2002 FIFA World Cup Korea/JapanTM Group E
サウジアラビア−アイルランド 観戦記

満員のJR横浜線、乗客の多くは新横浜駅で降りていく。それを尻目に、私はひとつ先の小机駅まで。
行きは小机駅、帰りは新横浜駅。フリューゲルスのサポーターだった頃からの、変わらぬ習慣である。
駅前にはチケットを求める人たちの姿も見られたが、思いの外交渉ははかどっていない様子。
改めて、前もってチケットを譲って頂けた幸運に、感謝。

道路に面した民家は静かなもので、道端で弁当などを売っている露店も、いつもと同じ顔ぶれだった。
いささか拍子抜けしたが、住宅街の中であることを考えれば、代り映えしないのも致し方ないか。
再整備された道を抜け、U字橋を渡り、増設された1次ゲートをくぐり、通いなれたスタジアムの中へ。
ここまでは、万事滞りなく。えぇ、手荷物検査でペットボトルを発見された以外は(苦笑)

埼玉で買いそびれた"公式プログラム"を入手して、紙コップを手に座席へと向かう。
カテゴリー2。アイルランドサイドのゴール裏2階席、通路を隔てて後ろのブロックの最前列の左端。
ピッチ全体が見渡せて、確実に降るであろう雨風が凌げて、前列の観客を気にする必要もない。
なにより、横を向けばすぐそこにはアイルランドサポーター、という素晴らしさ。

そのアイルランドサポーター。アイルランド人はもとより、日本人も相当数含まれている模様。
「感化されたな……(苦笑)」などと、この時点では独り言ちていたのだが──

 
本日のボールキッズ
東京都立国際高校の女子サッカー部のみなさん。選ばれた30チームの中で、唯一の女子チームとのこと。
それにしても、中学生はともかく高校生を"キッズ"と称するのもどうかと思うが……

サウジアラビアの布陣
GKはアルデアイエ。最終ラインは中央にアルシャハリ、右にトゥカル、左にズブロマウィ。
サイドハーフは右にアルジャハニ、左にスリマニ。中盤はボランチがアルオワイラン、右にイブラヒム・アルシャハラニ、左にアルハスラン。中央にアルテミヤト。最前線はオベイド・アルドサリ。

アイルランドの布陣
GKはギブン。最終ラインは右からフィナン、ブリーン、ストーントン、ハート。
中盤は右からガリー・ケリー、キンセラ、ホランド、キルベーン。前線はダフとロビー・キーン

5分
試合開始早々に、タッチラインの外でスパイクを交換するトゥカル。
いや……いいんだけどさぁ……芝との相性くらいは試合前の練習で確かめておこうよ。

7分
ストーントンがセンターサークルから右サイドに大きく展開し、ガリー・ケリーがゴール前に折り返す。
落ち際を叩いた、ロビー・キーンのダイレクトボレーが、アルデアイエの横を抜けてネットを揺らす。
ガリー・ケリーの折り返しがマイナス方向に上がったことで、ディフェンスの足が一瞬止まった。
戻りながら放ったロビー・キーンのシュートについては、文句のつけようがない。

──が、ゴールした後のパフォーマンスに対しては一言。
側転から前回り(アガホワには遠く及ばないが)、そして祝福する仲間をかき分けての矢を放つポーズ。
弦と一緒に弓まで手を放しては、矢は前へ飛ばないと思うのだが(苦笑)

アイルランドといえば、やはり「いとしのロビン・フッドさま」(ぼそっ)

13分
突如として視界に広がる"もや"のようなもの。その正体は、ライトの光に照らされた無数の雨粒。
完成したのはわずか4年前だというのに、屋根の恩恵を被らない座席のなんと多いことか。

21分
中盤でのパス回しから、アルハスランが左足でロングシュートを放つが、ギブンがジャンプしてキャッチする。

26分
右サイドでのアルテミヤトとのパス交換から、アルジャハニが右足でアウトにかけてゴール前に放り込む。
イブラヒム・アルシャハラニ(?)が走り込むが、フィナンのブロックの前にボールには届かず。

36分
中央のアルヤーミが右サイドのアルジャハニにはたいて、ペナルティエリアの手前でリターンをもらう。
左足で巧みにボールを操り、切れ込んでストーントン、ブリーンを次々にかわすが、そこでカットされる。
前方にディフェンスが揃っていたとはいえ、どうせなら思い切ってシュートを狙ってほしかった。
少なくともそれだけの余裕はあったのだから、ディフェンスとの距離を考えれば。

38分
イブラヒム・アルシャハラニとアルテミヤトの、右サイドでの(非常に危なっかしい)パス交換から、最後は中央に入り込んだアルテミヤトが左足でミドルシュート。ゴールの左に大きく外れる。

41分
アルオワイランが右サイドに展開し、アルテミヤトとのワンツーから、アルジャハニが右サイドを突破。
ペナルティエリアに切れ込んで右足でシュートを放つが、ギブンは真正面でしっかりとボールを弾く。
驚くなかれ、これが3試合目にして初めて、サウジアラビアが相手ゴールを脅かした場面である。

42分
アルハスランの左サイドからのFK。
右足で直接ゴールを狙うが、ギブンが拳を揃えてのパンチングで、ペナルティエリアの外に弾き出す。

ロスタイム
中盤に下がったアルヤーミが右サイドに開いて、アルテミヤトが中に切れ込んで左足でクロスを入れる。
走り込んだアルハスランが合わせるが、シュートには至らず。ギブンがパンチングで難を逃れる。
正しくは、パンチングでのクリアが小さく、あわてて落下点まで走ってキャッチしたのだが。
味方の上がる時間を稼ぐ巧みなドリブル、精度の高いラストパス。アルテミヤトが本領を発揮した。

前半の感想
もしかして、サウジアラビアが一方的に攻めていたのではないかと、錯覚させるような試合内容。
攻撃の起点になっていたのは、右サイドのアルジャハニ。ハートがいいようにやられていた感がある。
とはいえ、先制したのはあくまでアイルランドであり、失点に結びつくような反撃を許したわけではない。
とどのつまり、現実なんてそんなものである。

45分
選手交代:ハート→クイン
キルベーンが最終ラインの左に、ダフが中盤の左にそれぞれ下がる。長身のクインはもちろん前線に。
左サイドからの攻撃を厚くすることで、アルジャハニの上がりを押さえる狙いが。

48分
キルベーンが左サイドをドリブルで突破し、ディフェンスふたりを引きつけての絶妙なヒールパス。
ダフがアルジャハニのスライディングをかわすと、一気にペナルティエリアに切れ込んで、横にはたく。
フリーで受けたロビー・キーンが、振り向きざまに左足でシュートを放つが、ゴールの右に外れる。
なにはさておき、ダフのスピードに乗った突破が素晴らしかった。ラストパスの"ぶれ"も許容範囲。

本日の入場者数
65320人と発表されるが、この数字はあくまでチケットの販売数であって、実際の入場者数ではない。
FIFAの強い要請があったからだが、これで空席数の把握がより困難になってしまった。

53分
最終ラインのストーントンからのロングボールを、前線のクインがヘディングで易々と落とす。
すかさず左前方出されたパスに、走り込んだロビー・キーンが左足で合わせるが、アルデアイエの真正面。
クインが競り勝ったというか、ズブロマウィが何もさせてもらえなかったというか……

62分
ストーントンの左サイドからのFK。左足でカーブをかけて、ゴール前に上げる。
トゥカルとズブロマウィの間をすり抜けて、飛び込んだブリーンが右足でゴール左隅に押し込む。
サウジアラビアのディフェンスは、一様にボールだけを見て人を見ていない。
クインが遠いサイドに流れただけで、いとも簡単にマークを外してしまったトゥカル。
マークはおろか、自分が最後尾にいるという自覚さえないズブロマウィ。お前らは本当にDFか?(怒)

62分
ガリー・ケリーが粘って右サイドから折り返したボールを、クインが左足でジャンピングボレー。
ゴールの右へと大きく外れていく。
肝心のシュートはしっかりミートしなかったが、これも起点になったのはクインのポストプレー。
フリーだったのでもう少し落ち着くなり、すぐ外側にいたダフ(?)に任せるなりしてもよかったかと。

67分
選手交代:アルハスラン→アルシャルフーブ
背番号10、21歳の新鋭。投入された直後から、切れ味鋭いドリブルで次々とチャンスを演出する。
グループリーグ3試合目にして、これが初出場というのが不思議なくらいの選手だ。

68分
選手交代:ズブロマウィ→アルジュマン
前線の枚数を増やして、3バックから4バックに布陣変更。
最終ラインは右からアルジャハニ、アルシャハリ、トゥカル、スリマニ。

71分
アルジュマンが中央突破から左足でミドルシュートを放つが、ゴールの右上に大きく外れる。

76分
ギブンのロングパスを、センターサークルのクインがヘディングで右へ流す。
スリマニのトラップミスから、ロビー・キーンが奪うと、クインを経由して左サイドを上がるダフへ。
トゥカルのスライディングをかわすと、ダフは縦への突破から左足で速いクロスを入れる。
ロビー・キーンが走り込むが、寸前で飛び出したアルデアイエのパンチングに阻まれる。

77分
中盤でアルテミヤトがボールをキープ、左足でふわっと浮かせたボールが最終ラインの裏へ上がる。
アルジュマンが抜け出すが、バウンドを合わせられず、飛び出したギブンにキャッチされる。
躊躇することなく、ひとつ前のタイミングで思い切ってシュートしていれば、あるいは…

79分
選手交代:アルジャハニ→アーメド・ドーキ・アルドサリ
アーメド・ドーキ・アルドサリは、そのまま右サイドのかなり高い位置に投入される。
この期に及んで、守備の意識などは必要ないだろう。

80分
選手交代:ガリー・ケリー→マカティア
初戦のカメルーン戦、前半にプレーしただけで、以降は出番を失っていたマカティアをここで投入。

80分
マカティアの右サイドからのクロスを、フリーのロビー・キーンが落とすが、誰も走り込んではいない。
明らかな判断ミス。ディフェンスとの間合いを考えれば、トラップしてシュートするだけの余裕はあった。

82分
クインとのワンツーで、中央を抜け出したダフがペナルティエリアで倒されるが、ファウルはなし。
トゥカルが体を寄せてはいるが、あれはPKにはならない。最悪、シミュレーションを取られても……

87分
左サイドでパスを受けたホランドが、前方のダフめがけてスルーパスを通す。
ペナルティエリアに走り込んで、左足でシュート。アルデアイエの右手を弾いて、ゴールに吸い込まれる。
アルデアイエが犯した、今大会唯一ともいうべき致命的なミス。
不用意にキャッチに行って……シュート回転のかかったボールが流れて……状況は痛いほどよくわかる。

左足でアウトにかけたシュートがキャッチしづらいのは事実。私の身近にも、蹴ってくるのがひとり。
……Any、あなたのことだよ。

88分
セカンドラウンド進出を確信したアイルランドサポーターからは、自然発生的に「ニッポン!」コールが。

89分
選手交代:キンセラ→カースリー
ホランドと左右の位置を代わった以外は、布陣にさしたる変更はなし。

後半の感想
クインひとりが入っただけで、前半とはまったく違う試合になってしまった。
アイルランドの変わり様とは対照的に、サウジアラビアは前半あれだけ活躍したアルジャハニが沈黙。
途中出場したアルシャルフーブと、アルテミヤトの個人技から、散発的な攻撃があったのみ。

試合終了、そして──
アイルランドゴール裏で焚かれる花火、あわてて水の入ったバケツ持参で駆けつけるシミスポ(笑)
もっとも、この程度はこれから始まる"祭り"の中のワンシーン、些細な出来事に過ぎなかった。
ゴール裏の雰囲気を肌で感じ、そして魅了され、ふと気づくと人影もまばらになっている。
スタジアムのゲートをくぐって、外周路へと出る。そこは、まさに"祭り"の真っ只中だった。

外周路には人があふれ、その流れは遅々として進まない。
なぜなら、大勢のアイルランド人によって、歌やコールが絶え間なく繰り返されているから。
そして、それに呼応するように、スタジアムの中では階段の踊り場に人が集まってくる。
試合前から歌われていた「You'll Never Walk Alone」
「(手拍子)チャッ チャッ チャチャチャ チャチャチャチャ アイルランド!」
もちろん、ときおりは"アイルランド"の代わりに"ニッポン"がコールされる。
人込みにもかかわらず、歩き煙草をしている非常識な日本人が何人かいたのには幻滅したが。

時間をかけて外周路を抜けると、笑顔のボランティアに見送られて新横浜駅へと向かう。
道中、警察官の姿を見かけたものの、道路の端に並んでいるだけなので、威圧感を受けることもない。
チケットを入手できず、バーなどで観戦していたアイルランド人も、道路に出てきている。
喜色満面。アルコールも適度に(?)入っているようだが、もちろん暴れる人などはいない。

帰りの横浜線、低血糖で気分の悪くなった初老のアイルランド人男性に、周囲の乗客がすかさずチョコレートを渡したり、(最後尾の車輌だったが)車掌を呼びに行ったり。
そんな不測の事態も含めて、この日はすべてがワールドカップだった。

アイルランドサポーター
頭の上にカエルを乗せた男性ふたり。ハンマーの形をしたバルーンで人の頭をポカポカ叩いた奴(笑)
バックスタンドでダッチワイフとダッチハズバンド(?)を頭上に掲げて応援していた2人組。
電車の網棚に横になったり、新幹線の車内を宴会場に変えたり、酒屋の冷蔵庫を空にしたり──
数々の伝説を残した、愛すべきアイルランドサポーターたち、私は決して君たちを忘れない。
いつかどこかでまた会おう、その片手には常にビールが握られていたとしても(爆)

ナイアル・クイン
身長195cm、体重100kg。T・A・フローを筆頭に、世界には彼よりも長身の選手は何人となくいる。
しかし、その上体の強さを活かしたポストプレーにおいて、彼の右に出る選手がどれだけいるだろうか。
膝と背中の故障には長年悩まされており、今大会も90分を通じてプレーすることはかなわない。
それでも、ひとたび出場すればその存在感は限りなく大きい。35歳という年齢を感じさせることもなく。

ポストプレイヤー。その風貌から「電柱」だの「木偶の坊」だのと揶揄されることも多いが──
その完成形のひとつがここにある。(多すぎて)あえて実名は挙げないが、ぜひとも見習いたまへ。

ミック・マッカーシー監督
お手元の公式プログラム、ないしは適当なサイトか出版物で、彼の顔を頭に焼き付けましょう。
次に、こちらをご覧ください。言わずと知れた、セサミストリートのバートです。
説明は不要でしょう。私は……不覚にも爆笑しました(初出はおそらくJ-NETだと思われます)。

サウジアラビア 評
ペナルティエリア内から放ったシュート、3試合でわずか2本。この数字がすべてを物語っている。
アルオワイランを擁して、初出場でセカンドラウンド進出を果たしたアメリカ大会から、すでに8年。
大会を追うごとに、チームは小粒になっていく一方だ。
もう限界だ。王族の庇護と潤沢な資金、環境が整備された国内リーグから抜け出さない限りは──
2006年のドイツ大会。アルデアイエの勇姿を見ることは、もう叶わないのかもしれない。

アイルランド 評
5月22日、アイルランド代表に衝撃が走った。キャプテンのロイ・キーン、突然の代表離脱。
追放を決断したマッカーシー監督には、少なからず非難の声も挙がった。結果を残す必要があった。
はたして──
ドイツ戦、後半ロスタイムに生まれた、ロビー・キーンの劇的な同点ゴール。望みはつながった。
2点差以上の勝利で、セカンドラウンド進出となるこの試合。結果は、ご覧の通りである。

ホランドとキンセラのふたりは破綻を来すこともなく、ロイ・キーン不在をまったく感じさせなかった。
キャプテンにはストーントンが就任した。もとより人材には事欠かないお国柄、統率力に不安はない。
前述のクインに加え、ドリブラーのダフ、ストライカーのロビー・キーンと、攻撃陣も好調を維持している。

ロイ・キーンが離脱したことで、代表チームの雰囲気は一気に好転したとの報道も伝え聞いている。
彼はマンチェスター・ユナイテッドのキャプテンであり、確かにアイルランドを象徴する選手だった。
だが、「ロイ・キーンが見れなくて残念だったか?」と問われれば、私は即座にこう答えるだろう。
「否。こんなに素晴らしいチームが見れたことを、心から幸せに思う」と。


 
コラム「サポーターたちはどこへ行けばいいのか」
夕方に立ち寄った横浜駅の"一風堂"で聞いたのだが、試合がある日は早くに地下街を閉めてしまうらしい。
それはいささかおかしいのではないだろうか。営業時間を伸ばすのであればいざ知らず。
新横浜駅へ向かう道すがら、それとなく気を入れてはみたが、やはり飲食店の多くは店仕舞いしていた。

褻(け)ならばともかく、せっかくの晴(はれ)の日だというのに。需要は間違いなくあるはずである。
それでも閉店時間を早めるのは、万が一にも起こり得る不測の事態を想定しているからだろう。
もちろん、フーリガンの脅威だけをことさら強調し、いたずらに不安を煽ったマスゴミの責任は大きい。

しかし、現実に(居酒屋の類を除けば)店の扉は堅く閉ざされている。
もちろん、深夜に街中で騒ごうものなら、すかさず警察が睨(にら)みを利かせてくるのは明らか。
せっかく市街地で開催したというのに、受入れ態勢が整っていないのでは何にもならない。
勝利の余韻に浸ろうと思ったら、はたしてどこへ行けばいいのだろうか。

サウジアラビア

前半アイルランド

後半
会場:横浜国際総合競技場/観衆:65320人
得点:0-1 ロビー・キーン(7分、アシスト=ガリー・ケリー)
   0-2 ブリーン(62分、ストーントン)
   0-3 ダフ(87分、ホランド)

サウジアラビアアイルランド
GKアルデアイエGKギブン
DFアルジャハニDFフィナン
DF79A・D・アルドサリDFハート       
DFトゥカルFW45クイン
DFズブロマウィDFストーントン
FW68アルジュマンDFブリーン
DFアルシャハリDFガリー・ケリー
DFスリマニMF80マカティア
MFI・アルシャハラニMFホランド
MFアルハスランMFキンセラ
MF67アルシャルフーブMF89カースリー
MFアルオワイランFWダフ
MFアルテミヤトFWロビー・キーン
FWアルヤーミFWキルベーン
SUBザイドSUBキーリー
SUBバブクルSUBアラン・ケリー
SUBアルハシーSUBカニンガム
SUBアルサカフィSUBダン
SUBアルハウサウフィSUBオブライエン
SUBアルワケイドSUBコノリー
SUBアルガムディSUBモリソン
SUBアルジャバーSUBリード
SUBO・アルドサリSUB 

注釈:時間は手元の時計で計っていますので、1分程度の誤差はあります。

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