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まずは雑誌などから「これだ!!」と言う写真を何枚か選びます。構図を決めるメインの写真と、ディティール(特にロゴなど)のよく分かる写真が数枚あると良いです。このうちメインの写真を元に、ラフな線を引きます。この時、拡縮やコピー、移動などの編集機能を使い、大きさと位置と、全体の感じをまとめます。
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ラフに引いた線を一本にまとめます。この時点である程度デッサンは完成させます(まぁ後で細かく、いじる事になるので、余り神経質になる必要はないと思いますが・・・)。
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大ざっぱに色を塗っていきます。また大きなロゴ類の位置決めもこの時点でやっておきます。サスペンションアームもこの時引いてしまいます(これは、私の場合、この時点で引くか、最後の方で引く場合があります。まぁ気分次第ってやつです)。
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フロントウイング部分を描き込みます。ウイングのメインとなる黒っぽい色を全体に塗り、細かいロゴやテカリの線はルーペを使って点を置いていく感じで描きます。翼端板やウイングステーの写り込みに注意して描きます。
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フロントノーズを描き込みます。ノーズ先端のテカリ、ノーズ下面の影、ノーズサイドの写り込み、ノーズ上面のロゴと、ほとんどルーペで描き込みます。ここら辺は根気との戦いですね。
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サイドポンツーン、リアウイング、インダクションボックス、デフレクターなど、残っている車体部分も、ノーズなどと同じ要領で描き込んで行きます。根気がいるので、飽きたらインターネットでもやって息抜きします。
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タイヤは大ざっぱに色を塗って、タイヤ意外にマスクをかけて、アレンジ機能の「風」と言うのを上下方向にかけてやります。これで回っているタイヤの雰囲気を出します。インダクションボックス、ヘルメットのサイズを変更します。後は、やはりルーペでタイヤの細部、ヘルメット、サスペンションアーム類、を描き込みます。これで車は一応完成です。
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今度は背景です。車の絵をコピーして貼り、その上から位置を見ながら、路面、縁石、グリーンの部分を決定。ついでに路面意外にマスクをかけて、路面を描き込みます(ほとんどスプレーとエアブラシの機能で描きます)。
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同じ要領で縁石、手前のグリーンを描き込みます。このあとフリー区域選択のツールを使って奥行きの手前から純に、アレンジ機能の「ぼかし」をかけていきます。もちろん手前の方が、よりぼかしが強くなるようにして、「ぼかし」をかけていきます。実際には路面のセンター付近にピントが合うようにします。
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背景の観客席とフェンス、バックのグリーンを描いていきます。エアブラシとノーマルのペンを使っておおざっぱに描きます(どうせこの後「ぼかす」ので、あまり描き込んでも勿体ないですからね)。
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観客席とフェンス、バックのグリーンを「ぼかし」ます。一発ではうまく「ぼけ」ないので、エアブラシなどで、より「ぼけ」がリアルになるように修正していきます。「ぼかし」がうまくかかれば背景は完成です。
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車とバックを重ね合わせます。重ねる時に、路面と縁石のサイズがおかしくなるのに気づいて、背景側を調整。重ね合わせた後で、マシンの影、アンテナ、ヘルメットの影などを描いて、いよいよ完成です。 なお、絵だけでなく、テキストも込みの正式な完成板の展示は
こちら
となっています。
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