真実か挑戦か - 読者の回答
97/2/1
あなたの身体は存在しない。
真か偽か?
偽だが、我々はあたかも自分の身体が存在しないかのように行動することは確かだ。
あるいは自分の身体の存在を忘れたいのかも知れない。
例えば、我々は衣服により身体を覆い隠すし、筋肉を鍛えることによって身体を脳の制御下に置こうと努力する。
Kenji
97/2/2
あなたは思う、故にあなたは存在する。
真か偽か?
偽。僕の思考プロセスだけでは僕の存在の十分条件にはならない。
この思考プロセスは自分にとってはとても馴染み深いので、ついリアルだと考えがちだが、
それがリアルだという証明は僕にはできない。
Kenji
97/2/3
入学試験は二重基準を強制する。
真か偽か?
真。入学試験は、結果が正規分布になるようにデザインされている。
このような分布の通常の使い方は、真ん中の部分だけを取ることにより異常を排除することである。
しかし、入学試験の場合、この分布は端だけを取ることにより異常なものだけを選り抜くために用いられる。
Kenji
97/2/4
フェミニズムは無益である。
真か偽か?
その目的が女性版α雄 (alpha male) を作り出すことでない限り偽。
Kenji
97/2/5
性は免疫の基盤である。
真か偽か?
真。性は同一種内の個体に変化を持たせ、個体の同一性の確認に意味を持たせる。
個体の同一性の確認は免疫の最も重要な機能である。
Kenji
97/2/6
インターネットは第三の性である。
真か偽か?
機械がすでに第三の性でないなら真である可能性がある。
また、インターネットは、関わる種が人類だけなので第三の性になることができる。
他の種にはすでに二個以上の性別を持つものがある。
Kenji
97/2/7
環境保護主義者はコントロール人間である。
真か偽か?
真。すべての動物は環境に対して影響を持つが、人類だけがその影響を制御したがるようだ。
もし環境保護主義者達が、自分達のしていることが人類の行動に対しての負のフィードバックであり、
自然や生態系を守ることではないと分かっているのなら僕もあえて批判はしない。
Kenji
97/2/8
動物には権利が与えられるべきだ。
真か偽か?
偽。人間は他の人間に対してだけ権利を与えるべきだ。
他の動物たちをいたずらに人間社会に参入させるべきではなく、そっとしておくべきだ。
Kenji
97/2/9
進化の目的は変化しないことである。
真か偽か?
真。生命とは赤の女王のようであり、
競争相手と相対的に同じ位置に留まるためには走り続けなければならない。
Kenji
97/2/10
政治は醜い人々のためのショー・ビジネスである。
真か偽か?
真。政治は、頭はショー・ビジネスに向いているがその他の部分で才能に恵まれない人々のためにある。
彼らは国を動かすという意見もあるだろうが、彼ら自身にとってはそんなことはどうでもいいことだ。
権力があるかが問題となるのだ。
Kenji
97/2/11
美は生存能力と深い関わりがある。
真か偽か?
真。美のセンスは重要な決断−誰が配偶者として望ましいか−をするのに常に大切な基準だった。
これを逆から見てみれば、人々は自分の子孫を繁栄させるため、生存確率の高い人々に美を見るようにプログラムされているのだろう。
Kenji
97/2/12
自意識は繁殖する。
真か偽か?
真。僕についての意識が僕の心の中にあるのは避けられないが、
同時にそれは、互いに違ったものであるとはいえ、僕のことを知っている人々の心の中にも存在している
そして僕が新しい人々と出会うたび、この意識の具体例は繁殖していくのだ。
Kenji
97/2/13
遺伝子工学によって作られた食品は安全である。
真か偽か?
偽。操作された遺伝情報により生成された蛋白質が人間に対して無害であると証明されるまでは、
安全であるとはいえない。
Kenji
97/2/14
セックスは経済的理由により存在する。
真か偽か?
真。セックスは、遺伝子を混ぜて個体に多様性を持たせ、
免疫システムを発達させる経済的な方法である。
Kenji
97/2/15
動物は普通、他者が生き残るために自らを犠牲にするようなことはしない。
真か偽か?
真。動物は、自分の細胞の中の遺伝子のコピーの存続に有益であることが歴史的に証明されている方法でのみ、
自らを犠牲にするだろう。
Kenji
97/2/16
薔薇は薔薇ではない。
真か偽か?
メタ言語で喋られているのでない限り偽。
Kenji
97/2/17
実力社会は階級社会であるべきである。
真か偽か?
真。僕が考える、最も効率的な実力社会は、優秀な人物が絶えず上位階級に移され、
その反対もある柔軟な階級社会である。
民主主義はマジョリティである中流階級にのみ有利なため、実力社会を実装できない。
Kenji
97/2/18
土星は水に浮かび得る。
真か偽か?
浮く! 水に浮かないものはない
kanaya
偽。土星は水の重力によって崩壊するだろう。
Kenji
97/2/19
個体は種の保存を望まない。
真か偽か?
真。種の保存を望む傾向は必ずしも個体の生存に有利に働かないため、
このような傾向はもし存在したとしても進化の過程で容易に失われたと思われる。
Kenji
97/2/20
スポーツは戦争のシミュレーションである。
真か偽か?
真であり、かつスポーツの試合で戦争を置き換えることができる。
Kenji
97/2/21
携帯電話は自己複製する装置である。
真か偽か?
真。少なくとも僕の契約するキャリアでは、
一般の電話から携帯に電話するよりも携帯から携帯に電話する場合の方がはるかに料金が安い。
ということは、あなたの友達の誰かが携帯を持っていたら、あなたも携帯を持つ方が経済的ということになる。
そして、あなたが携帯を持てば、あなたの友達も皆持っていた方がよくなる。
人間の脳を触媒にして、携帯電話は自己複製する。
Kenji
97/2/22
白馬は白くない。
真か偽か?
真。色は物体の属性ではなく、物体と光の相互作用の結果である。
Kenji
97/2/23
脳は脳のために進化した。
真か偽か?
真。その器官自身の存在のために有益でなければ、
脳はこれほどまでに進化しなかっただろう。
このことは我々の体のどの器官についても当てはまる。
Kenji
97/2/24
死はあなたの命の始まりと大きな関わりがある。
真か偽か?
真。僕の体は沢山の細胞が死ぬことにより彫刻された。
そうでなければ僕の体の形は球形になっていただろう。
Kenji
97/2/25
テレパシーは自由と対立する。
真か偽か?
真。テレパシーにより、あなたはいかなる場合でも誰かが交信を望む時に割り込まれることになる。
あなたのプライベートな生活は、誰にも知られたくないことをしている時にでも誰かに見つからないだろうかと恐れるようになることにより崩壊する。
Kenji
97/2/26
結婚は装置である。
真か偽か?
真。結婚は人口を次の 2 種類に分類する社会装置である:
既婚で共同体内用の資源と未婚で交易可能な資源。
Kenji
97/2/27
英才教育は奨励されるべきである。
真か偽か?
偽。特殊な技能よりも情操が育てられることに重きが置かれるべきなので、
子どもたちに何か学習することが強要されるべきではない。
もし本当に才能に恵まれた子供たちなら、
彼らの生涯の後の方になってその才能が開花することを何も止めることはできない。
Kenji
97/2/28
あなたはだんだんよくなってきている。
真か偽か?
そう信じます。
Kenji
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