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亜細亜大学
「創造の世界II アニメーションの世界」
第七期講義

「世界の長編アニメーション」

全13回開講の報告

担当講師/叶 精二


※緊急のお知らせ※

受講者制限を設ける予定でしたが、要望が多数寄せられたため、急遽無制限に変更します。(2008.4.16.)

 2008年4月15日より7月22日まで、今年も亜細亜大学で講義を行います。聴講対象は亜細亜大全学部対象、毎週1回火曜日5時限目、全14回行います。日程の都合上、第13回目のみ7月18日金曜日の講義となります。以下は、講義概要の一部抜粋です。

 アニメーションの原理を学び、省略様式のセルアニメーションを日本独自の文化とする風潮を批判的に捉え、「動く画」としての魅力を追求する作品の独創性と優位性を検証する。無限の広がりを持つ芸術様式として、アニメーションを捉え返す。
 今年度は「世界の長編アニメーション」を主旨として展開する。世界各国の名匠・巨匠の作品と作風をとり上げ、長編アニメーションの作業工程の違いと独創性、共通する技術思想を学ぶ。また、日本を代表する監督である高畑勲と宮崎駿を擁するスタジオジブリの功績を学ぶ。
 妥協を許さない創作態度、作品に向かう姿勢などの生き様と思想に触れ、見聞と考察を深める。

【授業計画】
2008年
4月15日(火) 第1回 講義概要/アニメーションの原理
4月22日(火) 第2回 アニメーションの歴史と作業工程
5月13日(火) 第3回 宮崎駿の世界
5月20日(火) 第4回 高畑勲の世界
5月27日(火) 第5回 日本の先駆者1 東映動画「白蛇伝」
6月3日(火) 第6回 日本の先駆者2 東映動画「太陽の王子 ホルスの大冒険」
6月10日(火) 第7回 世界の先駆者1 ディズニー(アメリカ)「白雪姫」「ビノキオ」 
6月17日(火) 第8回 世界の先駆者2 フライシャー兄弟(アメリカ)「バッタ君町へ行く」
6月24日(火) 第9回 世界の先駆者3 ポール・グリモー(フランス)「王と鳥」
7月1日(火) 第10回 世界の先駆者4 レフ・アタマーノフ(ソ連)「雪の女王」
7月8日(火) 第11回 現代の監督1 ブラッド・バード(アメリカ)「アイアン・ジャイアント」
7月15日(火) 第12回 現代の監督2 ジョン・ラセター(アメリカ)「カーズ」
7月18日(金) 第13回 現代の監督3 ティム・バートン(アメリカ)「コープス・ブライド」
7月22日(火) 第14回 現代の監督4 ニック・パーク(イギリス)「ウォレスとグルミット」
7月29日(火) 試験(予定)

なお、見学や聴講を御希望の方は下記URL内「大学へのご連絡(メールフォーム)」に「教学課宛」として問い合わせをしてみて下さい。

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