アンモライト
(ammolite)

中生代の指準化石であるアンモナイト。世界各地から化石は発見されるが、稀にイリデッセンス(虹色の光。特殊効果のひとつ)を放つアンモナイトが産出される。カナダ、アルバータ州レスブリッジ周辺は、世界で唯一この手のアンモナイトが商業的採掘に耐え得る量で産出される。当地ではアンモライトと呼ばれ、カナダの土産物店では一般的な商品のひとつ。鉱床のはじめての発見はセント メリーズ川流域。1908年であった。

日本では認知度が低いものの、近年は国内の各地鉱物ショーでも多く販売されており、認知度は徐々に上がりつつある。

耐久性は低く、通常合成スピネル、合成クオーツ、プラスチック等と共にダブレット(張り合わせ)にされる。あるいは合成樹脂、ラッカー等コーティングされることも多い。


■ 素 材:アンモナイトの化石

■ 屈折率:通常1.50-1.70(素材によって異なる)

■ 取扱・着用時の注意:

耐久性は低いので、取り扱い注意。スチーム及び超音波洗浄はさける。

■ 流通名:オーロラライト

■ 処 理:

ダブレット、トリプレット、合成樹脂コーティング一般的

■ 産 地:カナダ、アルバータ州


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