メンテナンスコーナー

ポイント交換


 作業手順はここでは説明しません。経験上の注意点のみです。
部品の相性がある!
 ポイントのみの交換時に台座との相性が悪いとポイントの接点が面当たりせずに端のみが当たる状態になります。この状態ではすぐに接点が焼けてしまいます。
 これは購入時に注意できればいいのですが、いまだ見分けが付かないので対策方法は判りません。
ディストリビューターごと外して作業せよ!
 そんなことしなくても交換は出来るのですが、狭いエンジンルームに首を突っ込んで作業するならいっそ外した方が早い。この方が作業しやすいし、ついでに細かく各部を点検できるのでお勧め。ポイント留めてるCリング、よく飛ばしちゃうし。

適正化工房コーナー

カーステレオ&電源ソケット装着


 おそらくは皆さん取り付けたいであろう装備。
 取り付け場所は当たり前ですが専用スペースなどというものはありません。どこに付けても自由ですがそのかわり土台作りから始めなくてはいけません。本体設置で一般的な場所はインパネ中央の下、グローブボックス(棚)の位置です。このボックスの中に設置してしまうのが操作面でも粗隠しにも最善と思いわれます。助手席側に吊すのも有りでしょう。しかし、外見維持のためにシートの下に隠すのだけはお勧めしません。ここは埃が溜まるのでカーステレオにはよくありません。私はグローブボックス内に設置しました。
 スピーカーはリアシート後ろに設置するのが音の面ではベターです。しかし、かなり小型の物でないと後方の視野を妨げます。ドアに埋め込むことも可能ですが内部の機構を避ける位置はドアの下の方、ドアポケットを潰すしかないようです。私の場合はシート下に設置しました。大きめのスピーカーが設置できるものの、音の面ではこもり気味になります。
 カーステレオ本体です。カー用品店などで好みの物を選んでください。しかし、ここで注意しておきたいのはあまりにも電気を食いそうな機種、電圧変化に弱そうな電子パーツを多様した機種は避けた方が無難でしょう。私の場合はカセットの取り出し機構が昔ながらの機械式の物を選びました。殆どの製品が電気式で電気がないとカセットのイジェクトすらできません。この車は電圧変化が大きいので単純な製品の方が電圧落ちた場合でも粘ります。ライト付けたらラジオが消えたというのでは話になりません。必然的に1DINのモデルになると思います。
 アンテナ選びです。おそらく最大の悩み所はこれです。最近の車にアンテナ無しの車はほぼ皆無。よって、カー用品店にはAM/FM用アンテナはあまり置いてありません。製品自体も知る限りは数種類のみ。ここで選択ですが、AMの感度を捨てて入手しやすいFM/TV用アンテナにする手があります。というのも、実は電源からのノイズが大きいため、エンジンが回っている間はラジオにノイズが乗ってしまいAMは殆ど聞くことが出来ません(ノイズ対策で電源線にコンデンサを入れれば聞けるようになりますが、私はしてません)。また、アンテナの形状も問題です。車内アンテナでは受信電波が弱くなります。ですから車外の高い位置に垂直に長めのアンテナを装着するのが電波の入りは良好で理想的です。しかし、せっかくの昔ながらの外観にアンテナは無粋と思われる方もおられるでしょう。室内に装着するタイプでなくても室内に立てることは可能です。受信感度を取るか見栄えを取るかは自分の好みでじっくり考えてください。
 ものが揃ったところでまずは電源確保。FIAT500のイグニッションキーには普通の車のようなACCポジションがありません。オンかオフ。これに関しては仕方ないのでオンの時のみ聞けるようにします。
 さて、キーからの電源では容量に不安があるのでバッテリーから新しいラインを追加します。この場合、バッテリー直後にヒューズを取り付けて万一の配線ショートに備えます。室内へは燃料タンクの後ろをよく見ると配線のための穴が開いているのでそこから引き込みます。そしてキーに連動する為にカーステレオの手前にリレーを取り付けます。リレーの駆動はキーからの12V信号で行います。カーステレオに必要なのはACC連動電源以外にメモリー用常時通電の12V電源も必要です。この電源はリレーの手前から分岐して確保します。アースはボディのどこでも構わないのでグローブボックス(棚)の取り付けボルトなどに噛ませましょう。これでカーステレオ用の電源は確保できましたが、ついでにあると便利なシガーライターソケット(電源ソケット)を追加してしまいましょう。ソケットが何種類かあり増設用をカー用品店で買ってきます。配線はリレーの後、キーに連動で取り付けましょう。まあ、大雑把に言えばこんな配線
 スピーカー取り付けをします。私の場合はたまたま市販の安物スピーカーに平面でシートの下に入りそうな物がなかったので、ドア埋め込み用のスピーカーを購入し、ボックスは自作しました。配線をセンターコンソール下に隠すように這わせてカーステレオまで引きます。コンソールとグローブボックスの間は配線が丸見えになるので出来ればカバーした方が見栄えは良いです。
 アンテナを取り付けます。外観を変更しても良いので有ればロッド式のものを車外に取り付けるのが一番感度が良いのですが、似合いません。感度が落ちるのを覚悟で窓の内側に貼るフィルム式のAM/FMアンテナを私は選びました(同型品は現在売っていません)。この辺はもはや好みの問題です。納得いくものをじっくり選んでください。基本的には長いものほど感度がいい。さて、装着は運転席ガラス上部のゴムに横向きに張り付けました。感度は落ちるものの基本的に近所で地元FMを聞ければいいのでこれで充分です。アンテナ選びの項でも書きましたが、感度重視であれば外に垂直取り付けが理想です。 ケーブルはゴムに沿わせてダッシュボード下まではわせます。適当な感覚で留めておけば良いだけです。
 いよいよカーステレオ本体の取り付けです。取り付け時にまず必要なのは固定用ブラケットの設置。カーステレオに汎用ステーの設定があるかもしれませんが在庫がない事が多いようです。私はただの汎用ステーを曲げて作りました。この方が安いし自由度も高い。固定はグローブボックスを固定しているボルトに共締めで固定しますが、先にステレオにステーを取り付けておきます。次は配線です。先に配線しておいた電源やアンテナ線とステレオの線を繋げます。この時、長すぎて余りすぎる配線は切って短くしておきます。また、必ず市販の接続端子を用いて繋ぎ、接続箇所は絶縁をしっかりしておいてください。電気のショートを侮ってはいけません。マジで火が出ます。アンテナ線を繋げて電気関係は終わりです。配線を上手く束ねつつ本体の固定です。この場合、グローブボックス固定ボルトに汎用ステーの穴を合わせてはめ込んだ後にグローブボックスをはめてナットで固定します。この時、電源ソケットの位置も決めなくてはいけません。私は特に固定はしていません。ちょうどカーステレオとグローブボックスの隙間が左右に出来ます、そこにちょうど上手く収まりました。使ってると固定 していた方が使いやすいので固定することをお勧めします。
 せっかく取り付けたカーステレオ、実は走行中は余りよく聞こえません。車のノイズの方が勝ります。走行中にボリュームを合わせると信号待ちで凄い音量に驚くことになるでしょう。まあ、ラジオで交通情報が聴ければいいやと割り切ってしまいましょう。

CDチェンジャー装着

 ついつい安売りしていた10連装CDチェンジャーにクラッときて装着。
 さて装着場所ですが、普通ならシート下ですが、既にスピーカーが居座っている上に寸法も足りません。通常は人が乗ることがないのでリアシート上に載せています。固定も特にしていませんが市販の荷物滑り止め敷物を敷いています。
 電源はカーステレオから分岐です。専用ケーブルをセンターコンソール下にはわせます。操作リモコンはダッシュボード上に張り付けましたがマジックテープで外して夜間の駐車時にはカーステの下に隠せます。
 ノウハウなんて無いんですが、操作リモコンや本体をあまり外から見える位置に取り付けない方が良いです。屋根切られればアッと言う間に盗まれます。



扇風機装着

 走っていれば三角窓のお陰で涼しいFIAT500。しかし、日本には渋滞がある。気休めになるか不明なまま、形のいい扇風機が売っていたので装着してみました。
 意外といろいろなタイプの扇風機が売られていますが、あまりにも安いものはやはりそれなりです。
 さて、装着は助手席ダッシュボード下に吊す形にしました。これで女の子乗せたときに回せばスカートがヒラリと・・・というわけではありません。そこしか空きがありません。何故か空いていた穴にネジ留めします。電源はカーステレオの装着時に引いた線から分岐させます。問題はイグニッションキーに連動させるか否かです。消し忘れを防ぐには連動が一番ですが、停めてる時も回したい。私は非連動にしました。スイッチは運転席左側にハザードスイッチが設置してあったのでその横に付けました。
 さて、効果のほどはといえばこれが結構効きます。信号待ちや渋滞ではこれ無しでは辛いです。冬場は外せばいいのですが、結局付けっぱなしです。

エンジンフード上ヒンジ化&常時オープン

 いや、開けたかっただけです。(笑)
 如何にして安全確実に安く開けるか、また、閉じたいときに簡単に閉じたい。
 まず、アバルトなどの場合、ステーで下からがっしり支えています。しかし、簡単に閉じるわけにはいきませんし、キットも高い。断念。
 簡単に閉じるからには下ヒンジから上ヒンジに改造する必要があります。先ずはここから作業に入って後で支えは考えることにしました。
 どんなヒンジを使うのか。日曜大工用品店にある市販のヒンジをまず品定め。しかし、大きさと強度でちょうど良いものを見つけられませんでした。整備時にはフードを外す場合もあるので脱着も容易に出来るようにするには元のヒンジの形状が一番です。実際、元のヒンジを移設するのがよくある手なのですが、そんなのつまらない。結局鉄板とパイプを使って自作しました。現物合わせをしながらうまくフードとボディに穴を開けて固定します。ヒンジの回転軸がずれると歪むので慎重に位置決めをします。
 支点は無事上に移り、下開きになりました。さて、開けたままを維持する方法を考えましょう。簡単なのは下からつっかい棒を立ててしまう方法。簡単に閉められますが、安全上は固定したい。モノ探しで東急ハンズを徘徊しているとあるではないですか、便利なモノが。安くて丈夫、加工も要らないし更に塗装済み。その名も・・・無い、名がない。組立式棚の補強棒です。
 さあ、早速購入して取り付けます。幸いにも下ヒンジを残したのでそのヒンジを下の支点にします。上にはイタリア用ナンバープレートの固定穴が開いています。ここに汎用ステーをボルト付け。そこへステーを繋げばあら簡単に出来上がり。
 しかし、用心には用心ということで万一に備えてワイヤーで脱落防止策もしておきます。もちろん市販のフックを利用して簡単脱着に対応させます。
 効果は期待していませんでしたが、箱根のような酷な上りでの放熱効果はあるようです。また、意外なのですが高速走行時の安定感が増しました。リアスポイラーになってる・・・。リアスポイラーの発明は実はリアエンジン車が放熱のためにフードを開けて走ったら安定したというのが起源らしい。ま、辻褄は合ってますが。
 さて、これまた意外な効果として全長が実質伸びたので軽自動車用のボディカバーが多少余るものの強風下でも使用できるようになりました。
 しかし、後方からナンバープレートが見えません。これではマズイのですが、お巡りさんに止められる機会は幾度かあったものの指摘はありません。でも、移設は急務です。
 なお、通常の使用であれば開けて走る必要はありません。目立ちすぎるし、停めておけば悪戯されかねませんし、「開いてるよ」と注意してくれる親切な方も後を絶ちませんし・・・。

点火系強化

怪しげな点火強化グッズ

 先ずは効果があるかとても疑問だけど興味津々なグッズを装着してみました。「パワーQ」が目に付いたので早速購入。原理は高圧電流がプラグへ流れる時、最初の立ち上がり部分の弱い電気を途中でこの装置が吸収します。そしてある程度溜まると一気に放電することで立ち上がりの鋭い電流を流す・・・ということのようです。一種のコンデンサーですか。
 効果は・・・とても体感は出来ませんでした。理屈通りにはいかないんでしょうね。構造上強化タイプのハイテンションケーブルには使用できないので今はカリーナに装着してます。

ハイテンションケーブル

 点火プラグへ繋がる太い電線です。劣化すると点火が弱くなります。これはもう強化の基本。旧いクルマの場合は価格と効果のバランスでもなかなかお勧めです。
 市販品では自作タイプ含めると数種類あります。ノーマルはカーボン製の心材である程度の抵抗を持たせて点火ノイズを消す役目も持っています。しかし抵抗にばらつきもある。市販の強化品は心材が抵抗の安定した電線です。デメリットは高いのと寿命が短いこと。
 さて、どれを選ぶかですが、当時は定番の永井電子製を選びました。価格と性能のバランス、入手の容易さでは多分一番です。
 交換は単に元のを外して新しいのを代わりに付けるだけ。簡単。一応、途中の固定をしっかりしておきましょう。
 効果は毎回の燃焼が力強く確実に燃えている感覚があります。アイドリングも安定していて加速中も気持ち力強く感じます。
 現在ではノロジーという製品が注目を集めています。導線に抵抗が殆どゼロの材料を使い、ノイズ対策にはなんとシールド線を周囲に巻くという方法で解決しています。効果はそれ相応にあり、なかなかなのですが、高い。永井電子の約倍ほどします。試す資金もないのですが、そろそろ定番化してきているので敢えてウンチクは垂れずにおきましょう。

永井電子同時点火キット

 気にはなっていたのですが、周りで誰も付けていなかったので様子を見ていました。結局自分が最初に購入。
 装着はオイルクーラーの取り付けついでにショップに任せてしまいましたが、特に難しいことはありません。本体をエンジンルームに取り付け、説明書通りに配線するだけです。問題は本体の設置場所です。ノーマル長さのハイテンションケーブルを流用するとなると、届く範囲で設置しやすいのはマフラーの上のエンジンルーム上板。ケーブルを作り直すならノーマルのイグニッションコイル位置です。私は貧乏人故、ケーブルは流用するので上板に取り付けました。
 早速走っての印象はなかなか良い。というか、多分良い。点火パワー自体が上がっている様子は点火ケーブルの交換ほどは体感できず。ノーマルよりはだいぶ良いのだろうけど、うーん。
 なお、取り付けによりセミトラ化したことになるので、ポイントにかかる負担は減ったようです。これ以降、まだ一度もポイント交換しないままもう2年乗ってます。

間欠ワイパー化

 渋滞、夜、雨。これが重なるとき、電圧計は心細い値を常に差す。せめてワイパー止められないかと思うのは必然。特にうっとうしい梅雨。やはり、贅沢を覚えた体が要求するもの。それは間欠ワイパー・・・。
 さて、昔は見掛けた後付け間欠ワイパーキット。最近見掛けてないなと思っていた所、たまたま近くのカー用品店の片隅にあるのを発見。早速購入。
 配線図は製品にメーカー別で載ってはいるものの、もちろん該当する配線図はありません。この装置の原理はタイマー回路が一定間隔で12Vあるいはアースを断続している回路に過ぎません。
 配線図を参考に独自に加工、取り付け。あー、本来ならここできっちり配線図を載せるべきなのですが、行方不明なので見つけたら報告。
 取り付け後はもちろん小雨でも快適になりました。もちろん電気の消費量削減にもなり、バッテリー保護にも一役買っています。
 さて、本来ならここで配線図を公開したいところですが、資料を紛失してしまって、出てきません。見つけ次第掲載と言うことで・・・。

デジタル回転計装着

 回せば回すだけ楽しいイタ車のエンジン。しかし、どこまで回して良いのやら・・・。
 標準ではエンジン回転計(タコメーター)は付いていません。やはり付けたい。
 最近のエンジンは高回転まで実によく回ります。回転計も1万回転まで刻んでいるものが普通です。しかし、FIAT500にはちとスケールが大きすぎます。カタログ値では最高出力は4800rpmです。実用域なら6000回転まで刻んでいれば充分で、最近の品のようなフルスケール10000回転では見づらいだけ。何を買おうかと悩んでいたところ、友人のモーク乗りが装着していたデジタル回転計に一目惚れ。早速装着することにしました。
 もちろん、FIAT500にデジタル表示の回転計が似合うわけがありません。この点には我慢です。なにしろ価格が安い(定価6000円、買値は5400円)、ピークアラーム機能(設定回転まで上がるとブザーが鳴る)が付いている、コンパクト、2気筒対応(2気筒エンジンに対応していない製品は多い)と文句無し。但し、表示の上限は最近の高性能エンジンには不足の6000回転まで。
 取り付けは簡単、バッテリーから電源電圧、アースを引いて点火コイルから信号を拾う信号線を繋ぐだけです。が、そうです、FIAT500はリアエンジン。普通よりは信号線を引くのが面倒です。いくつか方法はありますが無難にセンターコンソール、リアシート左脇からエンジンルーム、右脇へ這わしてコイルのマイナスへ繋ぎます。 今ではピークアラーム機能をフルに使い、ピーというブザー音でシフトアップするのが習慣で高速道路ではこの音がスピードリミッターとなりアクセルを緩めるように体が出来てしまっています。また、ポイントが荒れると表示が振り切るのでポイントチェックにも役立つ副作用もありました。

ヘッドライト強化

 夜、ライトをつけていても後ろの車のライトで自分の車の影が前方に照らし出される・・・。
 FIAT500で夜走ると、とにかくヘッドライトの暗さには不満が出ることでしょう。ライトは45/40Wのただの電球です(その後シールドビーム、ハロゲン、キセノンへと自動車のライトは進歩しています)。また、配線にも問題があり、バッテリーからの電気はインパネのスイッチ、ステアリングコラムのライトスイッチを経由してヘッドライトへ通じています。最近の車はライトへバッテリーの電気がリレーを通して繋がっていて、スイッチ類はあくまでもリレーを駆動する電気を断続しているのです。前者に比べると後者の抵抗は少なく大量の電気が通りやすいのです。先ずはリレーを取り付けて電気の通りを良くします。
 最近はめっきり店頭からは姿を消しているのですが、専用のキットがライト用パーツメーカーから出てます。店頭になくてもカタログには載っていますので取り寄せれば買えます。
 取り付けは簡単です。まず、キットの説明書通りにバッテリーのプラスとマイナスへ接続して、ヘッドライトのコネクターを引き抜いてキットのコネクターを代わりに取り付けます。引き抜いたコネクターの片方をキットの接続コネクタへ、余った片方は使わないので、出来れば防水出来る程度の保護をした後に適当に固定しておきます。これによりライトへの電気は車内のスイッチなどを介さずにリレーだけを通り繋がるようになりライトが明るくなります。
 しかし、これだけでもまだ暗い場合は、更に電球をハロゲンランプへ交換する事もできます。残念ながらカー用品店では見掛ける事ほとんど無いH4E規格です。私はFIATのイベントで買いました。ワット数も45/50Wになり、更に明るくなります。
 ここで注意したいのが配線変更、電球変更の順番です。電球を換えるのが手っ取り早いのは確かですがあくまでもネックは配線にあります。面倒でも先に配線を換えることをお勧めします。
 また、どちらの方かは存じませんが、H4バルブを取り付けるスペーサーを作ってイベントで売っておりました。これ、購入はしていますがまだ装着はしていません。球切れしたら試しましょう。

アルミオイルパン装着

 空冷エンジンとはすなわち油冷エンジンである。・・・実際にはちと違うけど。
 アルミオイルパン。エンジンの下でオイルを貯めてる器です。アルミ製に換えることにより放熱が良くなります。ノーマルエンジンで大人しく使う場合には必要ないんですが、酷使しているうちのには必須と言っても良いでしょう。
 さて、種類はいろいろあり、昔のアバルトの復刻版から無名の怪しげなものまで選び放題です。どうせ換えるなら容量が大きく冷えやすいものを選ぶのが良いでしょう。良いんですが、私は価格に負けました。安物の、あまり大きくないものです。
 交換は簡単。エンジンオイルを抜き、ノーマルの押せば凹みそうなオイルパンを外し、代わりに付けるだけ。あ、容量が大きいものを付けるときはストレーナーも長いものに交換する必要があります。
 実際に冷え具合の変化を見てみると・・・なんか、悪化してないか? 油圧が下がるぞ。ということで、結論保留。
 後日、装着したイタロスポーツの物は冷えが悪いという話を聞きました。ちゃんとしたのは冷えるらしいです。

ナンバープレート移設

 小僧じゃあるまいし、ナンバー跳ね上げて見えにくくしてられるか!
 ・・・だったらフード締めろよ。<自分
 閉めたくないので移設します。ちょうど希望ナンバー制導入ということで、ナンバーも交換です。
 さて、ナンバーには封印が付いていて外すのは御法度です。が、今回は外します。マイナスドライバーをガツンと打ち込んでえぐり出します。もちろん封印は再使用できませんからむやみに外してはいけません。封印を外せはあとはボルトを外してナンバーは外せます。
 ナンバーを固定していた台をフードから外します。これは大概はリベット留めされているのでリベットを電気ドリルでガリガリ削り取ります。
 これで部品は全て外れました。次は取付です。
 先ずはナンバー灯を追加しなくてはいけません。解体屋でトラックなどから外してくるのもいいかもしれませんが、今回は入手できなかったので古いクルマ用にあるものを適当に流用しました。ナンバーの台にナンバー灯を固定する台を溶接して固定します。バンパーに直に固定した方が楽だったような・・・。
 バンパーに台を固定する穴を開け、リベットで固定します。これも本当はボルト留めして錆びやすく歪みやすいバンパーの交換時に便利にしておきたいところですが、法律上出来ません。
 ナンバーを取りつけます。フードのナンバー灯に繋がった配線を新しいナンバー灯へ引き直せは終了。簡単なものです。 問題はフードの穴とナンバー灯です。イタリアのナンバーを付けたり、アバルトのようにツルツルにするのも良いし、ボルトを差すなり上手く塞いで処理したいものです。が、穴の上にマグネットステッカー貼ってごまかしてます。ナンバー灯は次で有効活用。

ハイマウントストップランプ

 安全装備は妥協せず.。でも、流用で安くあげる。
 ナンバーを移設して残ってしまったナンバー灯。外せばいいのですが、なんか、もったいない。ただでさえ「後ろ開いてますよ」と言われて鬱陶しいので開いてるのが正常と印象付ける何かが欲しい、ということでハイマウントストップランプに改造しました。
 難しいことはありません。ブレーキランプへの配線から分岐させた線をナンバー灯へ繋ぎ、電球を赤いものへ交換するだけです。ところが、サイズの合う赤い電球がない。さらに元々の電球では暗くて役目を果たしません。仕方がないのでワット数を上げ、クリアな電球を赤く塗ります。最近はクリアテールが流行ったおかげでカー用品店でも電球用耐熱塗料が売っています。また、レンズ部分にはナンバー以外に余分な光をあてないようにゴムの覆いがありますが切り取ります。これだけ。はたして追突防止にどれだけの効果があるのかは不明ですが、後ろを走行するとよく見えるとも聞いてます。この車の後ろを走ったことない私にはなんとも判断が・・・。

シートカバー&ヘッドレスト

 照りつける夏の日差し。心地よい風。背中びっしょり・・・。
 夏は暑いから夏なんですが、渋滞の時は嫌。暑さ対策しなくては乗ってられません。走っていれば風が入るのですが、ここは横浜、渋滞は日常茶飯事。
 FIAT500のシートはビニール製で通気性ゼロ。エアコン全盛ですから背中に隙間を作るようなシートカバーはあまり無いかと思いきや、これが意外とある。普段注目しないですから気が付かなかった。オヤジ定番の木製ビーズタイプとワイヤーで空間を作っているタイプが通気性が良さそうです。最初はカリーナ用に安物のクッションが弱い(つまり座ると隙間が少ない)ものを使っていたものの、やはりちと効果薄。再度迷わずクッションが強めで白いレース生地のものを買い直す。これがまたデザインがなんともオヤジ臭いのが難点ですが・・・。 これが実に涼しい。侮ってはいけません。背中に風が入るというのは涼しいんです。でも、デザインがオヤジ臭い。乗ってればバレない、降りればダサい。
 ヘッドレストは最近はBBMで購入する車には付いてますが、もちろん本来は設定はありません。さて、世の中には後からヘッドレストだけを追加する商品を考え、売っている方がいました。誰だかは知りませんが。
 たまたまラスイチの言葉(実は在庫処分?)でゲットしたのがこれです。座席の背もたれに被せるだけです。ちゃんと角度調整まで出来ます。残念ながらFIAT500のシートにはあまり相性が良くなくて追突時に首の保護をするかは大いに疑問ですが、気休めと居眠りには大活躍です。

ターボ!(SOUND ONLY)

 我に力を! せめて音だけでも。
 たまたま読んでた族向け雑誌の広告にこれは載っていました。商品名「バビューン」。
 あまりのくだらなさに速攻注文してしまったのが大正解、いや、これが実にくだらない。アクセルを踏むとエンジンの吸入負圧を感知して「ヒュィィィィィーーーーン」と音を出します。いやぁ、おバカ。タイムトライアル大会ではそこそこ笑いを取れているので良しとしましょう。
 なお、間違ってもスカイラインやスープラのターボ無し車に付けてはいけません。絶対にターボなんか付いてない車に付けてこそ笑いを取れるのです。

修復工場

横転からの復活

 1997.9.7 のこと。当時のニフティサーブ輸入車フォーラムへの書き込みより・・・。

 いつか、やらかす気はしてたんですよ・・・。

 Tipo100号記念のタイムトライアル、これには申込み漏れたんですが、同じコースでシリーズ戦に参戦してるんですよ、FIAT500で。今日その第5戦があったのですが・・・。

 ゴ ロ ン 。

 転倒してしまいました。左ドアが開きません。AピラーとBピラーが少々変形してます。雨樋(にしてる鉄板の継ぎ目)が押されて1センチほど引っ込んでます。ああ、せっかく今月でこいつのローン終わるのにぃ。ああ、冬のボーナスがぁ。(T_T)
 中古のドア探さなければ・・・。(~_~;)

 転んでもタダでは起きんぞ。タダでは済まない大出費だけど。(爆) 

 後日・・・。

 修理上がりました。\(^O^)/
 結局、ドア交換、板金・塗装で約28万円となりました。こんだけあればボア
アップもできたなぁ・・・。(T_T)

 で、早速走って三角窓開けようとしたら、もげました。(笑)
 下の支点がポッキリ折れてる。ナンダカナァ。

 ということで、転びそうでやはり転んでしまったのでした。
 まあ、何事も経験と申しますし、人生で一度くらい、横転しても良いじゃないですか!?


よく聞かれる事に答えよう(準備中)

故障
速さ
維持費
良いショップ
情報源


実験室(準備中)

パワーを測ってみよう!
燃費を測ってみよう!
スピードを測ってみよう

イベント案内(準備中)

FIAT FESTA
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500Lunch