ニシマス"。
"ぽーとガ有効デハアリマセン"。
"ぽーとガ有効デハアリマセン"。
「TCP/IPをしゃべるつもりなのか」
「IP接続して、そのままInternetに出る気だな」
「今度は、△△△△が侵されています!」
「は、速すぎる」
「まずいぞ」
「どうする」
「社内LANのボーレイトを、トークンリングの16Mbpsから、ケーブル接続の9600bpsに変更! 急いで!!」
「了解」
「侵入速度が落ちました」
「た、助かった……」
「どのくらい、もつのかね?」
「いままでの速さから逆算すると、あと22日です」
……給料日前か。
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