名古屋鉄道 三河線猿投駅にて
2日目は次のような経路で乗りつぶしを始めた。
地下鉄東山線池下−桜通線今池−御器所−鶴舞線赤池−名鉄豊田線−豊田市−名鉄三河線猿投,西中金−豊田市,知立−碧南−吉良吉田−名鉄西尾線−新安城−本線笠松−名鉄竹鼻線江吉良−大須(以後、逆方向で新名古屋へ)
まずは地下鉄に乗車し、御器所で鶴舞線に乗り換え。鶴舞線は名鉄犬山線と名鉄豊田線豊田市まで乗り入れているため、鶴舞線には名鉄の車両が走っている。当日はその名鉄車両のシートに座って豊田市,猿投へと向かった。
猿投駅では、「猿投」や「ワイド3.3.SUNフリ−きっぷ」のプレートを付けた車両が入っていた。最近ではLED表示がはやりであるが、このようなプレートを付けるというのも見やすくていいのかもしれない。
名鉄三河線西中金駅にて
猿投で下車をして駅前を若干散策したあと、西中金ゆきの気動車へ乗りかえた。
この路線は単行気動車のワンマン運転となっていて、各駅も完全に無人駅となっている。最高速度は80km/hは出していたので私が常用している京浜東北線よりもスピード感がある。
終着の西中金駅は、木造平屋の小さな建物でかなりの年月を感じさせる駅舎である。すぐ脇には商店と名鉄バスの停留所があり、私達が乗った列車が到着してまもなくバスがやってきて乗り継ぎを確保している。このような乗り継ぎは名鉄ならではかもしれない。
西中金のホームをあとにする
吉良吉田駅にて
西中金をあとにして再び猿投,豊田市と戻り、三河線を南下して知立,碧南へと乗り継ぎ。普通電車に乗ったためにきわめて時間がかかった。
碧南では1時間程度の余裕ができたので、ここで簡単に昼食とした。たまたま、バターロールのパンを持ち合わせていたので、私と同行していた友人と食べた。
碧南の駅舎は割と大きめであるが、なぜか駅舎の写真は撮らなかった。この日も暑い日であったからであろう。
ほどなく時間がたち、吉良吉田ゆきの気動車が入線。西中金まで走っている気動車とはまた違う車両である。碧南から吉良吉田まで約30分程度の乗車時間であったが、この区間は西中金と比べて景色や乗車人数が違う。西中金ではほとんど山間部を走る路線であり、乗客も自分達を含めて5人以下である。一方、碧南−吉良吉田間では結構建物もあり、シートは完全に埋まって私も立って乗車したくらいの人数である。途中にはまだ新しいコンクリートの立体交差部もあってそれなりに資金が投じられている。西中金とは違い、もう少し努力をすれば輸送密度を上げられる路線ではないかと思う。
吉良吉田からは竹鼻線に移動するために佐屋ゆき特急に乗った。この特急は座席指定制となっており、乗車前にμ(ミュー)チケットを購入して座席指定を受ける。とりあえず、佐屋までのチケットを買い列車に乗った。車内はなかなかきれいで落ち着いた雰囲気となっている。名鉄西尾線内はかなりカーブがあるためあまり速度は上げられないが、新安城から本線に入るとそれなりに速くなった。
約1時間ほど乗って新一ノ宮で急行に乗りかえる。岐阜の近くではどの列車も約120km/hで走るので私達が乗った急行もスピード感を楽しむことができた。
新一ノ宮から笠松まで移動し、竹鼻線へ乗り換え。途中の江吉良で羽島線に乗りかえると新幹線の岐阜羽島へ行くことができる。それにしても、笠松からはほとんど乗客がいない。たまたま最後尾の車両に乗ったこともあるのかもしれないが。終点の大須に到着しても下車した人は数えるほどしかいなかった。ここでも竹鼻線存続の看板があったが、現状では厳しいと思われる。
大須駅にて(ここでは,1両分ホームからはみ出してしまうので,到着前に車掌さんに前の車両へ移るように案内された。)