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ハワイ・オアフ島4泊6日の過ごし方(最強リピート偏)

この「最強リピート偏」は、
(1) 既にハワイ・オアフ島に1回は行った事がある
(2) 英会話もちょっとだけならOK
(3) 前とは違ったハワイを楽しみたい
(4) TravelersTV旅チャンネルで放送される内容は既に体験済み
と考えている人にお勧めできると確信している。

◇ 出発前の心得(航空券は是非とも事前に入手。)
ツアー会社にお金を払い込んだのに、「航空券が当日空港渡し」などというのはツアー会社の勝手な都合だ。お金を払ったのだから、等価交換を主張し、少なくとも前日までに手に入れる。これには訳あり。普通飛行機の座席は決まっているものと考えがちだが、そうではない。ツアー会社が席を押さえている場合もあるが、全てがそうとは限らない。少なくとも6時間から8時間のフライトの最中、快適に過ごしたければ、自分の好みに合った席で過ごしたい。
そこで、航空券(正しくは引換券だが)を持って、出発当日、直接航空会社のカウンターへ行く。そこで自分の好みの席(たとえば非常口のすぐ後ろとか、最後尾の2席シートなど)をリクエストする。航空会社のマイレージカードを持っていれば、それもチラつかせてカウンターの職員にさりげなく「私はお得意様」をアピールする。運がよければ。希望の席に座れる。ただし、アメリカ系の航空会社では非常口のすぐ後ろの席は、緊急時に手助けをしてもらう必要があるということで、英会話ができることを条件にされる場合がある。
個人的には、席は後部の2席シートが好みだ。緊急時の英語なんてごめんだし、トイレの脇だったりすると、人が寝ているのに騒がしくなる。客室乗務員も出入りが激しく騒がしい。スクリーンは見にくいなどデメリットが多いと感じている。

◇ 機内での心得(寝る。とにかく寝る。熟睡のための準備と実行)
搭乗手続きが済んだら着替えだ。動きやすい物に着替えて、少しでも楽な状態にする。個人的には、薄手のジャージとTシャツが好み。「Hawaii」などと書いてあるのは避けたい。
空港での食事を軽めに取っておき、最初に出されるドリンクでアルコールを所望する。ちょうど気分の良くなってきたときに、食事が出てくるのが普通だが、このときにもアルコールをつけて、その勢いで寝てしまう。マスクをつけて寝ると口が渇かないのでお勧め。ただし機内の目はちょっと怪しげな奴が乗っていると見られる。このあたりの選択は個人の自由だ。


◇ 到着後(入国審査までが勝負。ハワイの香りと再開!)
入国審査の書類は機内で配られるが、大抵の場合は最初の食事が出た後。そのころは寝ているはずなので、2度目の食事(到着の1時間程度前)のときに書類を所望し仕上げる。
入国審査は、挨拶、聞かれたことを答える、余計なことは言わないを信条に。ただしすんなり通してくれたら、「Thank You!」だけは忘れたくない。1階で預けた荷物を受取り、堂々と正面のNimitzHwy側の出口から出たい。ツアー客で大混雑のツアー出口では、ハワイの香りが薄れる? 少しでも早くハワイの香りと日差し、ちょっと時差ボケの残ったけだるいなんともいえない雰囲気を早く味わいたい。
そして、預けた荷物の中から短パンを出していち早く「ハワイモード」全開へ。どうせツアーデスクに行ったところで30分くらいは待たされるので、その前にハワイの気候にあった服装に着替えてしまう。
それから、ツアーの目印になるバッチかタグを目立つところにつけて、ツアーデスクに向かう。貝殻で作ったレイをくれるので、ありがたくいただく。これは重要なアイテム。空港の2階のバスターミナル(というよりも停留所かな?)についてから、早くても30分は待たされる。その間は是非とも出国カウンターのロビーでハワイの香りを満喫。まだ出国便が少ないせいか、人気がないがベンチは広くゆったりできる。


◇ 旅行会社主催のミーティング(市内ツアーを省いもツアーならもれなくついてくる)
最近は、市内観光を省けるうれしいツアーが登場している。この場合でも、オプショナルツアーの説明などの旅行会社主催のミーティングは必ずある。これらは参加が必須になるが、それ以外は自由行動になる。場合によっては朝ご飯をどこかで食べることになる。ワイキキエリアであれば、殆どのレストランでモーニングセットなるパンケーキとベーコンエッグにコーヒがついて$3.99なんていうのがある。好き嫌いはあるが、アメリカのブレックファストを楽しみたい。(後述) 或いは、ABC Storeでサンドイッチにコーヒでも良い。個人的には、ABC Storeで買えるキャロットケーキが好きだ。黒蒸しパンにクリームが塗ってあるような奴で、小さいが以外に腹持ちがよく、甘いのでコーヒに良く合う。滞在中に一度は試したい。また、今後のためにも是非ABC Storeのビニール袋は手に入れておきたい。

オプショナルツアーは厳選しよう。
場合によっては、個人で直接申し込んだほうが安い場合があるからだ。空港でバスを待っている間に2階のテラスで、オプションツアーのパンフレットを手に入れておき、よく比較したい。ただし旅行会社の斡旋なら日本語が多少通じるとか、ホテルまで迎えに来るなどの付帯サービスが期待できるので、単なる値段の比較だけで論じられないことに注意が必要だ。

お勧めなのは、ポリネシア文化センターのツアーだ。色々なコースが用意されているが、ディナーショーのついたプランを一度は体験したい。往復の送り迎え、ディナー(あまり期待できないがそれなりに食べられる。ただしアルコールは無い)、見ごたえのあるパフォーマンス、そしてディナーの後にステージで行なわれるポリネシアンショー。半日十分に楽しめる。なお、ディナーをつけて申し込むとショーの中休みにアイスクリームをいただける。甘さ・ボリュームともアメリカを感じられる。


◇ ホテルのチェックイン後直ちにビーチへ!(ハッピーアワーが待っている!)
ホテルにチェックインしたら、さっさと水着に着替えてビーチに直行。午後の日差しはあまりきつくなく、実に気持ちが良い。しかし、その前に、是非ビーチ沿いにあるオープン・バーでマイタイを一杯やってから行きたい。ハッピーアワーならマイタイ一杯1ドルだ。そしてビーチに行って大いにワイキキを満喫する。
ビーチに行くのに必要なのは、日焼け止めとタオルだけ。それをABC Storeのビニール袋に入れて財布も持たない。これがローカルスタイル。(ロコ風というのかな?) 空港でもらった貝のレイを腕輪にしてジャラジャラさせれば雰囲気ありあり。
10ドル札を2枚も持って出れば、バーでの一杯や、Jack in the Boxでの軽食くらい楽勝。貴重品は部屋のセーフティーボックスにしまう。パスポートも同じ。まれにバーでパスポートを見せないとお酒を出してくれないところがあるが、それなら店を変えればよいこと。外国ではパスポートは命の次に大事だということを忘れてはいけない。日本を出発してから実に12時間で、ワイキキビーチに到着だ。


◇ 初日のディナーは気分で選べるバフェだ!
初日の夕食は、バイキング(日本以外ではバフェという)にしたい。バフェといえばPerry's Smorgyだ。ちょっと高めだが、色々と楽しめるし、朝食もランチもやっている。ディナー時は行列ができることもあるほどの人気だ。並んでいるのは日本人以外なので、なにが魅力なのかわからない。チップ不要なのが良いのかな?
食事の後は、ABCかEZで部屋で飲む水とビールなどを買って帰る。


◇ 自炊という手もあり!
ホテルにキッチンがついているなら、自炊(というほど大げさでないか?)も可能。ならば、Food Pantryで朝食の材料も調達できる。お勧めは地元で取れた果物類。調理しなくて良いし、なんと言っても美味しい。マウイ産のパイナップルがあればソク買い。(これ絶対お勧め)
自炊といっても、卵焼きにベーコン、ヨーグルトとベーグル、それにフルーツまでつけて、締めくくりはコナ・コーヒーだ。100%コナ・コーヒーが24ドルくらいで手に入る。本当に100%かどうかはわからないが表示にはそう書いてある。コーヒーメーカが部屋になければペーパとザルの小さい奴(賛否はあるがシンクの網がベスト!)を組合わせて間に合わせのロトにしてコーヒーを入れる。
同じ要領で夕食だって自炊が可能だ。明日の行動予定にダイエーへの買出しを入れて、食べたいものを買ってくればよい。ダイエーはワイキキエリアから歩いていける場所にあるので、一度トライしてみよう。


◇ 朝はアメリカン・ブレックファストでスタート!
ハワイは朝が良い。ワイキキビーチも朝は実に気持ちが良い。7時には是非朝日を浴びにビーチに出たい。そして、散歩をしながら、今日の朝ご飯はどこで食べようかと考えながら、砂浜を歩く。軽い運動が終わったら、レストランでパンケーキとベーコンをいただく。決して美味しいとは言い難いが、3ドルなら文句は言えない。
お勧めは、アンバサダー・ホテルの1FにあるKeo'sだ。有名人が来ているらしいが、そんなのが理由じゃなく、とにかく気持ちが良い。朝7時(開店と同時かな?)なら、ウィンドサイドのテーブルに座れ3ドルで食べられる。日本人は少く、雰囲気がよろしい。難点は、通りを散歩している人に「ここは美味いか?」と聞かれることぐらいか?Keo'sはタイ料理の店らしいが朝は、普通の朝食がある。


◇ レンタカーはなぜかバジェット
今日はノースへ行こう! と決めるとレンタカーを借りることになる。個人的な行き掛かり上、ハーツ→バジェットの順になるのだが、ハーツはいつもダメ。車がないと断られる。そこへ行くとバジェットは100%希望が叶う。ハーツは飛び込みでは貸さない主義なのか、ワイキキにおいては顧客満足度ゼロ。
長期借用なら別の選択もあるが、品質・サービスを考えるとこの両社が双璧だと個人的な感想。


さて、この先どうなるのだろう。



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