岐阜市内線,揖斐線,谷汲線の接続駅である黒野駅にて
8月19,20日の2日間,名鉄乗り歩きをしてきました。目的は,廃止が名鉄より提示されている八百津線,谷汲線,揖斐線,竹鼻線(江吉良-大須),三河線(猿投-西中金,碧南-吉良吉田)の各線区を訪問することでした。
なお,名古屋では先日の豪雨により大変な被害となってしまいました。心より早期復旧をお祈り致します。
まずは,東京から「ムーンライトながら」で岐阜まで乗車し,岐阜から岐阜市内線で黒野,黒野からは揖斐線,谷汲線を乗車しました。
使用した乗車券は,岐阜までは普通乗車券を購入し,名鉄線内は「3・3・SUN フリーきっぷ」(名鉄,近鉄,南海が3日間乗り放題。5000円)を新岐阜で購入しました。
本揖斐駅にて
黒野から揖斐線に乗って本揖斐まで出てみました。2年前に美濃町線(美濃まで乗車)に乗りに来たときにも一度訪問していますが,今回も「つりかけモータ」の音を聞きながら電車に乗ることができました。車窓からの景色も以前とそれほど変わっていないような感じでした。
しかしながら,本揖斐駅はすでに無人化されており,若干の利用者があるものの駅前の広さだけが印象に残りました。
谷汲線車内から揖斐へ向かう電車を撮影
谷汲駅にて
谷汲から黒野へ戻る電車から撮影
谷汲も2年前に訪れていますが,あいかわらず乗客はまばらでした。ホームの脇には「乗って残そう 名鉄谷汲線」ののぼりが立っていましたが,利用者がないのでは存続は難しい。
乗ってきた電車ですぐに黒野,新岐阜へ戻り,犬山を経由して八百津,御嵩をめざしました。
新岐阜から明智,八百津へ
八百津駅にて
八百津線の気動車
さて,新岐阜から各務原線に乗って犬山を通り,広見線明智で八百津線に乗り換えました。犬山橋を列車で渡るのは初めてでしたが,現在は鉄道と車道が完全に分離されているため,以前のような渋滞に巻き込まれる?ことはありません。(4,5年前にもこの犬山橋を訪れており,このときには道路が大渋滞となっていました。)
以前は列車と道路の併用橋として珍しい存在でしたが,とにかくこの渋滞を解決するには仕方のない方策でしょう。
その後は八百津から明智まで戻り,御嵩も訪問。本揖斐,谷汲,八百津各駅と同じように,御嵩駅も個性的なデザインの駅舎となっています。それにしても,名鉄各線相互の乗り継ぎがきちんとしています。明智,黒野など必ず乗り換え列車に接続しているのが大変便利です。
一日目最後は,犬山から小牧線に乗って上飯田まで乗り通し,上飯田から名鉄バスで池下まで移動,宿をとりました。
一日目としては,ひたすら乗り継ぐ旅であったためにかなり居眠りをしている時間が多く,車両の型式もとくにチェックをしなかったのですが,日頃の気分転換にはなったと思います。それにしても,名鉄の車両は様々な種類があり見ているだけでも楽しかったです。
二日目は地下鉄,豊田線に乗っていきます。