作詞:白倉由美
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チェリーのように開いた 君にキスをする 月に描(か)かれた ウサギの瞳(め) 僕らを見る 出逢った頃の二人は 名前を持たずに 耳を澄ませて 聴いていた 遠い言葉 つなぎとめる夢のかけら はじめて胸に抱いた 君だけ、傷つけてた 好き、と告げると 消える 地面の下の 柔らかな鳩 病室の床の上で 傷跡にふれる 遥か彼方で 雨が降る ささやく声 溶けあうよに なめあうよに 探し続ける光 時々 嘘をついた 君の夢を壊した 君の笑顔が みたかったのに 幼い君の寝顔に そっとキスをする 胸の痛みを 優しさがぎゅっと包む 今でも僕は君だけ みつめているから たどりつけるよ 絡みあう 罪 ほどいて 出逢った頃の二人は 名前も持たずに 遠くに揺れる幸せを 信じていた 深く求めて いきつく ハッカ色の蝶が 心と心 つないでいく 感じていく 遠くはなれて 泣いてる君だけを見てた なにも いらない 君だけが ほしかったよ 君の手をとり 世界の果てまで走った 記憶の中の君はまだ 夢のほとり チェリーのように開いた 君にキスをする 月に描かれた うさぎの目 僕らをみる 出逢った頃の二人は 名前も持たずに 耳を澄ませて 聴いていた 遠い言葉・・・・
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