現在までに単行本が3冊出てるんだけど、ぼくの好きなのは
「おじさん以上恋愛未満」と「ひなたぼっこ」。
「夕暮れにさんぽ」はぼくの好みからはちょっとはずれるんだけど、
ネコ耳が好きな人は見逃せないかも(笑)。
現在はヤングキング・アワーズで「夜の燈火と日向のにおい」を連載中で、
「ホットミルク」などのコアマガジンの雑誌でもちょくちょく描いてます。
「ホットミルク」には「おじさん……」の続きの話が何本か載ってたんで、
このへんがまとまって「おじさん……」の2巻が出るのを今から楽しみに待ってます(^_^)。
この人のまんがはキャラクターがいいですねえ。絵的なものだけじゃなくて (もちろんそれもあるんだけど)、いじらしくってかわいいんだなあ。 女の子だけじゃなくて男の子も、それからおじさんだってそう。 なんだか愛敬があってかわいらしい。 で、読んだあと、「う〜ん、いいなあ。かわいいなあ」としあわせな気分になれる のですね(^_^)。
単行本はどれも描き下ろしがあり、カラーページもあるのでお買い徳。
雑誌でカラーだったのもちゃんと残ってるしね(全部かどうかはチェック
してないけど)。
あと、単行本はカバーをめくると、カバーに似てるけど
カバーとはちょっと違った絵が見れます。
これがまたいいんだなあ(^_^)。ぜひご覧ください。
--1996/11/19--
さて、なんの話からしましょうかね。
……というのをぢつはずーと考えてたのだ(^_^;)。
でも考えててもしょうがないんで、さくっといきましょう(^_^;)。
まずいっちゃんおすすめなのが「DOKI DOKIきのこパーティ」に収録
(のち「ちょっとHな課外授業」に再録)されている、「リハーサル」。
ちょっと男の子っぽい女の子が、
おさななじみで片想いの男の子のためにえっちのリハーサルの相手をする
(といっても着衣のままですが)、という話です。
片想いのせつなさが最後のページにはじけてて、とってもいいです。
それと同じ本に入ってる「innocence」は、絵柄といい内容といい、
ちょっとふくやまけいこを連想させる作品です。
この2作と「えっちーず」の1巻に収録されている「大人になったら…」は、
陽気婢との出会いとなった作品たちなんで、個人的に思い入れがあります。
ただ、この2作が入ってる「DOKI DOKI……」は古い本なので、
ちょっと手に入りにくいかもしれません。
雑誌に広告は出てるからまだだいじょうぶかなあ? よくわからない。
再録の文庫の方が、すぐ店頭から消えるのでかえってむずかしいかも……?
最近の入手しやすいところでは、ワニマガジンから出てる「2×1」と、
短編集の「えっちーず」でしょうか。
「2×1」は思春期のものぐるおしいような人恋しさとか、
そういったものが描かれています。本としては一番おすすめかも。
「えっちーず」は今のところ2巻まで出ていますが、
現在ワニマガジンでは「快楽天」でコンスタントに描いているので、
このあとまた続きも出てくるでしょう。
陽気婢の作品を読んでて思うのは、人と人とのつながりというかかかわりというか、
そういったものがひとつのテーマになってるんじゃないかなあということですね。
まあいろんな作品を描いてる人ですんで、そう簡単にいっちゃえるもんじゃないですけど、
上記のホームページでもトランスパーソナル
(心理学?)のこととか書かれてたりするんで、けっこーあたりかな、
とか思ってたりします。
--1997/02/26--
再録チェック用に一部の単行本は収録作品を掲げています。
最初に読んだのが「パピポ外伝」に載った「逃げッ!」、次が
「ZIP」の「禁じられた遊び」、「外伝」の「おいにい」、
「ロリータコンプレックスの事情」の順かな。
「逃げッ!」はもろ、少女まんがの巻末おまけまんがの
「ページがあまったからなんか描けっていわれたんだけど
描けませんでしたあ(T_T)」ノリのまんが(笑)。
「おいにい」は……よくわからん(^_^;)。このタイトルって
どういう意味?
「禁じられた遊び」と「ロリータコンプレックスの事情」は非常に
好み。はじめ笑わせながら純愛っぽく胸キュンで終わらせるところ
がなんともいえません(^_^)。絵も当然好みだしね。
単行本はなし(たぶん)。
最近雑誌でも見かけないけど、どうしちゃったのかなあ。
消息をご存知の方はぜひご一報ください。
--1996/11/06--
大塚ぽてと名義では、「快楽天」にだいたい隔月で描いてるかな。
「現代用語の基礎体力」はもう描かないのかなあ。
まつおゆりこ名義では「ヤングキング・アワーズ」で散発的に非成年ものの
「ラブリー」描いています(といってもまだ2本だけかな?)。
アンソロジーに収録されている作品がいくつかあるようですが、
単独の単行本は今のところないようです。
あと、今は亡き「カイザー」で「愛があれば大丈夫」ってのを描いてた
みたいなんですが、これってそのままおしまいなんだろうなあ。
もったいないなあ。
--1996/11/06--
さて。
麻田起奈ってぼくはとても好きな作家なんだけど、どうもいまいちマイナーなかんじですねえ。けっこう長く活動してて、あちこちの雑誌に描いてるんだけど、いつのまにか見なくなるタイプ、というか(^_^;)。
ぼくも初期の作品はよく知らないし、最近のでも見落としてるのがけっこうありそうだしなあ。
絵的にはわりとすっきりしていて、なじみやすいと思います。
内容の方はラブコメっぽいのが多いですね。そいでストーリー重視。だもんでえっちは軽めで、それがマイナーな原因かもと思ったりはしますが(^_^;)。
実際個人的には、成年誌にこだわらずともヤングジャンプとかヤングキングあたりの青年誌系でもやっていける人だと思うし、そっちの方がいいんじゃないかとも思うんですけどね。
とりあえずこの単行本でブレイクしてくれればいいんですが。
現在の活動としては「ピアりん」、「ウインクル」、「阿口云」あたりの雑誌で描いているようです。このへんの雑誌を見る機会があったら注意してみてください(じつは「ウインクル」に載ったのは見逃してて読んでないのだ(^_^;)。掲載号数知ってる方はお知らせください)。
--1998/01/14--
ご本人のページができました。詳細な作品リストがすばらしいです。初出一覧のついてない単行本を出してる出版社は見ならうこと(笑)。絵とかはないんでちょっとさびしいかな? 作品読んだことない人のためにもうちょっとイラストがあるといいかも。
しかし単行本の話が流れたというのはつらいなあ。どこでもいいから単行本出してくれないかなあ。こんなに作品数あるんだからもったいないよ。ほんと。
--1998/04/27--
兄と妹の禁じられた関係、というのはありがちなパターンだけど、
病弱で入院生活が長かったために表情の乏しかったけいちゃんが
あんなに明るく笑うようになったのを見ると、ぐっとくる。
うおお、けいちゃんかわいい〜、と思わずボンノーしてしまうんだな(^_^;)。
でもその笑顔には、さびしさのような、かげりのようなものも見える気がする。
それはしあわせすぎて恐いということなのか、
それとも破滅への予感なのか……。
ともあれ、もうじき出る12月号が楽しみなのだ
(完結時にはまたなんか書くかも)。
ついでにぼくの個人的願望入りの予想では、
連載終了後すぐさま単行本が出て、初刷はあっというまに完売するであろう(笑)。
ところでショートカットで無表情ってのは、
やっぱりエヴァの綾波から来てるんでしょうかね?
--1996/11/03--
というわけで、完結しました。
うーむ、ちょっと中途はんぱというか、
よくいえばオープンエンドな終わり方、かな? まあ、
けいちゃんが不幸になるような終わり方じゃなかったからいいか。
けいちゃんも一歩前に踏み出してったみたいだし。
単行本は2月に出るそうです(もちろんこれの、だよな?)。
--1996/11/10--
ご本人のページがありました。
こちらです。
けいちゃんってやっぱり綾波だったのね(笑)。
しかし少女まんがのお仕事もあったのかあ。うーむ、見てみたいなあ。
--1996/12/10--
ついに出ました、単行本! うれし〜。
といってもまだ読んではないんですけどね(^_^;)。
まあ連載で読んでるから内容はわかってるんですが。
カバーのカラーがとってもきれいでいいです(^_^)
(もっともこれも上記のホームページの方で見てるんですけどね。
こちらのコンテンツもとっても充実してるので必見ですよん)。
ということで、みんな本屋へれっつご〜だ!(笑)
……読みました(笑)。うーん、やっぱいいですねえ。
あとがきがたっぷりあって、サービスカットもあるのがまたうれしいです。
ただ残念なのは、雑誌掲載時にはカラーだったとこがモノクロになって、
しかもそこの印刷がかなり暗くなっちゃってることですね。
うーん、ここなんとかならんかったんかなあ。
ともあれ、おすすめですね。売れゆきもいいみたいなんで、おはやめに(笑)。
--1997/02/26--
あらなが輝の描くまんがは女の子がかわいくていいですね〜。 キャラクター的にもおちゃめなのやいじらしいのや元気なのとバリエーションがあってよいです。 ちょっと胸のあたりのかんじが固いかなあという気はしますが……(^_^;)。
単行本はいまんとこ「居候天国」の1冊だけかな。
先月(1996年11月)末に桜桃書房から出ることになってた「DIY+α」はのびたのかなあ?
(ところでこれって同人誌の「DIY」と関係あるのかな?)
あと単行本形式の雑誌(なのかな?)に非成年のを描いてますね
(前述の同人誌「DIY」も非成年)。
なんにしろけっこう作品のストックはあるはずなんで
(いまは亡き「ホットシェイク」のやつとか)、
ちゃっちゃと単行本を出して欲しいですね。
--1996/12/10--
「DIY+α」が出ました(^_^)(非成年)。
内容の方はタイトルから予想してたとおり、
同人誌の「DIY」をまとめたものというかんじですね。
番号編の方もあらかた同人誌で見たような気がするけど、
本が腐海に沈んでいるので確認はしてません(^_^;)。
冬コミでもらったチラシでは遅れたのは出版社の方にいろいろあったようなかんじだったんですが、
この本のあとがきでは「チラシはうそ、遅れたのはすべてわたしが悪いんですう」みたいになってます。
なにがあったのかよくわかんないけど、ちょっと気になる……。
そうそう、冬コミといえば、「ホットシェイク」のやつをまとめた同人誌が出てました。
「GOGO シャロン!」です。ほんとは描き足して完結編ということにしたかったらしいけど、
それは時間がなくて次回ということのようです。
というわけで、次が出たらまた買わねば(^_^;)。
あとこの人ってゲームの仕事もやってたのね。「メモリーズリフレイン原画集」というのを、
これも冬コミで買ってはじめて知りました(^_^;)。
ちょっとやってみたいなーと思うきょうこのごろなのでした(笑)。
--1997/01/20--
アニメ系の絵とみょ〜なセンスのギャグの人です。 絵的には一般うけする方だと思うんだけど、センスの方で好みがわかれるかもしれない。 不条理系といいますかね。意味もなく牛が出てきたり、 オチがなかったり(しかもそれを1ページ使って作者が説明したり)する作品があります(^_^;)。 もちろんふつ〜な作品もあるんですけどね。
しかし最近やたら落としてるような気がするんですけど、 ぼくの気のせいですかねえ?(^_^;) 内容的にも(さっきのオチのないやつとか)編集者の泣きが入りそうなのが多いし、 ホされたりしないか、ちょっと心配。
……とか思ってたらば。
新刊「SMILE」が出たんですが、これのあとがきによると、
前の本(「FUN,FUN,FUN」ですな)は「全っ然」売れなかったんだそうな。
うっそー、とか好きな人間としては思ってしまうのだけれど、
やっぱそうゆうもんなんですかねえ。
そいで、すでに編集の腰が引けてるんで、この「SMILE」が売れないともう本は出ないかも、
なんて恐ろしいことが書いてある(^_^;)。
それはファンとしてはひじょ〜に困るので、これ読んだ人は買ってください(笑)。
--1996/12/16--
単行本の「巫女様HELP!!」は、
高校生の巫女さん(?)がおはらいにいくたびに会う男の子の幽霊がいて、
そいつにみこまれちゃって、というおはなし。
別にとりつくというほどではないんですが、
まあくされ縁というかんじでしょうか(笑)。
他に短編が1本。
この人も寡作で、 天然ボケな看護婦さんの話を散発的に何本か描いたあとは最近見かけないんですが、 どうしてるんでしょう?
……とか思ってたら、本屋でそっくりな絵のまんがをみつけました。
夏緑原作、祥寺はるか画の「続少年探偵彼方 ぼくらの推理ノート」です。
ううむ、この絵はまさしくNYANだ、
そういえば美少女MLの資料にNYANが別名で描いてるってのがあったような、
と思って買って帰って確認したら、やっぱりそうでした。
ううむ、こんなとこで描いてたのかあ。
内容の方はタイトルからもわかるとおり、最近多い少年探偵ものですが、
1話完結でお手軽なところはいいかも。でもその分謎や推理があらく見える部分もあるかな。
しかし成年誌の方はどうするんだろ? もう描かないのかなあ。 べつに成年コミックにこだわるわけじゃないけど、 どうせなら原作付きでないオリジナルの作品を読ませてほしいなあと思うのでした。
上のページは仕事中にネットぶらぶらしてて見つけたんですが(をいをい)、 家に帰って「パピポ」の12月号見直してみたら、ちゃんと載ってるじゃないですか。 うーむ、うかつ(^_^;)。
細くてちょっと荒さのある線で描かれた白っぽい絵がかっこいい。
んでもってホームページにおいてある絵はカラーリングがやわらかくって、
さらにぐ〜。ぜひ見るべし(^_^)。
女の子はロリめだけどスレンダーでかわいくて、これまたよろし(笑)。
「パピポ」で3回分載した「アンドロイド・ドール」はSFもの。
消化不良のまま終わってしまったのが残念。
あと1回あればなんとかなった……かな?(^_^;)
現在は同誌にて「少年は毒を飲む in 少年少女物語」
(というタイトルでいいんだろうか……?(^_^;))を連載中。
単行本はなし。はやく出してください(^_^)。
--1996/11/03--
忘れててちょっと遅くなりましたけど(^_^;)、
「少年は毒を飲む in 少年少女物語」が完結しました。
うーん、タイトルはそういう意味だったのかあ。
かるく読み返してみましたけど、やっぱちょっとわかりにくいですかね。
説明的なところがほとんどないからなあ。まあ説明しすぎるのもあれなんだけど、
でももうちょっとわかりやすくした方がよかったかも。
--1996/12/16--
小学校のころ転校して高校になって戻ってきたかつてのおさななじみ、
彼女は手術で肺を切っていて運動はできなくて……とまとめちゃうとうまく伝わらないなあ。
雰囲気がとってもいいんです。おたがいの相手を思いやる気持ち、がいいのかなあ。
ちょっと不器用でね。
唐突に始まって唐突に終わるのも、なんだかミョ〜にいいです(^_^;)。
ちょっと不思議な印象に残る作品ですね。
--1996/12/10--
絵的には線はほそめで女の子もスレンダーでよいです。
しかしそれ以上に印象的なのが読後の余韻ですね。
1巻目はあったかな余韻で終わりました。
一転2巻のエンディングではせつなさが胸を刺します。つらくて、ちょっと痛い。
出会いのあたたかさと、別れのせつなさと−−。
この本は装丁(というかカバーか)もいいですね。安っぽくないし。
成年マークさえなければ、ぱっと見には成年コミックとはわからないんじゃないかな。
カバーをはずすとサービスカットが見られるのもうれしい(^_^)。
ひとつ文句をいいたいのは、背景世界ですね。
最初はファンタジーらしく中世ヨーロッパあたりかと思ったら、
ゲーセンは出るはストIIにバーチャは出るは、
セーラー服は出るは日本人のメイドは出るは、
わけがわからなくなります。
このへんはもちょっとそれらしさが欲しかったとこですね。
あとベルフの人間に対する気持ちと、
メリア&メイア姉妹のエルフに対する気持ちももうちょっと描き込んで欲しかったなあ。
現在は「電撃大王」で「ドラゴンナイト4」のまんがを連載しています。
んで、「妖精」の2巻のあとがきによると、
どうももうこっちの世界(つまり成年誌の世界ね)とは手を切っちゃったみたいな感じで、
ちょっと残念。まあまんがを描くのをやめたわけじゃないからいいですけど。
とりあえず「ドラゴンナイト」の方を注目していきましょう。
--1996/12/10--
というわけで、「ドラゴンナイト4」の1巻が出ました(^_^)。
予定よりちょっと(かなり?)遅れてましたが……。
内容の方はまだ見てないので、また今度ということで(^_^;)。
……読みました(笑)。
原作つきといえば原作つきなわけですけど、
でも冨樫らしい味が出てていいんじゃないでしょうか。
原作がファンタジーで「森の……」もファンタジーってことで、
あまり違和感はないですね。
まだ話は始まったばかりみたいで、これからが楽しみです。
--1997/02/26--