-  第1話  1996/10/16 (Wed) 放送
       
       終末に降臨する天使
       失楽園と再生の不確かなイメージについて
       
       シナリオ
       
	 -  ある日、降は一人の少女を事故から救けようとして怪我をする。
	      彼女の名は文音。そして、彼女は声を持たない少女だった。
       
 
       
  
 -  第2話  1996/10/23 (Wed) 放送
       
       指が奏でる架空の声 心を癒す熊
       放棄された記憶
       
       シナリオ
       
	 -  降は病院のベッドを抜け出し、三木のもとへ身を寄せる。そし
	      て週末の早朝に文音と再会し、彼女の笑顔を魂の底に記憶する。
       
 
       
  
 -  第3話  1996/10/30 (Wed) 放送
       
       遺棄された老人とその子供 オレンジの鼓動
       花咲く森の道で熊に出逢う
       
       シナリオ
       
	 -  公園で子供たちを相手に超能力を披露する老人。彼は降の父。
	      遺棄された父と息子。文音との突然の別離の後、父の部屋を訪
	      れた降の前には文音の兄がいた。
       
 
       
  
 -  第4話  1996/11/06 (Wed) 放送
       
       砕け散る月 終焉した世界と欲望の庭
       
       シナリオ
       
	 -  三木は文音の兄に殴られた降を介抱する。組織に利用されただ
	      けの父の悲しき特殊能力。文音の兄は降の出生の秘密を知って
	      いた。そして、文音は兄と…。
       
 
       
  
 -  第5話  1996/11/13 (Wed) 放送
       
       崩壊する仮象の岸辺 月の砂漠を夢みる
       清らかな詩の律動
       
       シナリオ
       
	 -  兄との関係が文音によって『語られる』。文音を拒んだ過去の
	      出来事の数々。降は、文音を欠損のある存在としてとらえるこ
	      とのなかったただ一人の人だった。「降、あなたが好きです」
       
 
       
  
 -  第6話  1996/11/20 (Wed) 放送
       
       遺された言葉 夢の意味 指し示す希望の光
       
       シナリオ
       
	 -  文音は降の前から姿を消す。呆然とする降は父を死に導いてし
	      まう。0と1だけの2進法の数字から成る父の遺言。それは文
	      音のメッセージへのパスワードだった。
       
 
       
  
 -  第7話
       
       欲望の記号からつむぎだされる清らかな天使
       
       シナリオ
       
       
	 -  
	       前編 1996/12/04 (Wed) 放送
	      
		-  「わたしをたすけて」それが文音の降へのメッセージ。
		     そして、川の上流からボートに乗せられて文音は降の
		     もとへ辿り着く。
	      
 
	      
	 
 -  
	       後編 1996/12/11 (Wed) 放送
	      
		-  意識を取り戻した文音は激しく降を拒絶する。降は文
		     音の叫びを受け止め、癒してゆく。