埼玉高速鉄道は「赤羽岩淵」から「浦和美園」までの14.6kmの路線で、ほとんどが地下路線となっており、地上に線路と駅があるのは終着の「浦和美園」だけとなっています。
また、埼玉高速鉄道は営団地下鉄南北線,東急目黒線と相互直通運転を行っています。列車の運行についてはATOのワンマン運転となっており、南北線も含めて浦和美園までの全駅にホームドアが設置されています。
今回はたまたまやってきた東急目黒線3000系車両に乗りましたが、埼玉高速鉄道線内も「ほとんど地下鉄である」ことを知らなかったため、ややびっくりという感じでした。営団南北線内はカーブが多くあまり速度は上げませんが、赤羽岩淵からはカーブが緩やかになって速度も速くなります。
終点の「浦和美園」では駅の周りを歩いてみましたが、駅と車両基地,埼玉サッカースタジアムがあり、周りには畑が広がっていました。サッカーの試合がある時にはかなりの需要が見込めそうです。この日はサッカースタジアムでの初ゲームということで大勢のサポーターでいっぱいでした。
「浦和美園駅」からの帰りは、武蔵野線との接続駅「東川口駅」で下車してモスバーガーで昼食を食べ、ホームではしばらく写真を撮っていました。
武蔵野線では、103系電車の他に貨物も走っているので変化があります。また、この日はサッカー観戦客がホームにあふれることを想定して、103系電車と貨物列車はホーム付近で徐行をしていました。
今回は営団南北線から埼玉高速鉄道まで乗車してみました。一本で都内まで行くことができるのはよいと思いますが、運賃の高さが気になりました。(1000円のパスネットはあっという間に使い切ってしまいました。)ぜひ、営団と通しで乗る場合には割り引きの制度を作っていただきたいところです。
また、今回は埼玉高速鉄道の車両には出逢わなかったので、次回はぜひ乗ってみたいと思います。