横浜フリューゲルスを存続させる会
PRESS RELEASE
報道関係・サッカー担当記者各位
平成10年12月2日
拝啓 ■下益々ご■■のこととお喜び申し上げます。
平素は「横浜フリューゲルスを存続させる会」に格別の配慮を賜り、厚く御礼を申し上げます。
報道関係の皆様におかれましては、下記の声明文の告知にご協力頂けますよう、よろしく
お願い申し上げます。
敬具
声明文
日産・全日空による、横浜マリノス・横浜フリューゲルスの合併強行について
本日12月2日、日産と全日空の手によって横浜マリノス、横浜フリューゲルスの合併
調印が強行されました。
我々「横浜フリューゲルスを存続させる会」をはじめとする、横浜フリューゲルスの存続を
願っている市民、サポーターは、これまでの存続活動に於いて、心の底から湧いてくる怒り悲
しみを抑え、様々な状況下におかれても紳士的に行動してまいりました。
また、横浜フリューゲルスの名称の扱いについて、12月4日までに全日空から回答を頂
ける約束になっていましたが未だ連絡は来ず、そのうえ全日空は「合併調印の際は一言連
絡をします」と言っていたにもかかわらず、選手、サポーターには一言も連絡をせずに、合併
調印を強行しました。この行動は世間に名が通った企業がすることでしょうか。選手、サポー
ター、市民の声を無視し、日紳士的に行なわれた、この合併調印は許されるものでしょうか。
全日空がとった行動は絶対に許されるものではありません。
横浜フリューゲルスの存続を願っている市民、サポーターは決して諦めません。横浜フ
リューゲルスは永久に存続します。スポーツを介した市民相互の交流、地域の活性、有意義
な人生を過ごせる機会を守るためにも、われわれは闘い続けます。
我々は、12月2日をいう日を、未来永劫に忘れることは無いでしょう。
以上
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