アルカノイド(タイトー)



当時のレトロブーム

現在ではレトロゲームをアレンジしてリメイクすることがありますけど… 10年くらいまえにも同じことがありました。 そのきっかけがこの「アルカノイド」です。 当時はこのゲームでプレイヤーは驚いたものです、他のメーカーも驚いただろうが… だっていまさら「ブロック崩し」なのです。 でもそれなりにアレンジはされてました、サウンド面、多彩な面構成、グラフィックの向上、 アイテム、敵の設置等など…でもこれが面白かった! ルールも始めてみてもわかるゲーム、ゲームというものはこうでなくては! これが年齢高い層のゲーマーの心をつかむことになりヒットとなりました。 ゲーム=単純が理想。それを教えてくれたゲームです。

ライバルはパドル!

でも…なんか勝手が違いました…何故だろう… なんか昔よりも下手になってるような気がする、昔のブロック崩しではパーフェクトを 達成したことがあるというのに…上手くなることはあっても下手になることはない! 最初の一日はこのテーマで悩まされました、なんかミスしてしまう… ラケット(バウス)も大きいのに…初日は理由がわかりませんでした。 次の日、あることに気がつきました…回転数が違うような気がする… 昔のブロック崩しはボリュームでした、抵抗値によってラケットの位置を決定していたので 一回転することはなかったのです。この「アルカノイド」はくるくるまわっている! これはパドルだ!!!実はこれがこのゲームをはまらせた一要因でしょう。 いちおうパドルの存在は知っていました。ナムコのポールポジションをはじめとする ドライブゲームのハンドルの操作系に使われていました。単に左右の回転数しか カウントしないシステムです。 ブロック崩しはボリュームからパドルと進化しましたが、ドライブゲームはパドルから ボリュームへと進化しています。考えてみたら面白いですね。 昔のブロック崩しでは1回転までいかなかったので楽だったのですが。「アルカノイド」の パドルでは持ち替える必要がありました…手首をひねるだけでは左右すべてには対応でき なかったのです…これで感覚がずれてしまいます。 もう一つ重要なことは…端っこでバウスが止まってしまってもパドルが回転して 手の位置とバウスの位置がずれてしまうこと…これに慣れるのは難しかった! でもこの修行が面白かったのですよ。 たしかにレトロゲームのリメイクゲームではあれど、操作系として考えれば新作を同じくらい 苦労を重ねているゲームです。見かけでは判断できないものですね。

今風のアイテム群

このゲームのアイテムというのは非常に理に適ってます。 ちょっと説明しちゃいましょう。 Lアイテム(Laser) その名の通りバウスからボタンで弾を発射してブロックを消せます。 金色のブロックの裏は破壊することはできませんが…クリアすることに 関しては非常に有効なアイテムです。 Sアイテム(Slow) これもその名の通り玉のスピードが遅くなる有り難いアイテムです。 玉が早くなっていて緊張感が高いところでこのアイテムを取ると少し ほっとします。嬉しいアイテム。 Cアイテム(Catch) Lアイテムで処理できないところはこれでカバー。 バウスで玉を受けるとぴたっとくっつきます。 くっついたあとでバウスで移動してからボタンを押して撃ちづらいブロックを 狙います。 Eアイテム(Expand) バウスの長さが長くなる非常に有り難いアイテム。持久戦には必須。 点数ねらうと単なる1000点の効果しかないかも… Dアイテム(Disruption) 玉が8個に分裂するアイテム。うまく使うとクリアに効果的。 但し玉が複数あるときにはアイテムが出現しないので注意が必要。 Bアイテム(Break) 左右に出口が開き、行くことによってその面をクリアでき10000点貰える。 できるかぎりブロックを崩してから入るのが点数稼ぎへの道。 Pアイテム(Present) MCPの好きなアイテムBEST3(笑) バウスが一機増える、死んでも取りたいアイテム。エクステンド音が気持ち良い。 このゲームで気をつけなければいけないのは… ・アイテムは複数出てこない ・ディスラプションが有効の場合もアイテムが出現しない この2点です、「アルカノイドU」では気にしなくてもいいのですが… アイテム一個1000点につき点数源として有効に活用しなければなりません。 各面でアイテムが出現するブロックは決まっています。(すべてノーマルブロック) ということは?ハイスコアを狙うために以下の条件を考えていきます。 ・アイテムは好き嫌いせず取る ・ディスラプションを取った場合1個だけを受け、のこりは避ける ・Bアイテムを取ったらすぐに出ないでクリア目前で入って点数を稼ぐ ・レーザーは撃たない!(敵のキャラに対しては別) こういうこと考えたら「アルカノイド」のゲーム性が変わってまた新しい感覚で楽しめました。 クリアできるよういになったら挑戦していきましょう! あと余談ですけど…このゲームに玉のスピードアップはブロックに当たった 回数が基準となります。ですから金色ブロックの多い面というのは玉のスピードが 上がりやすい、こういう面は気合を入れよう! …ま、それだけのことです。

真似したメーカーは恥を知れ!(笑) > SEGA

そういう逆の発想を持って発売された「アルカノイド」ですが、このヒットによって 真似をするメーカーが現われるのが世の常。真似といえばタイトーの代名詞。 そんなタイトーの真似をしたメーカーは恥を知れ!(笑)

ギガス(MKU)

真似筆頭はやはりこれでしょう。セガ社の「ギガス」です。 基本的には「アルカノイド」と一緒なのですが…ちょっとクリスタルっぽくなってます。 でアイテムが1発で破壊できるノーマルブロックではなくて数発で破壊可能なハードブロック にはいっています…これが実はマイナス要素! これでアイテムによる一発逆転の要素がなくなってしまっているのです… まぁここを一緒にしたら完全に真似ですな。これはこれで良いのかもしれない。 あとはラケットで玉を受けたときの反射がおかしい!ブロック崩し独特の同じ軌道を跳ね返す ということが何故かやりにくかった覚えがあります。 ですからスキルアップが感じられず、盛り上がりに欠けるゲームになってしまっていたと思います。 セガらしいといえばらしいゲームなのですが… ソフトはもっとどうにかならなかったものでしょうか? ちなみにデザインを変えた「〜MKU」も存在します。

ピタゴラスの謎

純粋にはセガ開発ではなくて、ナスコ開発です。 これはこれで味わい深いブロック崩しでしたね、トラップが面白い! しかしそのトラップの複雑さゆえにぱっとしなかったゲームです。 ちょっとやりすぎ!という感を受けました。 あとは普通のブロック崩しです…誉めるところはあまりない… まーけなすところもあまりないが… こういうゲームは扱いが困っちゃいます、

ブロックギャル

これもセガ開発ではなくてVICという会社の開発です。 真似ゲーの中ではこれが気に入ってるのでは? ブロックをクリアしたら脱衣するという安易な発想が大好き。 人間本能の趣くままに進んでいくべきなのである! …私の趣味です、はい。 ちなみにブロックの配置は極悪極まりないです。

真似したメーカーは恥を知れ!(笑) > NAMCO

この時は一時的にせよ私は言葉を失ってしまいました… ナムコまでもがぁ〜!ナムコファンにとっては重大事件の一つでした… 「ブレイザー」に続いてこれかい!?恥を知れ!(笑)

クエスター

…とはいいつつナムコがブロック崩しを作ればこうなるというのを見せてくれました。 確かに最初はショックだたっけど…やり込んでみたらそこはナムコでした。 完全なるパターンゲーム…ナムコお得意のゲーム展開。 ここで玉を発射しておけば必ずクリアできちゃうような…・モトスみたいですねぇ。 これが魅力といえば魅力、これが欠点といえば欠点。 非常に評価に困るゲームです… でも結構遊んでるような…操作性はかなり良かったし… おやじのためのおやじのゲームというキャッチは爆笑でした。

やっぱりタイトーが一番だった…

アルカノイド・リベンジofDOH

結局いろんなメーカーが真似をしても「アルカノイド」を超すことができなかったのが事実でしょう。 最初にやったところの勝ちなのでしょう。 で、1年後に「アルカノイド」の続編「アルカノイド・リベンジofDOH」が発表されました。 アイテムの追加、サウンドの向上、分かれ道による面数の増加等パワーアップをなされましたが …真似ゲーの影響でしょうか新鮮な気持ちにはなれませんでした。 それでもゲームの面白さとしてはトップクラスでしたよ。やはりタイトーが一番! ただ「アルカノイド」はシンプルなところが良かったのです。 アイテムには無駄なものがありません、要は必要と思われるアイテムがしっかり整っているのです。 ちょっと強力なアイテムを入れたことによってバランスが崩れてしまったのが残念ですね。 破壊できない金のブロックを破壊できるM(メガボール)、これが一番不要だった。 あとN(ニューディスラプション)が強すぎる…これで大概の面をクリアできちゃう。 スペシャルは面白かったのですけどね…いろいろあって面白かった。 そうそう忘れてました…Rアイテム。何の略だったかわ忘れましたが… これはバウスの大きさが2分の1になりますが得点は2倍という… なかなか挑戦心を煽るアイテムです、こういうのは好きですね。 ハイリスク・ハイリターン。これがゲーム性を高めることになります! 最近「アルカノイドR」というのがタイトーからF3システムで発売されました。 横画面でちょっと…という気持ちはありますが、やはり「アルカノイド」ですね。 なんでこの話をするかというと… Tアイテムというのがこの「〜R」にはあります。 これを取るときには非常に抵抗があるのです!本当は玉が下に落ちるのを1回だけ防いで くれる有り難いアイテムなのですが(意味はThunder) 「〜リベンジofDOH」にもTアイテムがあります、でも意味が違います。 意味はTwin、バウスが2つに分かれてEアイテムのような効果があります。 でも…これにいい想い出がありません。 2つのバウスの間(ちょうど中央)に隙間があって、これで何度泣いたことか… このアイテムは点数のために取るのが主であってまったく役に立ちません! これで「〜R」でも取るときは一瞬恐怖してます… 実際最初はこのアイテム取らなかったもんな〜(笑) 個人的に嫌だったのは復活ブロック。 ある程度耐久力があって破壊して一定時間経つと復活するブロックです。 まぁこれは個人的に嫌であっただけであって、ゲーム性どうのこうの言うものじゃないでしょう。 あとは破壊できない敵というものが存在していたこと。 私は「地球」とか「水ボール」とか呼んでましたけど…正式の名称は知りません。 ただ加速度をつけて真下に落下してくる動きしかしないのですけど… 破壊できない!バウスに当たると上に跳ね返る! ただ玉が当たる度に100点はいるので…一概に不要とは言えないのですが… 面によってはNアイテムと併用することにより恐ろしい稼ぎが存在します… やはりこれがゲーム性を潰してしまっていたのでしょう。 今回の結論:ゲームはシンプル・イズ・ベスト!