2000年4月30日,5月1日 広島各線に乗車



「あさかぜ」で広島へ。(東京駅)

今年のGWは広島の可部線,アストラムライン,宮島,北九州へ行ってきました。今回は朝から可部線に乗るために,寝台特急 「あさかぜ」を利用しました。GWにもかかわらず,寝台の利用率はそれほどでもありませんでした。






可部線「キハ40 2047」(三段峡駅)

広島であさかぜから下車して,可部線へ乗り換えました。可部線は広島-可部間は電化区間,可部-三段峡間は非電化区間です。
115系電車は広島を出ると横川(よこがわ)あたりまでは都市部を走りますが,この先は山間部を走ります。可部では1時間程度乗り継ぎ時間があり,待合室で雑誌を読んだり駅のすぐ脇にあるふみきりの脇で可部線電車の発着を眺めていました。
また,可部駅にはみどりの窓口があり,ここで帰りの寝台を確保しました。博多から京都まで戻るのに「あかつき」「さくら,はやぶさ」を希望しましたが,意外と寝台が埋まっていて「はやぶさ」となりました。京都からは新幹線を利用するので乗り継ぎ割り引きになるかと思ったら,対象となるのは 「あかつき」で,東京まで走る 「さくら,はやぶさ」は対象外なのです。残念!

寝台券を購入し3両編成のキハ40で再び三段峡へ向かいます。約90分の乗車でした。山の間を川を横に見ながらのんびりと走ります。途中駅のほとんどが駅員無配置駅で乗客の乗降もほとんどありません。三段峡まではハイキングをする人だけになりました。










三段峡にて

三段峡駅前にはSLが置かれていて,そこには「可部線存続を!」の横断幕がかかげてありました。でも,この乗車率と一日数本の列車では存続は難しいかなと思いました。

駅でスタンプを押そうと思ったら,「2月14日心無い者のためスタンプを盗まれました。スタンプを押すことができないことをお許しください。」とスタンプ台にはり紙がしてありました。仕方なく写真を撮っておきました。

三段峡には,登山口や旅館,おみやげ屋,大きくはありませんが駐車場など一通りあります。一応入り口まで歩いてみましたが,登山道の奥では土砂崩れで工事中のため進めなかったので,あとの時間は食事をしたりして過ごしました。秋であれば紅葉がすばらしいのではないかと思います。
三段峡の次は13:25広島電鉄バスで広島バスセンターへ行きました。






広島高速交通「アストラム」(広域公園前)

広電バスは国道から広島バイパスを経由して広島バスセンターまで走りました。この路線も三段峡のローカル区間から広島市内の雰囲気を約90分楽しめました。バスの車種は確認を忘れてしまいましたが,さほどパワーのあるバスではありませんでした。ちなみに運賃は1400円でした。

広島バスセンターの4階に到着後下におりて県庁前まで歩きてアストラムに乗りました。ここでは一日乗車券900円を購入しました。
まずは,広域公園前行きに乗車しました。車内はなかなかきれいでいいですが,広島市内を出るとあまりにも乗客が少なすぎるという感じです。ほとんど空気輸送でした。休日ということもあるのかもしれませんが,もう少し努力が必要かもしれません。そうすると,人件費の面で無人の新交通システムであるということが多少は有利かもしれません。
広域公園前で下車して,公園まであるきました。ここは以前国体が開かれた競技場だと思いますが,当日は雨が降ってしまいあまり長居はできませんでした。でもとても立派な競技場です。

この後は,再び広島市内へ戻って泊まりました。5月1日は広電と宮島,北九州です。



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