さて、ホームページの更新も停滞気味なので、強引に新コーナーを 作ってしまいました。っていってもアップするのは黒沢さんだけど。 半ば自己満の世界ではありますが、宜しくお願いします。 で、僭越ながら私、Perc&Cho.の小泉からはじめさせて頂きます。 (何でおまえからなんだよ、なんて言わないでね) ロックとかR&Bは他の人が書くと思うので、私はブラジル、ラテン、 たまにソウルとかいった路線で行きたいと思います。(続けば。) さて、私、小泉の記念すべき第一回のお勧めの一枚は、Entidade Urbana / Fernanda Abreu
です。 やはりしょっぱなは敬愛するカエターノ・ヴェローゾからにしようかなと 思ったんですが、今年はボッサものコンピと「黒いオルフェ」のサントラ だけだったので、別のにします。(でももうすぐ3年ぶりのスタジオ盤が でますね!) で、今年はといいますと、ブラジルはマリーザ・モンチ、ダニエラ・メラクリ、 カロル・サボイアなど女性陣の新譜が良かったですね。結局、やはり巷 では(というかサウージ・サウダージでは)マリーザ・モンチの3年振りの 新譜が圧倒的高評価でNo.1でしたが、ここに来てやはり3年振りの新作 となるフェルナンダ・アブレウがやってくれました! ここんところはペドロ・ルイス&パレーヂの1stにゲスト参加したぐらいしか 把握してなかったので、どうしてるかと思いきや。いや、さすがです。 この人は僕の好きなブラジルの女性アーティストの中でももっともポップな 人ですが、リオならではのファンク(ファンキ)をベースに、ヒップホップ、R&B、 はてはDrum'n'Bassまで高次元で融合してしまうセンスは脱帽ものです。 「ブラジル音楽は知らん」と言う人も、ソウル・U・ソウルのウィル・モワット が前2作で参加といえば少しはイメージ湧きますかね?(でも彼がプロデュース した曲はあまりセンスがいいとはいえない。)クラブ系の音が好きな人にも きっと気に入ってもらえると思います。 プロデューサーは2作ぶりにリミーニャが復帰!センス良すぎ。 またベースの方でも1曲目からブリブリいわしてます。他の脇役陣も常連の マルコス・スザーノ、シコ・ネヴェス、フェルナンド・ヴィダル他、アーマンド・ マサール(パット・メセニー・グループで有名)、ジルベルト・ジルとジョアン・ ドナートが参加してる曲もあります。 個人的なお気に入りは、もろR&Bダンス・チューンの6曲目。 良かったら聴いてみてください。さて、お次は"Krazy Kool K"ことKeyの丸山 桂です。 それでは、丸ちゃん、よろしく〜。