Tk付箋のトラブル
最終更新日  1999年12月24日


現象: 起動してすぐに終了する
 起動してもすぐ閉じる状態になりました.。 何度も削除/インストールをしてみたのですが同じでした。
対策: 再インストールしても設定が残っているので現象は変わりません。
以下のように設定ファイルをセーブしてから、以前の付箋を復元してください。
1. 今までに作成した付箋の内容は、~/.tkfusen というディレクトリに入っています。これを以下のように別の名前に変えて下さい。
   $ cd ~
   $ ls -a   (.tkfusen というディレクトリがあることを確認)
   $ mv  .tkfusen   old.tkfusen   (.tkfusen を old.tkfusen にリネームする)
2. Tk付箋を起動します。
   $ tkfusen &
これで起動できるはずです。起動時に .tkfusen というディレクトリが無いので新たに作成されます。適当に付箋を2〜3個、色や大きさなどの異なるものを作ってから終了します。
   $ ls -a   (.tkfusen というディレクトリがあることを確認)
3. 以前に作った付箋の内容を復元する。

   セーブしておいた  ~/old.tkfusen ディレクトリ、および新たに出来た  ~/.tkfusen ディレクトリには以下のようなファイルがある筈です。

(1) fusen1.txt, fusen2.txt, fusen3.txt ...というテキストファイル。
(2) fusen1.tag, fusen2.tag, fusen3.tag ... というファイル。
       これには各付箋のタグ設定と画像に関する情報が格納されます。
(3) fusen_conf
       各付箋の属性 (タイトルバーの文字、ウィンドウの位置とサイズ、背景色、文字色、スクロールバーの有無) を定義
(4) fusen_status (各付箋の状態)
これら2つのディレクトリのファイルの内容を見比べてみると、何が悪いか分かると思います。
ドキュメントに *.tag と fusen_conf と fusen_status の説明があるのでご覧下さい。

たぶん  {}{}{}  とか  {{}{}{}}  のように中身の無い括弧が余計に付いているのではないかと思います。もしそうであれば余分な括弧を削除してから、以下のようにすれば元通りに復元できる筈です。

$ mv  .tkfusen   new.tkfusen (.tkfusen を new.tkfusen にリネームする)
$ mv   old.tkfusen   .tkfusen  (old.tkfusen を .tkfusen に戻す)
これで正常に起動できれば  new.tkfusen  というディレクトリは不要です。
$ rmdir  -r  new.tkfusen  (new.tkfusenディレクトリを配下のファイルも含め削除)
括弧が余計に付いて起動できなくなる現象は、ずっ〜と以前にデバッグ中に経験したことがありますが、どーゆー時に起きるか、なぜかという点については今のところ分かってません  (^_^;;;