9月16日日曜日
 今日は、朝から晴れて気持ちがよい。
 前日の夜は、竜飛崎野営場でテントから久しぶりの星空を眺めながら、のんびりと数時間を過ごし「津軽海峡冬景色」等を口ずさんでいた。まずは、竜飛崎で有名な国道へと足を運ぶ。確かに階段で国道とある。見晴台へ上ってみると風速計が動いており、常時10m前後の風が吹いている。風力発電の3枚羽の巨大な風車がもう一つの岡の上でぐるぐると回っていて青い空に妙にマッチしている。青函トンネルの本州側の工事基地だったようだが、今はその面影はなく、青函トンネル記念館と通気口があるだけである。せっかく個々まできたので、青函トンネルも見学することとして、青森駅方面の蟹田駅を目指した。前日に蟹田駅で青函トンネル見学列車の予約をしていたので見学列車に。今回はバイクの旅だったが唯一電車でトンネルをくぐり北海道側の海底駅吉岡海底駅に行った。吉岡海底駅の中でパビリオンとして、トンネル内の見学とドラえもんワールドがあった。このとき初めてドラえもんは自分より歴史があることを知った。(^^ゞ

風が年中吹いている「竜飛崎」


有名な車の通れない「国道339号線」
ちょっと看板が反射してつぶれてますが・・・

 
「青函トンネルの青森側入口」  と  トンネルの中を通過する特急電車
この場所は、車で行かないと行けない場所です。ここから延々と北海道までトンネルでつながっていると思うと「すごい!」と思いますよ。

「千畳敷」海岸
 鉄道の旅も終わり、ひたすら日本海側を南下し、不思議な岩が広がっている千畳敷海岸で休憩。後ろのような、岩がかなり広範に広がっています。

途中、夕日がきれいな「黄金崎不老不死温泉」などを通過したが、まだ日が高かったのでそのまますすむ。
 途中に寄ったコンビニの駐車場で原チャに乗った田舎高校生ヤンキーに、「かっこいいバイクですね」などと声をかけられ、ちょっと鼻が高くなったりしながら、秋田県は大潟村に到着。ここが中学頃習った干拓地か〜などと思いつつ、コンビニで休憩していると日が暮れてきた
 少しあわてたが、付近に良さそうなキャンプ場も見つからず、一気に男鹿半島の先端を目指した。先端の入道崎につく頃には日がちょうど暮れて暗くなった瞬間ぐらいであった。夕日をみたカップルなどの車がここ彼処に止まっていてちょっとわびしく思いながら(^^ゞ、桜島温泉のある桜島キャンプ場へ。
 到着はよるも8時くらいであった。ホテルのフロントで手続きをして「今夜は風が強いですよ」といわれつつ、「大丈夫です」と言い放ってキャンプ場でテントを張るが、確かにすごい風であった。ここで用意していたご馳走、「スパゲティーミートソース」を作って食べた。

 翌朝は、「秋田南インター」まで下道で行き、帰路へとついた。最初は晴れていたが、関東に近づくにつれて雨が激しくなった。そういえば台風が関東直撃とか・・・という話は聞いていたが、新聞やテレビとは縁のない生活。
 速度標識も制限50kmとある。たっぷり雨にぬれての帰宅となる・・・という忙しい日程であった。


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