カートリッジ



若かりし頃は月1で買っていました。




MY CARTRIDGE
DENON                                          
DL-103GOLD                                     
DENONのカートリッジは、DL-103は、20周年記念のGOLDタイプを
使用していますが、こちらのモデル、確か15周年記念のときは、異常
に高額であったのですが、20周年のときは、ほとんどブラックタイプと
同価格となり、私にも買えるようになりました(笑)。ただ、音質はなぜ
かブラックタイプの方が個人的には好きです。また、特に103はまとも
な音で鳴らしていない人が多いと感じています。私自身も、入手したば
かりのときは、悩みました。もこもこしていてスカッとしないのが気に入り
ませんでした。ただ、自作のトーンアーム出力ケーブルを使用してか
らは、嘘のように豪快で切れ込みの良い、イメージ通りの音がしてきて
、よく使用するようになりました。                     
DL-103M                                       
こちらは、発売が遅れ、しかも短命なカートリッジであったと思ってい
ます。特徴は、継竿式のカンチレバーの根元が、DENONのお家芸
である、アモルファスボロンを用いているところです。ただ、DL-103
というネーミングでありながら、磁気回路が同シリーズとは異なって
いるところが、ちょっと手抜きかと思いますが、音質はなかなか好き
です。                                   
DL-303                                        
初めてアルバイトをした中学3年生(1980年3月)のそのアルバイ
ト代を全てはたいて購入したカートリッジです。振動系実効質量0.18mgと、
1979年当時最軽量で、アルミ合金カンチレバーでは恐らく現在でも最も
軽量の振動系だと思います。ハイコンプライアンス、とろりとして
繊細で美しい音色です。
            

ortofon                                          
MC-20MKII                                    
高校3年生の夏に購入したカートリッジです。お店の人は全く薦め
ませんでしたが、買ってきてその理由がわかりました。こちらも満足
のいく音を出すのには、骨が折れます。評論家の故瀬川冬樹氏は
、MC-30がかなりお気に入りであったようですが、氏の組み合わせ
ていた装置が、世界のハイエンドであったことが当時の貧弱な私の
装置と隔たりがあることも原因ではないかと思っていました。予想し
ていた音とは裏腹に、はじめはくすんだ音しか出ませんでしたが、
周辺装置のグレードを高め、自作ケーブルを得てからは、とても素
晴らしい再生音で鳴っています。                   
MC-200                                      
ユニークなシェル一体型のカートリッジで、こちらは、無垢のボロン
カンチレバーを使用しています。輝かしい音がします。こちらのカー
トリッジも、MC-20MKII同様、プラチナ円盤を利用した、セレクティ
ブダンピング方式を採用している点がユニークです。        

PHILIPS                                         
GP-922Z                                    
カンチレバーがユニークで、アルミとベリリウムの2重構造となって
います。音質は、ortofonに似ています。              

audio-technica                                    
AT-37E                                    
カンチレバーにルビーを用いたモデルで、素晴らしい音場感が好
きです。                                 
TT-30                                     
針先交換ができる安価なMCカートリッジですが、静電気を帯びや
すいのが難点。                             

GRANTZ                                        
GMC-20E                                  
どうも、この時期(1982年から1985年頃)は、安価で優秀なMC
カートリッジが続出したと思っています。その火付け役みたいなカ
ートリッジの一つではないかと思っています。こちらもMC型なのに
針先交換ができます。                         

YAMAHA                                       
MC-2000                                  
とにかく振動系の等価質量の小さなMCカートリッジで、0.059mg
しかない、MC型最軽量の振動系(というのは、TechnicsのMM型の
100CMK4は0.055mgだったから)で、この美しい弦楽器の音、ド
ラムスのアタックの反応の素晴らしさは、格別なものがあります。で
きれば再販して欲しいです。                      
 
MC-1000                                  
ダイヤモンドコーティングを施したカンチレバーを持つカートリッジ
で、MC-2000よりもちょっと聴きでは鮮明な印象を受ける音がする
。こちらのカートリッジの振動系等価質量も大変小さく、0.105mgで
す。このカートリッジもできれば再販して欲しいです。        

entre                                        
EC-35                                    
ボロンカンチレバーを採用しながら、リーズナブルな価格のカートリ
ッジ。高音がとても美しい。                       

Technics                                      
205C-IIL                                 
古いカートリッジですが、当初は205Cは等価質量の小さなカート
リッジで種類は一つでしたが、205Cは軽振動系等価質量のカート
リッジの最先端を行っていました(1970年代前半で0.4mg量205C
シリーズにあって、コイルのインピーダンスを下げたモデルで、出
力電圧の低めのモデルでした。                   
460C                                    
半導体型カートリッジで、こちらは現在の環境では使えません。専
用のアンプが必要です。半導体型であるので、原理的にDCから
レスポンスがあります。また、このカートリッジは、私が幼少のとき
に使用していた同社のSC-1100Dというセパレートステレオに使
用されていた4チャンネル用のカートリッジでした。針先形状は特
殊な楕円であったと記憶しています。                
                
SHURE                                      
V-15TYPEIV                              
MM型のカートリッジで、とても有名なモデルです。超楕円針を
使用してその針先形状の優秀性を謳い文句にしていました。 
M-95HE                                 
もともとは、V-15TYPEIIIの廉価版でしたが、本家のTYPEIII
よりも早い時期(1979年)にHEスタイラスを得て、売れたカート
リッジであったと記憶しています。                

EMPIRE                                     
400D/I-LAC                              
はじめは、LACではなかったのですが、針交換の際にLACと
しました。このカートリッジの音も衝撃的でした。初めて海外製
のカートリッジを購入した(1978年秋)のがこのモデルでした。

Victor                                     
Z-1                                    
QL-F4というプレーヤを買ったときに付いてきたカートリッジで、
カートリッジでこんなにも音質が激変するのかと知らしめたカート
リッジでした。以来(1978年)、私はカートリッジコレクターとな
りました。                               

   



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