ガンバ大阪戦

関東地方では中継がなかったので、ゴールシーンの描写と結果のみになります。

4分
センターライン上のクルプニから、右サイドを走る橋本へ縦に大きなフィード。
明らかなオフサイドにもかかわらず、副審自信をもってこれを見逃す。
フリーの橋本から、同じく中央フリーで抜け出した小島へ低いセンタリング。
小島の右足のトラップは大きく跳ね上がり、あわててボールを左腕で押さえつける。
ナラはこの不自然なボールの動きに対応できず、小島はさもなにもなかったかのように悠然とゴール。
明らかなハンドも、副審からのアピールはなし。ナラが猛然と抗議するがもちろん受け入れられない。
立て続けに起こった、ふたつの致命的な判定ミス。
フリエDFの最後尾も一目瞭然だったし、ハンドの場面でも副審は小島を真正面から見れたはずだ。
事実、各スポーツニュースの映像でも、ライン際を走る副審の姿が画面手前にしっかり捉えられている。
まだまだ日本の審判のレベルは低いんだなぁと、痛感させられたプレーだった。
#余談だが、フジ「プロ野球ニュース」。長嶋監督の続投会見と解説者連中の雑談に大幅に時間を割いた上、
#小島の得点に対して「オフサイド」「ハンド」の言葉もなし。いったいどういうこと?
#……と思ったら、読売新聞も日刊スポーツも、おまけにサッカーマガジンまで。黙殺する気かい?

22分
左からのショートコーナー。アツがファーサイドのサンパイオへ高いボールを上げる。
DFと競り合いながらしっかり中央に落とし、フリーのアンデルソンが流し込む。

PK戦
【F】○三 浦 ○サンパイオ   ○永 井 ○原 田
【G】×宮 本 ×ドロブニャク ○稲 本
宮本はバーを大きく越し、ドロブニャクは左に外し……
ナラは一本も止めていないが、3戦連続延長戦で疲労も極致に達していたガンバが自滅。
記録を見るに
シュートの本数はフリエの16本に対し、ガンバはわずかに6本(うち稲本が4本)。
後半こそお互いシュート2本ずつと停滞した展開だったようだが、
延長戦でわずかにシュート1本のガンバに対して、フリエが浴びせたシュートは6本。
決定機もあったようなのだが…… なんだかなぁ。

ガンバ大阪
前半横浜フリューゲルス
後半
延長前半
延長後半
PK戦
会場:万博記念競技場/観衆:7847人
得点:1-0 小島宏美(4分、アシスト=稲本潤一)
1-1 アンデルソン(22分、サンパイオ)

ガンバ大阪横浜フリューゲルス
GK岡中勇人GK楢崎正剛
DF斎藤大輔DF薩川了洋
DF實好礼忠DF原田武男
DFダンブリーDF井上雄幾
MF木場昌雄DF99前田浩二
MF宮本恒靖MF山口素弘
MF稲本潤一MFサンパイオ
MFクルプニMF三浦淳宏
MF74廣長優志MF氏家英行
MF新井場徹MF60大久保貴広
MF50海本幸治郎FWアンデルソン
FWドロブニャクFW82吉田孝行
FW小島宏美FW永井秀樹
FW84播戸竜二FW遠藤保仁
SUB都築龍太SUB佐藤 浩
SUB松波正信SUB大島秀夫

情報源によって、選手のポジションに食い違いがあります。
日刊スポーツによれば、氏家の登録はFWで先発にFWが4人いることになります。
また、ガンバの控え選手のポジションは、選手本来の役割に照らし合わせて、
MF海本、MF廣長、FW松波、FW播戸としてあります。

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