関東地方では中継がなかったので、ゴールシーンの描写と結果のみになります。
46分
左サイドから、サンパイオが前線にフィード。
イゴールが胸でトラップし、大嶽をうまく腕で制しながら、ワンバウンドしたボールを右足でシュート。
松永が横っ飛びするも届かず、ポストに当たってゴールへ吸い込まれる。
右サイドからのシュートがミートせず、グラウンダーでナラと尽の間を抜けていく。
ファーサイドに走り込んでいた、フリーの大嶽が左足で合わせてサンガ同点。
大嶽は94.3.16以来、なんと4年半ぶりの得点。もちろん、当時のチームはフリエ。
64分
右サイドを駆け上がった鈴木健仁にボールが渡り、そのまま中央へクロスを上げる。
フリーの山田が、ジャンピングボレーシュートを放ち、右足の強烈な一撃はライナーでネットを揺らす。
山田の四方にはフリエの選手がいたのに、山田には誰もついていなかった。
ナラは、シュートの方向へ一歩動くのがやっと。
82分
左サイドから切れ込んだ永井が、フェイントでディフェンスを翻弄し、隙を見てグラウンダーのシュート。
ペナルティエリアのわずかに外からだったが、コントロールされたボールはきっちりゴールの左隅を捉えた。
右サイドを上がるシーラスが右に出し、光岡がヒールで戻すワンツーリターン。
そのままシーラスが右足でシュート。ゴール右に決まり、これが決勝点となる。
ブラジル代表の元10番とはいえ、期待を裏切ったことで記憶に残っている選手なのに……
ドリブルには、切れもスピード感もまったくなかったのに……
連勝中もしばしば見受けられたマークのずれが、とうとう致命傷になったという実感を抱いた。
横浜フリューゲルス 2 | 0 | 前半 | 0 | 京都パープルサンガ 3 |
2 | 後半 | 3 | ||
会場:鴨池陸上競技場/観衆:8160人 | ||||
得点:1-0 レディアコフ(46分、アシスト=サンパイオ) |
横浜フリューゲルス | 京都パープルサンガ | ||
---|---|---|---|
GK | 楢崎正剛 | GK | 松永成立 |
DF | 薩川了洋 | DF | 野口裕司 |
DF | 前田浩二 | DF | 大嶽直人 |
DF | 佐藤 尽 | DF | 小川雅已 |
MF | 三浦淳宏 | DF | 鈴木健仁 |
MF | 波戸康広 | MF | 森保 一 |
MF | 山口素弘 | MF | 岩本輝雄 |
MF | サンパイオ | MF | 山田隆裕 |
MF | 永井秀樹■ | FW | 89藤吉信次 |
FW | 久保山由清 | MF | シーラス |
MF | 66大久保貴広 | FW | 光岡眞矢 |
FW | レディアコフ■ | FW | 84黒崎比差支 |
FW | 59吉田孝行 | FW | エジミウソン |
SUB | 佐藤 浩 | SUB | 中河昌彦 |
SUB | 井上雄幾 | SUB | 平岡靖成 |
SUB | 氏家英行 | SUB | 栗田泰次郎 |