鹿島アントラーズ戦 聴取記

行ってきました、カシマサッカースタジアム……とは、残念ながらなりませんでした。
遠いよ、さすがに。理論上は乗り換え1回で行けるんだけどね。
JR横須賀線には、総武線快速・成田線・鹿島線直通「鹿島神宮 行」という冗談みたいな電車がありまして、それが片道4時間20分もかかるんです。さすがに日帰りは無理だわ。
NHK第1で中継されるそうなので、ありがたく拝聴させていただくことといたしましょう。
19時、ラジオをつけてここ数年合わせたこともない594に。
あれ、ニュースやってる。あ、中継20分からだ。さすが公共放送。
中継が始まっても、台風情報(だったっけか)が随時入る。これも公共放送ならでは。
解説は反町さん、緊迫感のない実況がなかなか新鮮でした。
というわけで、絵がないので得点シーンを中心に。

27分
左サイドを駆け上がったアンデルソンからゴール前へ低く速いセンタリング。
判断を誤ったGK高桑がファンブルし、永井が落ち着いて蹴り込んで先制。
雨でスリッピーになったグラウンドで、ボールスピードが増すことを予測していなかった高桑の完全な判断ミス。
鹿島サポも語っていたが、GKは鹿島永遠の課題と言えるだろう。
古川昌明、佐藤洋平、高桑大二朗と数はいるが、日本代表経験者の並ぶフィールドプレイヤーと比較すると、やはり見劣りしてしまう。
高桑は身長190cmと体格に恵まれているだけに、もっとも飛躍が期待できるのだが……

61分
アンデルソンからパスを受けたイゴールが、フリーでミドルシュート。
高桑意表を突かれたか、ボールはゴールネットを揺らす。
GKとの1対1にはとことん弱いくせに、ミドルレンジからは強烈なシュートを放つんだ、こいつわ。
確かにどうみても本職はMFだよ、不本意ながらFWやってるけど。

76分
中央のアツから左サイドのアンデルソンへ。中へ切れ込んで浮かせたシュート。
DFの足に当たって、結果的にループシュートに。飛び込んだGKの上を越えて3点目。

84分
右サイドからジョルジーニョが上げたセンタリングに、マジーニョがノートラップで右足を振りぬく。
フリエ守備陣一歩も動けず、ジャストミートしたボールはゴールの中へ。
まぁ意地の得点ってやつでしょう。フリエも足が止まっていたようだし。

89分
アツ退場。
なんだろうねぇ、今日の審判。フリエばっかにイエロー6枚も出して。いや、見てないんだけど。
ちなみにイゴール、遠藤、ナラ、アツ2、セトハルで合計6枚。

鹿島アントラーズ
前半横浜フリューゲルス
後半
会場:県立カシマサッカースタジアム/観衆:15282人
得点:0-1 永井秀樹(27分、アシスト=アンデルソン)
0-2 レディアコフ(61分)
0-3 アンデルソン(76分)
1-3 マジーニョ(84分、ジョルジーニョ)

鹿島アントラーズ横浜フリューゲルス
GK高桑大二朗GK楢崎正剛
DF水筑優文DF薩川了洋
FW65鈴木隆行DF原田武男
DF奥野僚右DF前田浩二
DF秋田 豊MF山口素弘
MF相馬直樹MFサンパイオ
MF名良橋晃FW82吉田孝行
MF内藤就行MF遠藤保仁
MFジョルジーニョDF88埜下荘司
MFビスマルクMF三浦淳宏
FWマジーニョFWアンデルソン
FW柳沢 敦FW永井秀樹
SUB古川昌明MF74瀬戸春樹
SUB中田浩二FWレディアコフ
SUB阿部隆行SUB佐藤 浩
SUB真中靖夫SUB佐藤一樹

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