スピーカーシステム



外側がTANNOY Super Red Monitor -15X+Technics EAS-10TH800
内側がJBL #4343B+PIONEER PT-R5


購入価格よりも改造費のほうが高いです。



SRM-15Xのネットワークははみだしてしまいまいた。バスレフポートから中が少し見えています。
箱の中に、コイルとトランス式アッテネータなどが入っています。
外には位相補正用の回路がはみ出しています。

銅箔を電極に用いているHi-Λコンデンサ。マイラーフィルムコンデンサで、1984年に購入。現在は入手できないのでとても残念です。




TANNOYのスピーカは、ツィータの振動板は1983年から一貫して同社の
Westminster用のマグネシウムを使用したものを使用してきました。
従来は、ジュラルミンであるのですが、硬質な感じと分解能の甘さが
気になり、1年足らずでお役ご免となりました。マグネシウム振動板も1つ
ではなく、Westminsterの小改良ごとに変えてきたので現在は3枚目。
これまでに購入したツィータ振動板だけでも国産高級スピーカはラクに
購入可能です。現在使用中の振動板は、1992年物のWestminster Royal
の振動板です。

世界最高級の部類のパーツを無理やり納めています
(緻密な計算と官能評価により低域と高域に位相補正回路を挿入)
双信SE、ASC、Super Cap、Wonder Cap、ERO、WIMA
オールメタルクラッド抵抗、TANGOトランス式アッテネータ
TANGOOFCリッツ線コイル、太陽通信Hi−Λ、Λ、その他


Technics EAS-10TH800
Technicsのリーフツィータは残念ながら本1996年に生産完了しました。
このツィータの母体となったモデルは、10TH1000ですが、20年ものロングラン
です。定規で引いたようなインピーダンス特性と、周波数特性が特徴。
このような商品は、今後DVDの登場で周波数特性が100kHzに及んだと
きには有効でしょうから、無くなってしまって残念です。ちなみに私は
中学生の頃(約23年前)から使用しています。近年の内外のスーパーツィータ
の高額商品にはとんでもない価格設定のものも存在するようですが、23
年前当時は、Technicsのリーフツィータはかなりの高額商品でした。     
私の使用しているEAS-10TH800というモデルは、SB-8000に採用されていた
ツィータです。17mgの振動板等価質量と、125kHzまでのレスポンス(10TH1000は
150kHzまで)が特徴です。                                 
マグネットは、10TH1000がアルニコマグネットであるのに対し、10TH800はフェ
ライトです。総磁束は176,000maxwellにも達します。                  
(10TH1000は260,000maxwell)                             
ASCの0.68uFだけで切っています。クロスオーバー周波数は約40kHzです。 


TANNOYとJBLというと、世界の著名スピーカーメーカーです。これを両方持つ
ということは、なんだかミーハーなような気がしますが、JBLの#4343は、最近、近
所の人(といっても、全くコネもなく、初対面の人)から頂いたものです。以前に私
のホームページを訪れた方なら、以前はDENONのSC-5000というスピーカーを
使っていたけど、どうしたのだろうか?あれも確か国産にしては珍しい高能率&
高耐入力ではなかったのだろうか?180リットルもあるし・・・。とおっしゃっている
あなた!某病院の体育館に置いてあります。勿論、私のですが、最近突然、スコ
ーカーが片ch鳴らなくなってサブで遊べるスピーカーとしての天命をまっとうしまし
た。直すなら、1chにつき、ツィータは\45,000、スコーカーは\45,000、ウーハー
は\97,000もかかりますから、このJBL #4343をもらえたことはとてもラッキーでした。
エッジはボロボロで朽ち果てて無くなっていまししたが、ヒノオーディオの専用の人
工皮革を使用して自分で張り替えてしまいましたから、2万円しかかかっていません
。本当にラッキーです。 JBL #4343が実はこれまでの私のスピーカーシステム遍
歴のうち、最も高価なスピーカーシステムです。                  



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