窯跡は付近から出る白っぽい土を使い、飴、黒・伊羅保ビードロ風それに焼締めと、灰釉を主に周囲地域の生活必需品が焼かれており、重厚、素朴でたくましさが特徴と言えるでしょう。
技法には、布ふき、藁ふき手描きフィーガキ等が多く、朝鮮、あるいは、南方の焼き物の流れを、くむと思わせる面もあります。
文献にもなく色々と、謎に包まれた窯で地元の古老にたずねても手がかりになる話は今のところ全く有りません。
その古我知焼の復興をと、窯跡近くに五袋の登り窯を築き、昭和49年(1974年)3月に初窯を出し今日に至っております。
先人の残したすばらしい面をできるかぎり吸収し上釉も新たに乳白、緑釉その他の灰釉等を加え色々な試みの中から、今日の生活に適応した「それぞれの用途にかなった焼物」をめざし製作しております。
古我知焼 窯元
仲宗根 隆明
場所 沖縄県名護市我部祖河(がぶそか)916
電話 0980-52-0727
作者
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