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「高畑勲・宮崎駿の世界」第六期講義

創造の世界II(アニメーションの世界)
「アニメーションの出来るまで」

全13回開講のお知らせ

文責/叶 精二


 2007年4月10日より7月10日まで、今年も亜細亜大学で講義を行います。聴講対象は亜細亜大全学部対象、毎週1回火曜日5時限目、全13回行います。内容的には「アニメーションの出来るまで」を主題として展開します。
 以下は、講義概要の一部抜粋です。

 アニメーションの原理を学び、省略様式のセルアニメーションを日本独自の文化とする風潮を批判的に捉え、「動く画」としての魅力を追求する作品の独創性と優位性を検証する。無限の広がりを持つ芸術様式として、アニメーションを捉え返す。
 世界各国の名匠・巨匠の作品と作風をとり上げ、素材ごとのアニメーションの作業工程の違いと独創性、共通する技術思想を学ぶ。また、日本を代表する監督である高畑勲と宮崎駿を擁するスタジオジブリの功績を学ぶ。妥協を許さない創作態度、作品に向かう姿勢などの生き様と思想に触れ、見聞と考察を深める。

【授業計画】
2007年
4月10日 第1回 講義概要/アニメーションの原理
4月17日 第2回 アニメーションの歴史と作業工程
4月24日 第3回 スタジオジブリ作品の企画から完成まで
5月8日 第4回 セルアニメーション(1)〜宮崎駿の世界(前)
5月15日 第5回 セルアニメーション(2)〜宮崎駿の世界(後)
5月22日 第6回 セルアニメーション(3)〜高畑勲の世界
5月29日 第7回 クレイアニメション〜ニック・パーク(イギリス)「ウォレスとグルミット」
6月5日 第8回 3D-CGアニメーション〜ジョン・ラセター(アメリカ)「カーズ」
6月12日 第9回 油彩アニメーション〜アレクサンドル・ペトロフ(ロシア)「老人と海」
6月19日 第10回 人形アニメーション〜コ・ホードマン(カナダ)「ルドヴィック」
6月26日 第11回 切紙アニメーション〜ユーリー・ノルシュテイン(ロシア)「霧につつまれたハリネズミ」
7月3日 第12回 色鉛筆によるアニメーション〜フレデリック・バック(カナダ)「木を植えた男」
7月10日 第13回 まとめ(予備)
7月24日 試験(予定)
 なお、見学や聴講を御希望の方は下記URL内「大学へのご連絡(メールフォーム)」に「教学課宛」として問い合わせをしてみて下さい。

※聴講生が教室に入りきれない為、4月24日(第3回)より224教室から521教室に変更しました。


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