1999年1月30日 松田,沼津へ


 久しぶりに近郊の小旅行である.天気はやや寒いが晴れである.まずは相鉄線で海老名まで出て小田急に乗り換え,新松田まで乗車.ここで御殿場線松田から沼津へ向かい,東海道線で小田原へ戻るというコースである.

 松田では,御殿場線に乗車しようとするが,小田急からの接続が良くなくて1時間ほど時間があいた.JR東海の松田駅南口は平屋のこじんまりとした簡素な造り.北海道の幌加内駅をもっと狭くしたような感じである.

 しばらく,時間が空いたので駅の周りを歩き回るが,これといったものはなさそうで,改札のあたりで休んでいた.列車が来る30分くらい前にホームに上がるが,丁度上りと下りの特急[あさぎり]が来るので御殿場線普通列車のホームでシャッターチャンスを待った.望遠レンズがあればと思ったが,そこそこに小田急とJR車両のあさぎりを撮ることができた.小田急からの渡り線を登ってくるあさぎりを撮影するには,普通列車ホームから望遠を使って撮るのがいいだろう.



小田急から渡り線を登ってきた「特急あさぎり(車両はJR東海)」




JR東海 御殿場線 松田駅に停車している「特急あさぎり(車両はJR東海)」




松田駅に停車している「特急あさぎり(車両は小田急)」



 列車に乗ってからは,御殿場で下車して昼にしようと思うが沼津の方がよいだろうということで沼津で下車した.結局は昼は沼津駅から通りを少しまっすぐ行って右側にある料理屋で特上のすしを食べた.やや卵焼きのしゃりとの密着性が良くなかったが,味はまあまあだった.ひさしぶりに,昼間からビールで酔ってしまった.

 食事後は千本浜循環沼津駅ゆきの箱根登山バスに乗車し,千本浜公園で降りてみる.公園の入り口には若山牧水の碑がたっていて,有名な句が刻みこまれている.夏には海水浴でにぎわいそうな砂浜があり,陸地にはたしかに多くの松が植わっている.当日は風が冷たかったのであまり長居はできず,そのまま歩いて若山牧水記念館を見てきた.牧水の有名な句や様々な資料が並んでいた.



千本浜公園の海岸



 記念館を見学したあとは再び箱根登山バスに乗って沼津駅に戻り,東海道線で小田原まで戻った.早川-根府川間にはあの根府川鉄橋があるが,以前は鉄橋の上に柵はなく,海がよく見えた.しかし,今は列車の安全と運行に支障をきたさないように柵が設置されている.小田原では駅にある喫茶店で一休み.土曜日だったせいかかなり店内はすいていた.カスタードケーキとコーヒーのセットで650円だった.味はまあまあというところか.窓際なら携帯などで通信もできそうだ.

 あとは,小田急線で帰途についた.今度の旅行はぜひ新潟交通と蒲原鉄道を乗りにいきたい.

 合計 267.2km

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