最悪のチーム状態にもかかわらず、孤軍奮闘するナラ以外にも山口とアツが代表候補に。
相も変わらず、山口は中盤の最年長。おまけに、ボランチは超がつくほどの激戦区。
ライバルは名波、上野、奥、望月、服部、伊東輝、阿部、福西といったあたりか。
名波がこれまで通りボランチに下がるとなると、かなり苦しくなるだろう。
アツは左のウイングバックのポジションを、相馬や服部と争うことになりそう。
私的には、山田、西野、田中誠、藤田、上野といった、個人的に高く評価している選手たちが選ばれたので、まあまあかな、と。
とか思っていたら、大事な人を忘れていた。なんで奥野僚右と福永泰は代表に呼ばれないんだ〜〜!!
一方、意外だったのが下田。まさか、こんなに早く代表に呼ばれるとは思ってもみなかった。
前川の負傷に感謝、かな。少なくとも、その実力は前川なんぞよりも数段上である。

それから、メンバーを見て気がかりなのは、センターバック（ストッパー）とボランチが手薄なこと。
中央を任せられるのが、宮本、山口、大野貴だけでは、３バックシステムをとるのは難しいだろうし、ボランチも、稲本の他には明神と石井、それから遠藤がいるだけ。
その遠藤も、守備面での不安が多く、U-19での定位置すら確保できていない状況では……
ボランチは、おそらくひとりになるだろう。
反対に、攻撃的なポジションはタレント揃い。ということは、大島や氏家に付け入る隙はないということ。
井上は…… いまいち適性が読めないんだよなぁ。大化けすれば、最終ラインに残る可能性もあるのだが。

外れたのは、古賀正紘（名古屋）、負傷中の中払大介（福岡）ら。

中田はセリエＡを優先、柳沢と南は代表合宿に参加、市川、酒井、稲本、小野、加地、遠藤、高原の７名はU-19合宿に参加、
海本、小島、服部は負傷のため、それぞれ合宿には不参加。
代わって、古賀正紘と吉田孝行（横浜Ｆ）が参加することになった。
そっか、吉田って出場資格まだあったんだ。すっかり失念してた。
97年のワールドユースを負傷で欠場して以来、壁にぶつかっていた感があったからなぁ。