HOMEへ戻る

「高畑勲・宮崎駿の世界」第五期講義

創造の世界II(アニメーションの世界)
「スタジオジブリと世界のアニメーション」

全13回開講のお知らせ

文責/叶 精二


 2006年4月11日より7月11日まで、再び亜細亜大学で講義を行うこととなりました。聴講対象は亜細亜大全学部対象、毎週1回火曜日5時限目、全13回行います。内容的には「スタジオジブリと世界のアニメーション」を主題として展開します。
 以下は、講義概要の一部抜粋です。

日本を代表するアニメーション監督である高畑勲と宮崎駿を擁するスタジオジブリの功績を学び、両監督と交流のある世界各国の名匠・巨匠の作品と作風をとり上げる。妥協を許さない創作態度、作品に向かう姿勢などの生き様と思想から多くを学ぶ。
 また、アニメーションの基本的原理を学び、日頃テレビメディアで見慣れた省略様式のセルアニメーションを日本独自の文化的優位性とする風潮を批判的に捉え、「動く画」としての魅力を追求する作品の独創性と優位性を技術面から検証する。無限の広がりを持つ芸術様式として、アニメーションを捉え返すことを目標とする。

【授業計画】
第1回 講義概要/アニメーションの原理
第2回 アニメーションの歴史と作業工程
第3回 宮崎駿の世界(1)
第4回 宮崎駿の世界(2)
第5回 高畑勲の世界
第6回 ニック・パーク(イギリス)「ウォレスとグルミット」の世界 ※課題「感想文」提出期限。
第7回 ジョン・ラセター(アメリカ)「トイストーリー」の世界
第8回 ブラッド・バード(アメリカ)「Mr.インクレディブル」の世界
第9回 ミッシェル・オスロ(フランス)「キリクと魔女」の世界
第10回 シルヴァン・ショメ(フランス)「ベルヴィル・ランデブー」の世界
第11回 ユーリー・ノルシュテイン(ロシア)「霧につつまれたハリネズミ」の世界
第12回 フレデリック・バック(カナダ)「木を植えた男」の世界
第13回 まとめ(予備) ※課題「視覚玩具」提出期限。

 なお、見学や聴講を御希望の方は下記URL内「大学へのご連絡(メールフォーム)」に「教学課宛」として問い合わせをしてみて下さい。

・亜細亜大学・亜細亜短期大学トップ


TOPへ戻る