CX-custom #1


----- CX-Custom has come to my home!! -----

以前から、捜し求めていた、CX-Customを入手した。

2003年6月のことだ。

理由は、、GLよりフレームがチョッパー系に向いている。

なによりもネック角、GL=27度 CX=32度
レイクツリーでフォークを寝かせる場合、GLの時さんざん悩んだが、
結局のところ、GLの場合、6度が、トレールが稼げる限界。
CXの場合、もとが32度あるので通常なら、7度くらいいけるけど、前輪軸が前にオフセットされているので、6度が適切であると判断。

単純計算では、

GLは、27度(caster)+6度(rake tree)+2度(rear low-down)=35度
CXは、32度(caster)+6度(rake tree)+2度(rear low-down)=40度

丁度良い感じなのである。
(41度を越えていくと、フロントのサスが機能しなくなっていく。)
まあ、CX-Cの場合、6度トリプルを入れなかったとしても、34度寝ているってことだ。
これは、STEED のノーマルキャスター角と同じくらいだね。

リヤまわりも、アメリカンとしては、洗練されている、

それも、そのハズだ、
GL-custom は、500 wing(ある意味ヨーロピアンスポーツ)のフレームに、 外装を取ってつけて、アメリカンに仕立てたもの、という感じが否めない。
また、設計も70年代後半だ。

GL系の変遷を我ながら、まとめてみた、
wing500(今更ながら名車だ、BMWを意識した、ユーロスポーツだと思う)
↓
wing-custom 400 & 500 (外装チェンジでアメリカンに、400cc追加)
↓
CX euro (euro-sports系フレーム新設計、リアはプロリンクサス)
↓
GL700 interstates	(euroフレームベースに、39πフォーク・ドライブ系強化)
↓
CX650-custom (北欧北米向け、強力な、GL700エンジンのために、新設計したアメリカンなフレーム)
↓
CX-custom	(CX650-Custom を国内向けに、400ccを搭載)
こんな感じだろう、、おっと、euro の前後で、TURBO系と分かれるのだが、TURBO系は省略。

GL400とCX-Custom の、主な違いをフロントのほうから挙げると、
  1. リムの太さ
  2. フォークのスタビライザーがある
  3. フォーク径(33-39π)
  4. ネック角(27-32度)
  5. ネックチューブの長さ
  6. エンジンハンガーの材質と強度
  7. スイングアームの強度と長さ、(ピポットから後輪軸まで10mmくらい長い)
  8. ドライブシャフトの構成と強度
  9. ファイナルドリブンギア(デフ)の強度
  10. リアホイールサイズ(16in-15in)
こうやって見てみると、ネック角とリアホイール以外は、剛性向上のための違いである。
もともと、673cc のエンジン用に新設計したフレームは、剛性も高いしスタイリッシュであるわけだ。

さて、僕にとっては、とても価値がある、そんなCX-Custom が我が家にやってきたのだ。

TOPの写真が、オークションに出ていた写真(拝借しました。)
ケッコウいぢられてます。(笑)
  1. マフラー(まず目を引くよね)
  2. power filter (これはサイドカバーの中だから見えない)
  3. リアフェンダー(フェンダーレスに見えるけど、ちっちゃいのが溶接されてた。)
  4. リアフレームのスムージング(余分な部分がカットされてました。強度は平気みたい。)
  5. シート(ヨーロピアンな段ツキシート?!)
走り系のショップがそれなりに真面目に取り組んだ結果のようです。
中古車の新規登録(車検)のために整備しました。

マフラーは、GL用の予備のストックをつけようと思ったら、チャンバーがつかない(泣)ので、エキパイからサイレンサー直結。音は静かなので、取り付け強度のみ気を使った。

あと、シートにタンデムようのベルトを巻く(ズボンのベルト)

ブローバイガスの還元が気になったのですが、パーツリストの絵を見てると、オイルキャッチタンクから、還元するパイプが無いように見えるんですこれが、、、なので、パワーフィルターのまま行きました。

テールに反射板、灯火類、制動系の整備

陸運事務所に持ち込んで、ナンバーをいただくことができました。

さて、カスタムの始まりです。
レイによって、まず、車高を落とそう!

車検用マフラーがついてます。
車検用タンデムベルトも。。。

マフラーを元にもどして、
とりあえず、GLで使ってた、リジットバーを

あ”〜
結構いいかんじ
デカイライトと、メーター類は撤去だ!
たたずまいが、ビリーのバイクっぽくなってきたかな?
マフラーの存在感がスゴクあるね。ウルサイノダケレド・・・
タンク、GLに載せてた、ピーナッツ
batesライトを、5.25インチに、
タンクが小さい分、シートと、サイドカバーが、、
ボテッとした感じだな〜、
batesも、4.5インチのほうがよかったな、
side-cover 撤去
6インチ flat-fender 切断と、装着
easy-riders 製のリーガルコブラシート装着
タンクのカラーは、イタリアンと言われました。

かなりイイカンジ〜でないかい?
後ろから、、、バックシャンだあ、
全体、ナローな感じだけど、GLよりタイヤ太い、、
(GL = 130/90/16 , CX = 140/90/15) カッコイイゾ、、
テールランプとウインカー・ナンバー未装着だけど、、、

このまま、サイドナンバーにするか?(かなりワルっぽいなそれは)

結局ハンドルも、、、エイプが好きなの、許して(涙)
さて、この後、CX-custom君は、さらなる変貌を遂げるのだ〜、