| チェコと国境を接するドイツ・ザクセン州のフォーグドランド地方は、蛇腹楽器の故郷として知られています。クリンゲンタル市は古くから楽器製造の街として知られていましたが、19世紀初頭以降アコーディオンやコンサルティーナ製造のメッカとなりました。 またその近くにあるカールスフェルド市はバンドネオンの「AAブランド」や「Premierブランド」を製造したことで知られるあの有名なアルフレッド・アーノルド社と「ERAブランド」などを製造したエルネスト・ルイス・アーノルド社があった街です。 これらの地方は第2次大戦後東ドイツに属し、企業の国営化が進む中で楽器製造は次第に衰退していきましたが、ドイツ統一後、昔の良き伝統を守り続けていた職人達が昔の名声を取り戻すべく再び活動を始め、若い後継者も育ちつつあるようです。 2001年5月、熱烈なタンゴ並びにバンドネオン・ファンである城戸可路さんが当地を訪れ、その地の様子を多くの写真に納めてこられました。以下は城戸さんの好意によりその記録を掲載したものです。写真/紀行文とも城戸さんによるものです。 また2006年1月19日、日本テレビより「街よ、歌え!日本の生んだアールヌーヴォー」が放映されましたが、その中で小松亮太氏がカールスフェルド、クリンゲンタルを訪問した映像が放映されました。 |
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