Fete : FrontEnd for TErminal (0.1.2) Linux Zaurus SL シリーズのターミナルでの日本語入力を サポートするプログラムです。 使い方: 1. ターミナルと Fete を立ち上げます。順番はどちらが先 でもかまいません。 2. Fete でテキストを入力します。ここでは日本語も普通 に入力できます。 3. 適当なところでターミナルに切り替えます。 4. この時点で Fete に入力したテキストはクリップボード に送られています。 5. ターミナルでクリップボードの内容をペーストすると Fete で入力した内容がペーストされます。 6. Fete に戻ると 2. で入力した内容はクリアされています ので、またテキストを入力して 2. 以降を繰り返します。 入力画面は1行しかなく、改行するとそれまでに入力した内容は 見えなくなりますが、内部のバッファに保存されており、ウイン ドウ切り替え時にまとめてクリップボードに送られます。 見えなくなった部分の編集はできませんのでご注意ください。 フォントサイズの変更: 右端の SpinBox によってフォントのサイズを変更することが できます。 設定ファイル: 設定ファイルは ~/.feterc です。 Java 版の 0.1.1 から内容が変わっていますのでご注意ください。 設定ファイルはテキスト形式で、エディタにより作成・修正します。 内容は、 font = 10 width = 200 x = 0 y = 0 のようにします。それぞれ行頭からスペースをあけずに記述して ください。 font でデフォルトのフォントサイズ(10〜18)、width でウインド ウの横幅、x と y でウインドウの位置を指定します。 ただし現在のところ、x と y の指定はうまく動作しません。 コンパイル: ./makepackage.sh で fete_0.1.2_arm.ipk が作成されます。 コンパイルには Linux Zaurus のクロス開発環境が必要です。 ipk パッケージの作成には ipkg-build.sh を使用しています。 インストール: パッケージには prerm スクリプトを添付していますが、 0.1.1 以前のファイルをうまく削除できないようです。 0.1.1 以前のバージョンをインストールしている場合は、 まずそれをアンインストールし、それからインストール するようにしてください。 その他: 本ソフトウェアはフリーソフトウェアです。 ライセンスは GNU GPL によるものとします。