本郷方面の植物
2002.04.03
みのり幼稚園
観察日
観察場所
本郷コミセン
恩馬ヶ原
10,オランダミミナグサ
ナデシコ科
[阿蘭陀耳菜草]

空き地や道端などに見られるヨーロッパ原産の2年草。
花は白色で、花弁の先が2裂する。
葉をネズミの耳にたとえたと言われる。仲間に日本古来のミミナグサがあるである。
花期は3〜5月 普通
11,オオイヌノフグリ
ゴマノハグサ科
[大犬の陰嚢]

空き地や道端などに見られる2年草。
水色の花は日が当たらないと開かない。
ユーラシア、アフリカ原産、明治の中頃発見され全国に広がる。
花期は2〜5月 多
12,キランソウ
シソ科
[金 瘡 小 草]

空き地や道端などの草むらに見られる多年草。
花は濃紫色の唇形花で数個付ける。
葉は地面に広がり別名「ジゴクノカマノフタ」といわれる。
花期は3〜5月 普通
13,ミツバツチグリ
キジムシロ科
[三つ葉土栗]

日当たりの良い林の縁などに見られる多年草。
花は黄色で萼片の長さは花弁の半分ほど。
小葉は3個からなり、キジムシロの仲間である。
花期は4〜5月 やや希
14,タガラシ
キンポウゲ科
[田 辛 子]

水田や用水路の縁などに見られる2年草。
花は黄色で花弁は光沢がある。
葉をかむと辛いことから田の辛子と言われる。
花期は4〜5月 やや希
15,ケキツネノボタン
キンポウゲ科
[毛狐の牡丹]

休耕田や水田の縁などに見られる多年草。
花は黄色で光沢があり、果実はそう果で金平糖のように見える。
葉の形が牡丹の葉に似ていて、茎には毛があり、有毒である。
花期は3〜7月 普通
9,キュウリグサ
ムラサキ科
[胡 瓜 草]

空き地や道端などに見られる2年草。
花はサソリ形花序に空色の小花を数個付ける。
葉をもむと胡瓜のにおいがする。ワスレナグサの仲間である。
花期は3〜5月 普通
8,カキドウシ
シソ科
[垣 通 し]

草むらの中や垣根の縁などに見られる多年草。
花は唇形花で淡紫色。全体シソ科の強い香りがある。
別名「癇取り草」とも言い、煎じて子どもの癇を取った。
花期は3〜5月 普通
7,ヒメオドリコソウ
シソ科
[姫踊り子草]

道端や畑の土手などによく見られる2年草。
ヨーロッパ原産で明治中期に渡来人家の近くに多い。
茎は四角形、花は唇形花で淡紅色で小さい。
花期は3〜5月 多
6,フデリンドウ
リンドウ科
[筆 竜 胆]
日当たりの良い土手や林の中にたまに見られる2年草。
全体の中で花は大きく、とてもきれい。
里山が荒れ、最近あまり見られなくなってしまった。
花期は4〜5月 極稀少。
5,ウラシマソウ
サトイモ科
[浦 島 草]

希に林の中に見られる多年草。
花は筒状(仏炎苞)で口から長い花序をひげのように出している。
葉は鳥足状複葉で、コンニャク、サトイモの仲間である。
花期は3〜5月 稀少
4,カラスノエンドウ
マメ科
[烏 野 豌 豆]
畑や田圃のあぜ、空き地などによく見られる2年草。
豆花が、真っ黒なことから「烏」の豌豆となる。
別名「ヤハズエンドウ」と言われている。
花期は3〜6月 普通。
3,ムラサキケマン

ケシ科
[紫華鬘]
林の縁や畑の土手などによく見られる2年草。
花は紅紫色で、よく見るととてもきれい。
「華鬘」は仏殿の欄間などに飾る彫物。
花期は4〜6月 普通。
2,セイヨウタンポポ
キク科
[西洋蒲公英]
道ばたや畑の土手や空き地などによく見られる多年草。
総苞外片(花弁の下の緑の萼片)は下に反り返る。
「カントウタンポポ」は反り返らない。
花期は3〜9月と長い。 普通。
1,カントウタンポポ
キク科
[関東蒲公英]
畑の土手や林の縁などによく見られる多年草。
頭花は全て舌状花で120個ほどが集まっている葉のを着ると白い乳液がでる。
天ぷらやお浸しにして食べられる。
花期は3〜5月 やや希。
海老名市の最南部に当たり、昔からの谷戸田が残っている。
里山もあり、農村の原風景がみられる。
神奈川県海老名市本郷字根付近の植物15種

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撮影地   神奈川県海老名市本郷