総勢72名によるダンスショー。いつものハーフタイムイベントと違って、観ていて楽しい(笑)
圧巻は、ふろん太くんも加わってのラインダンス。さすがは芸達者だ……
52分
選手交代:佐藤 尽→大嶽直人
大嶽は最終ラインの中央へ入り、手島が中央から左へ、鈴木和裕が左から右へとそれぞれ位置を変える。
確かに佐藤尽の調子は悪かったけど、大嶽を投入してもあまり変わらないような気がするのはなぜ?
58分
センターライン付近で安孝錬がヘディングで前方のスペースへ流し、自らそのボールに追いつく。
伊藤宏樹をかわしてそのまま独走。相澤と1対1になるが、シュートを撃ちきれない。
そうこうするうちに、結局はディフェンスに追いつかれてクリアされるはめに。
「フォロー! 黒部走れ〜!(怒)」とは、同行したにた丸さんのお言葉である。
59分
ゴール前へのロビングに相澤が飛び出すが、タイミングが明らかに遅くボールに触ることすらできない。
入れ違いでボールを受けた黒部がシュートを放つが、ゴールの右へ外れる。
これまた頭を抱える黒部。いや、頭を抱えたいのはこっちの方なんだが……
64分
前線に阿部と伊藤彰を並べ、ボランチを鬼木ひとりにして攻撃を厚くする。
とはいえ、鬼木は豊富な運動量を活かしてどこにでも顔を出すので、中盤のバランスを考えると……
68分
選手交代:黒部光昭→松井大輔
サンガは上野優作と(後半は右に位置していた)安孝錬を前線に残し、松井を1.5列目に投入する。
箕輪が松井のマークで高いポジションを取るため、フロンターレは見かけ3バックに戻る。
72分
朴智星の右CK。熱田へのショートコーナーのリターンを受けて、ゴール前にクロスを上げる。
松井がオーバーヘッドキックを見せるが、クロスバーの上を越える。
73分
鬼木をより自由にプレーさせるために、ボランチの位置に久野を投入する。
74分
選手交代:鈴木和裕→野口裕司
野口は左のサイドハーフに入るが、どこへ行けばいいのかわからず困り果てたのが中村忠。
どうやら指示が伝わらなかったためらしいが、結局は最終ラインの右に落ち着いた模様。
80分
阿部がまるで使い物にならないため、実際は向島の1トップに等しいという話もなきにしもあらず。
83分
熱田の右サイドからのクロスに、松井がヘディングで合わせようとするがクリアされる。
こぼれ球を拾った石丸のシュートは、コースに入った塩川が顔面でブロック。
その塩川もボールを奪われて、最後は朴智星が右足でミドルシュートを放つが、クロスバーを越える。
87分
右サイドからの熱田のFK。遠いサイドに上げたボールを、松井がワントラップして左足でボレー。
真正面に飛んできたボールを、相澤がフィスティングでクロスバーの上へ弾き出す。
よくある光景(笑)
ファウルを取ってもらえなかった腹いせに、足の裏を見せたスライディングで箕輪をけずる上野優作。
……で、試合を止めて走り寄る主審をよそに、本人はさっさと水を飲みに行くんだな、これが。
ロスタイム
フロンターレのカウンター。中央を向島がドリブルで上がり、左からは阿部、右からは久野がフォロー。
対するサンガはディフェンスが戻りきれておらず、GKの中河を含めても局面は3対3。
向島はディフェンスを充分に引きつけて左へパスを通すが、阿部のシュートはゴールの右へ外れる。
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もはや説明すら不要。まさにストライカー(自称)阿部の本領発揮である。
後半の感想
もっとサイドを使おうよ……サンガ。熱田もさぁ……中へ切れ込んでばかりじゃなくて……
直接FKは一向に枠へ飛ばないし……いや、サンガだけでなくフロンターレもさぁ……(嘆息)
90分
選手交代:安 孝錬→松川友明
最前線に上野優作ひとりを残し……って、これで両チーム合わせてこの試合何度目の布陣変更だ?
おそらく誰も把握できていないと思われるので、ここで改めて──
川崎フロンターレの布陣
GKは相澤。最終ラインは右から土居、箕輪、飯島、伊藤宏樹(ということにしておこう:苦笑)。
中盤はボランチが久野、鬼木が中央で自由に動き、右に林晃平、左に塩川。前線が向島と阿部。
京都パープルサンガの布陣
GKは中河。最終ラインは中央に大嶽、右に中村忠、左に手島。サイドハーフは右に熱田、左に野口。
中盤はボランチが石丸と朴智星、左に松川。右の松井は引き気味で、最前線に上野優作が残る。
95分
中央で野口のパスを受けた上野優作が、振り向きざまに右前方のスペースへ上げる。
走り込んだ松井が右足で合わせるが、距離を詰めた相澤が枠の外へ弾き出す。
96分
久野が中盤の左にまわり、ボランチの位置には鬼木が戻る。アイルトンは中盤の中央へ──
まだ交代枠がひとつ残っていたか…… でもって、当然のように布陣変更が行われるわけだ。
100分
右サイドのスペースに出されたボールに、松井が追いついてマイナス方向にボールを折り返す。
走り込んだ松川が右足で合わせるが、ゴールのわずか左に外れる。
103分
右サイドをドリブルで突破する向島に、後方からは松井、前方からは手島が挟み込むように対応する。
向島はシザースフェイントを交えながら、一瞬の隙を突いてあっさりふたりの間をすりぬける。
ペナルティエリアに切れ込んで、ゴール前に速いボールを折り返すが、阿部が合わせられず。
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ものの役にも立っていなかった松井。あげくのはて、体を寄せようとして転倒するていたらく。
116分
どうやら、ペナルティエリア内で箕輪がハンドを犯すが、主審はファウルを取らなかったらしい。
いや、観戦していた位置からは、体が陰になってよく見えなかったもので(言い訳)
グラウンドに飛び降りるサンガサポーター数人、制止しようとした警備員と揉合いになる。
罵声が飛び交う中、ひとり思う。「そんなに熱くなる試合かよ……」
延長戦の感想
印象に残った出来事といえば、延長後半にバックスタンドの向こうの空から飛来した、満月に映える3羽の白い鳥くらいなものでせうか。
なお、ゲルトはテクニカルエリアに出ずっぱり。総じて怒ってたけどね、汚いファウルが多すぎて。
本日の主審
そうか、濱名哲也か…… どうりでイエローカードが均等にばらまかれたわけだ(嘲笑)
#なぜか等々力では、電光掲示板に審判の名前が表示されないので。
中河昌彦
安定感を欠く(もしくは成長に乏しい)平井直人に代わり、第16節からサンガゴールを守るピーコ。
これまで正GKの経験はないが、32歳になる今日まで現役を続けられたのは、実力がある証拠。
後塵を拝したとはいえ、川口能活、松永成立、楢崎正剛と、その相手は日本を代表するGKばかり。
森敦彦(一応、日本代表候補)はちょっと、平井直人に至ってはかなり格が落ちるが……
最終ラインがフリューゲルスなだけに、彼のコーチングは必要不可欠なものとなるだろう。
エメルソン
去る者は追わず── というわけで、浦和レッズへ移籍してしまいました(苦笑)
チームの組織力は間違いなく上昇するだろうが、得点力は確実に落ちるだろうなぁ。
川崎フロンターレ/京都パープルサンガ 評
来年もJ2で会いませう(笑)
現在2位のサンガではあるが、こんなサッカーをしているようでは、昇格を語ることすらおこがましい。
8位のフロンターレに至っては……語るに及ばず。
川崎フロンターレ 0
| 0 | 前半 | 0
| 京都パープルサンガ 0
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0 | 後半 | 0
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0 | 延長前半 | 0
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0 | 延長後半 | 0
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会場:等々力陸上競技場/観衆:3003人
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川崎フロンターレ | 京都パープルサンガ
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GK | 相澤貴志 | GK | 中河昌彦
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DF | 伊藤宏樹 | DF | 佐藤 尽
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DF | 飯島寿久 | DF | 52大嶽直人■
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DF | 箕輪義信■ | DF | 手島和希
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MF | 塩川岳人 | DF | 鈴木和裕
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MF | 96アイルトン■ | MF | 74野口裕司
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MF | 鬼木 達■ | MF | 熱田 眞■
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MF | 土居義典 | MF | 朴 智星■
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MF | エジミウソン | MF | 石丸清隆■
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FW | 64阿部良則 | MF | 中村 忠■
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MF | 林 晃平 | FW | 安 孝錬
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FW | 今野 章 | MF | 90松川友明
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MF | 73久野智昭 | FW | 黒部光昭
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FW | 伊藤 彰 | FW | 68松井大輔
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FW | 80向島 建 | FW | 上野優作
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SUB | 笹原義巳 | SUB | 平井直人
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