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「高畑勲・宮崎駿の世界」第四期講義

創造の世界II(アニメーションの世界)
「日本のアニメーションを築いた人々」

全13回開講のお知らせ

文責/叶 精二


 2005年4月12日より7月12日まで、再び亜細亜大学で講義を行うこととなりました。聴講対象は亜細亜大全学部対象、毎週1回火曜日5時限目、全13回行います。科目名は「創造の世界II アニメーションの世界」となりました。内容的には「日本のアニメーションを築いた人々」を主題として展開します。
 以下は、講義概要の一部抜粋です。

 日本を代表するアニメーション監督である高畑勲と宮崎駿をはじめ、日本の初期長編の歴史を支えた森康二、大塚康生、小田部羊一、スタジオジブリの功労者である近藤喜文、「動画の父」政岡憲三、人形アニメーションの川本喜八郎、あらゆる素材からアニメーションを紡いだ岡本忠成など、名匠・巨匠・名アニメーターの作品と生涯をとり上げる。妥協を許さない創作態度、作画に向かう姿勢などの生き方と思想から多くを学ぶ。
 また、アニメーションの基本的原理を学び、日頃テレビメディアで見慣れた省略様式のセルアニメーションを日本独自の文化的優位性とする風潮を批判的に捉え、「動く画」としての魅力を追求する作品の独創性と優位性を技術面から検証する。日本の映像史の一側面を学ぶ。

【授業計画】
4月12日第1回 「講義概要/アニメーションの原理」
4月19日第2回 「アニメーションの歴史と作業工程」
4月26日第3回 「宮崎駿の世界(1)」
5月3日 休日・休講日
5月10日第4回 「宮崎駿の世界(2)」
5月17日第5回 「高畑勲の世界」
5月24日第6回 「近藤喜文の世界」
5月31日第7回 「大塚康生の世界」
6月7日 第8回 「小田部羊一の世界」
6月14日第9回 「森康二の世界」
6月21日第10回「政岡憲三の世界」
6月28日第11回「川本喜八郎の世界」
7月5日 第12回「岡本忠成の世界」
7月12日第13回まとめ(予備)

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