アナログプレーヤー




一見すると、普通のプレーヤーですが、実は、電源
トランスが外に遠く離れて設置されています。このプ
レーヤーは、最初期のロットのものなので、オルトフォン
のカートリッジと相性が悪くて、マイクロのサービスマンに
出張改造してもらった(1982年)後、さらに自分でも手
を加えてしまいました。                   
ターンテーブルシートは、audio-technicaのセラミック
シート(AT-660)の上に、吸着タイプのAT-666EXを使
用しています。白くみえているのはレコードスタビライザ
で、entreのec-4501(セラミック製)です。         
トーンアームは、AUDIOCRAFT製で、AC-3000Silver
です。その前には1年ほどAC-3000MCも使っていました
。このアームも、一見普通ですが、買ってきてすぐにバラ
して、内部配線にビクターサービス超ラボシリーズの導
電ラッカーを塗ってあります。都合、アームパイプは、持っ
ている分は全てこの改造を施してあります。       
                           
entreのET-100は、1979年のSER.No.00185の初期ロットを当時
購入後、中のシールドが改良された後、1983年に20Ω対応に
なってからのものを、設計者の松平氏と相談してトランスの
処理を変更しています。アース線は、独自で最もヌケが良く
なるように改造しています。2つのケースがあるため、
完全ダブルモノーラルで使用しています。スイッチはジャンプし、
2次側は、HITACHIのLC-OFCの4E-6SでPASSを含めると2系統
引き出していて、1次側は、入力端子にてPASS、3Ω、20Ω、40Ω
が切り替えられます。最近はMCトランスをあまり使用して
いませんが、トランス利用時は、PASSからの配線をC-2xのPHONO1
へ接続し、2次側からの直接出力はC-2xのPHONO2へ接続して利用
しています。                       


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