Customize #20 rear shock-mount & ape-hunger again & folk-joint 150mm


---------- Happy new 21century!! ----------

トリプル12度のハンドリング問題は、結構面白い、
この試行錯誤をちょっと書こうと思う。
フォーク長の調整によっていろいろ乗り味が変わってくる。

フォークをトップブリッジから突き出すことによって短くしていってみる。
これは、タイヤが近づいてくることになり、マイナストレール幅は減少していくわけだ。
しかし、キャスターは立ってくる。
1cm 刻みに短くしては、試乗を繰り返す。
すると、ある短さまでは、乗りやすくなっていくが、それを通り越すと、また、とても不安定になる。
まとめるとこんな感じだ、

7cm long まっすぐ走っていればいいが、一度ハンドルが切れると、さらに切れていこうとする力が働く感じ
3cm long 少し安定するが、減速時などハンドルがぶれる
Normal 低速でも、ハンドルがふらつく、とても怖い
ここで考えた。
トレール幅のマイナスが少なくなることによって、回頭しようとする力は弱くなるが、
キャスターが立っていくことによって、直進性も減少していく、
あるバランスでは、まあまあ操れるかなという感じにはなるが、
それを超えると、キャスターが立つことによる直進性減少のデメリットが強く現れる。

ここで、仮説を立てた、逆にフォークを延長することによって、キャスターは寝ていく
マイナストレールも増えるが、キャスターによる直進性が勝るポイントがあるはずでは?

ということで、
15cm long のフォークジョイントを作ろうと思い、33πである、ビラーゴ250とレブル用のものを探す
ビラーゴ250用の10cmジョイントは以前に加工したが、あれは以前の仕様であるセミエアサス用のものなので、今は使えない。
レブルの15cmジョイントが Hurricane から出ていた、これならHONDAだし、ひょっとしたら合うかも?と思い購入したのだが、これが、残念ながらネジ山が違っていた。。。トホホ
しかし、私には上大岡に鉄工所という強い味方があったのだ!
即、加工をお願いしにいく。
だが、元のネジ部は使えなそうなので、切り落とし、あらたにネジ部を削り出さなきゃダメだっちゅうことで、15cmジョイントのはずが、13cmジョイントになってしまうという。
しかし、今のより6cm長くなるので、まあよしとして加工をお願いした。
まつこと数日、できたということなので、取りに行って(会社午後休した)装着。試乗

これが、いままでのどのセッティングよりも安定していた。
仮説は当たっていたわけだ。
でも、恐怖なく走れるというレベルであって、コーナーを楽しめるマシンではなくなってしまった。
これは、やはり悲しいことだ。


それと、ハンドルを hurricane の30cm ape 2型 に変更した。
ape 1型は、前につけていたが、2型はグリップ部がドロップしてなくて、ポジション的にはこのほうが好みだ。

ピーナッツタンクを再塗装したので、装着、
Monkey のエンブレムが洒落でよいでしょう。


また、フラフラとYahoo auction を見ていたら、オエッ信じられない、
”当時物チョッパーパーツ”というタイトルで、GL用の車高ダウンキットが出品されていた。

GLネイティブのパーツに滅法弱い僕は、いてもたってもいられず、落札!!。
右の写真の品だが、要は、サスのマウント位置を後ろにズラすことにより、車高を落とそうという代物だ、
赤い線が、もとのサスの取り付け位置だ。

マグナ250用の物なんかは、雑誌とかで見たことあるけど、
GL用も昔は製造されてたんだなあ〜と思うとうれしい
実はGLのスタイリングで不満だった点の一つに、
"リヤのサスがなんか垂直じゃん。。。かっこわりーな"
と、常日頃思っていたので、これは、大満足

インターネットがなかったら、絶対に手に入れられなかったパーツだと思う。(泣)

それとだ、これによって、リアが2〜3cmさらに落ちたわけだが、、、
当然ちょっとだけど、フロントのキャスターがさらに寝たわけだ。

というところで、思ったとおり、
さらにハンドリングは安定したように感じるんだな、、、これが。。。

(2002,01,12)