U-19日本代表発表

監督 清雲栄純
コーチ 河内勝幸
GKコーチ 鈴木康仁

GK 櫛野 亮 79.3.3 市原   MF 本山雅志 79.6.20 鹿島
GK 榎本達也 79.3.16 横浜M   MF 酒井友之 79.6.29 市原
GK 曽ヶ端準 79.8.2 鹿島   MF 中田浩二 79.7.9 鹿島
DF 手島和希 79.6.7 横浜F   MF 古賀誠史 79.8.7 横浜M
DF 石川竜也 79.12.25 筑波大   MF 稲本潤一 79.9.18 G大阪
DF 鶴見智美 79.10.12 筑波大   MF 小野伸二 79.9.27 浦和
DF 加地 亮 80.1.13 C大阪   MF 遠藤保仁 80.1.28 横浜F
DF 飯尾和也 80.4.8 川崎ユース   FW 高原直泰 79.6.4 磐田
DF 市川大祐 80.5.14 清水   FW 播戸竜二 79.8.2 G大阪
DF 金古聖司 80.5.27 東福岡   FW 平松康平 80.4.19 清水ユース
DF 辻本茂輝 79.6.23 横浜F   FW 大島秀夫 80.3.17 横浜F
DF 中村祥朗 79.10.17 鹿島   FW 小林康剛 80.6.15 鹿島ユース
MF 小笠原満男 79.4.5 鹿島  

※曽ヶ端、辻本、中村、大島、小林はbackup memberのため、合宿には不参加。

アジアユース選手権の対戦相手は、中国、イラク、カタール、韓国ときわめて厳しい組み分けになった。
アジアユースの開幕は10月17日。にもかかわらず、この土壇場になって小野を復帰させるていたらく。
ならばなぜ、9月に行なわれたタイ合宿に連れて行かなかったのか。
小野も市川も、3月の九州キャンプを最後にU-19には参加していない。
残された時間は少ない。コンビネーションに多いに不安が残るところだ。
タレント揃いで、最強の年代と目されるだけに、優勝してほしいんですけどねぇ。
私のもっとも期待している年代だし。

システムは、4−4−2か3−5−2のどちらかだが、バランスのいい4−4−2の可能性が高い。
左サイドは不動の石川。右サイドは加地と、復帰した市川の争いになる。
中央は手島と飯尾の組合せが有力。手島と相性のいい金古は、右足首のケガの回復次第か。
中央の控えの鶴見が残ったことで、一応3−5−2にも含みは残している。
左右のサイドバックができる中村と、左サイドと中央をこなす辻本がバックアップにまわったことで、もしもの場合は、東福岡高校時代に経験のある手島が左サイドにまわるものと思われる。

中盤は、守備的(ボランチ)か攻撃的かでは括れないほど、多彩な顔ぶれが名を連ねる。
あえて分類するならば、ボランチが中田と酒井、攻撃的な位置に小野、本山、小笠原、そのどちらもできるのが稲本と遠藤ということになる。
古賀誠は左のウイングバックとして使われているので、4−4−2での出番はないだろう。
キャプテンとして復帰した小野と、これまでトップ下でゲームを組み立てていた本山を併用するのか──
これまでひし形だった中盤を、ボランチ2枚の正方形にするという情報も──
様々な要素が複雑に絡み合って、ちょっと素人には予測がつかない……です。
というか、清雲監督がなに考えているかわからない、というべきかも。

2トップは、小野不在の間キャプテンとしてチームを引っ張ってきた高原は当確として、もうひとりは微妙。
播戸も平松も高さがないので、高原がポスト役になるのだろうか。
大島と小林というポストプレーのできる選手を外していることから、もしかしたら中盤の選手を前線で起用することも考えているのではないか。
たとえば、小野の復帰で役割の重なる本山とか、左サイドの古賀誠とか……

フリエの選手については、手島は出場確実、遠藤は相当苦しいということになる。


    <予想される布陣>                <これまでの布陣>

       平松    高原                      平松    高原
           本山                              本山
       小野    稲本                    小笠原     稲本
           酒井                              酒井
石川   手島    飯尾   市川        石川   手島    金古   加地

           榎本                              榎本

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