2000年5月1日 広島電鉄,宮島,北九州へ





広島電鉄(緑の5000系電車がグリーンム−バー。下の写真が運転台です。)

5月1日は,まず広島電鉄(広電)と宮島航路に乗って宮島観光をしました。
銀山町の電停へ行くと,たまたま広電宮島ゆきの電車が来たのでその電車に乗車。電車の編成は
(宮島 3809B+3809C+3809A 広島駅)でした。
広電宮島までは所要時間約40分程度でしたが,市内から原爆ドームと広島市民球場の間を走って広電専用橋を渡っていきます。途中からは複線の専用軌道を走りました。

写真は宮島からの帰りに撮影したものですが,車両の外装・形状を見ただけでも変わったデザインだと思います。車内はさらに変わっていてとても強い印象をうけました。とくに,運転台はアーケードゲームにあってもよいようなものでした。






JR宮島航路の「ななうら丸」と厳島神社の鳥居

広電から下車すると改札左側に宮島航路の桟橋があり,JRと広電が宮島航路 を運行している。今回は行きはJR,帰りは広電を利用しました。
JRの船が広電と比べてやや小さく,揺れも多少あるという感じでした。宮島には高校時代に一度修学旅行で訪問しており,非常に久しぶりの観光でした。途中,厳島神社や鳥居を見て写真を取りまくっていました。












宮島にて

宮島桟橋へ下船してみると,実に多くの観光客が訪れるのですね。かなり列をなして桟橋駅へ向かいます。改札を出て外へ出てみると桟橋駅は立派な建物であることがわかりました。桟橋にはJRと広電の切符売り場,売店,休憩用の椅子が多数あります。

桟橋を出るともう鹿達がうろうろしていて,鹿せんべいをねだろうと観光客に近寄ってきます。(もちろん,せんべいを持っている人だけによってきます。)せんべいを売っているおじさんは,「鹿の前で手を横に振ると,せんべいを持っていないということを鹿達は理解します。」と言っていました。

さらに,桟橋を出て右側(厳島神社側)へ歩いていくと,鳥居を見ることができました。ここまで,近づいて見るのも久しぶりです。もちろん,ここにも鹿がたたずんでいました。
また,こちら側にはみやげもの店が多くあって,ここでは名物の「もみじまんじゅう」を購入しました。さらに,宮島にはロープウェイもあるのですが,この旅行では時間の都合で見合わせました。








広電の宮島航路

宮島観光の帰りは広電の船を利用しました。乗車券は航路と広電宮島線がセットになっています。
広電の船はJRと比べてやや大形で揺れも少ない。しかも,テープの案内放送もしっかりとしていました。ということで,JRと広電では力の入れ方が違っていて,広電の方がやや上回っている感じでしたが,航路の運行本数はどちらも約15分間隔となっていてお互いの空き時間をうめる形で運行されていました。よって,利用するには不便はありません。

帰りの宮島線は5000系グリーンム−バーに乗車しました。編成は
宮島 5001B+5001D+5001E+5001C+5001A 広島
となっていました。やはり,車両の内外装とも斬新なデザインがよかったです。車両の銘版には「シーメンス,◯◯◯(海外メーカー,忘れました),アルナ工機」となっていて,海外で作っているのでしょうか。
とくに,運転台はこれが電車の運転台かというほど斬新なものでした。シートには移動ダンパーやひじかけが付いていますが,運転をしているとかなり揺れているので,運転はしやすいのかどうか。。。
運転は,右手でマスコンを操作し,ひじかけに左腕を乗せてドアの開閉をしていました。
このグリーンム−バには初めて乗ったのですが,一番前の車両の「展望席」に座れたのでラッキーでした。(^-^)










グリーンム−バーと門司,西鉄北九州線

広島からはひかりに乗って小倉まで乗車しました。仕事で一度九州に渡っていますが,観光で九州に来るのははじめてです。小倉ではまず,門司港へ行ってきました。
門司港は歴史のある建物で,この日もイベントをやっていました。写真を何枚か撮影して港へ行ってみました。一部で工事をしていましたが,さすがに歴史ある港なのできちんと整備されているようです。
門司港駅では駅をあげて駅舎の保存に努めていて,その熱心さが伝わってきます。いつまでもこの意気込みを続けてほしいと思います。
そのほか,駅の構内には0kmポストがあります。

門司港を後にして,鹿児島本線を西へ進み黒崎で下車。西鉄北九州線に乗って折尾まで往復しました。車両は完全に路面電車ですが,軌道は全線専用軌道でした。乗車時間帯が夕方近くだったせいか乗客は大半が高校生で,自分が乗っているとちょっと仲間はずれという感じでした。


この後は,再び鹿児島本線の快速電車で博多へ向かい,泊まりました。5月2日は博多付近(西鉄,地下鉄など)を乗車しました。



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