パラグライダー体験について

 パラグライダーの体験を新潟県は上越国際にて行った。パラグライダーの体験をする人は、意外と少なく、周りの友人などに聞いてもほとんどいない状況である。そんなに珍しいものではないのだが、実際に体験すること自体が少ないようなのだ。私も大学の間に体験しようと思いながらできなかった口ではあったが、今回はその機会に恵まれ、会社所有のリゾート施設を利用しての体験となった。

体験当日・・・

 飛び石連休の谷間の2003年4月28日、晴天に恵まれて初飛行となった。飛行距離は数百メーターの滑空ではあったが、木の上を飛ぶという感覚は生まれて初めてで、印象に残るものであった。
 飛ぶまでの順序としては、次のようである。
 体験スクールの場所探しから始まり、3日後ということもあり、電話での予約となった。スクールはリゾート施設から車で10分くらいのところにあり、あっというまに到着。9時集合であったが、8時50分につき、申込書などの記入をする。体験者は友人と2名だけということでゆったりとスタートだ。まずはスクールからコンビニ経由で舞子スキー場へ移動となったが、先導車に続いて移動を開始したとたん、先導車の後輪がパンクしていることを発見。コンビニまで先導車の先生は気づかず、コンビニ駐車場でタイヤ交換から始まった。交換が終了してから、スキー場へ移動。スキー場の中腹くらいから滑空前のレクチャーを受ける。機材の説明・使い方の説明・キャノピー(羽の部分)の開き方までの説明等々。
 早速、取りかかり、まずはキャノピーを走って開くことから始める。最初、走り始めたら、開く瞬間、異常に重いのを感じて「空気」を羽にはらむことは重いことなのだと実感した。次は実際の滑空のために車でさらに上まで移動する。最初に私が飛ぶこととなり、ひたすらに駆け下りようと必死に走り出すと、いつの間にか、飛んでいたが、それでも耳元の無線は「走り続けて」というので足が空振りしていたが走っていると、耳元で風きり音がし始めた。「飛んでいる」とここで初めて実感。目線をどこへ向けたらよいのか分からなかったが無線で「できるだけ遠くを見てみよう!」というのでみてみる。数分飛んでいたが、だんだん高度が落ちてくるので焦ったが、風でまた上空に舞い上がり、すぐに下降した。「はい、両手を引いて」と言われるままに引いていると着地した。あっという間だった。

 初体験飛行は、こんな感じだったが風の力で飛ぶことに快感を覚えた。もっと飛びたいとも思った。ライセンスを取得するには1シーズン飛ぶことが必要とのことだが、Aライセンス・Bライセンス・ノービスライセンス・本ライセンスのパイロットまでがんばってみようと思う。

初飛行の友人の写真・・・


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